2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

原発と共に生きたこと・メモ

私の父は、貧しい漁村から炭鉱に就職したもののすぐ閉鎖となり、あてもなく出て行った関西でプラント建設業界に飛び込み、製鉄所や化学工場や火力発電所の建設を生業にして、その後若狭で原発に仕事が増えたので拠点を移しました。高度成長期の電力や工業の…

バンコクのビル建設の話

バンコクはデルタ下部なので土地はズブズブ。30cm掘れば水が出るゆるゆるの水漬けオカラみたいなもの。そこにビル建てるときはどうするか。地震はほぼない。ます、長い串を何本も立てる。しかし重機が入ると重機ごと沈む。なので大きな鉄板を掴んだショベル…

小熊英二その他の闇・メモ

政治の季節の過激さが脱政治化してノンポリ化したはずなのになぜか反権力仕草としての清貧根性論が残って、それの反動で新自由主義化で獲得競争性資金が増えていくタイミングで「金を取れたやつが偉い」にいきなりなって… https://t.co/Qw2J01r4aH— 楚ノ名臣…

「多様性」とメリトクラシー・メモ

多様性が増すほど、数字とお金の重要視が増すの、パラドックス的で興味深い。文化や特徴や嗜好や信条の異なる人が、混在していくほど、コミュニケーションと調整の難易度が上がっていく。結果的に、統一言語としての数字やお金の価値が上がってく問題。— 深…

少女漫画の「それから先」をめぐって・雑感

たぶん少女漫画の穏当化、はっきり言えば衰退と逃避は、現実の少女たちが援助交際という売春を始め、それを描くことができなかった、許されなかったという時点で宿命づけられていた。その後の援交がファッションではなく、精神疾患や現代の貧困と結びつくよ…

「運動」の手法の終焉・メモ②

なんで社会運動がこんなに嫌われるようになったのか、やっぱり左翼はキチンと総括して考えて現実的な闘争手段に転換すべきじゃないのかな。— 黒猫亭ワクチン接種完了 (@chronekotei) 2021年4月12日 すごく具体的に表現すると「理不尽な暴力的手段でカツドウ…

「運動」の手法の終焉・メモ①

実際オレは、これだけカツドウカが嫌われている世の中では、声を上げることの重要性は変わっていなくても、その目的達成のための騒ぎを起こすことって社会の反感しか買わないと思っている。その辺、イシゲさんがスレッド前半で語っていることの延長上にある…

アニオタ「ヤマト」以前・メモ

あさりよしとおさんが、最初のアニメムーブメントはヤマトじゃなくて1972のトリトンのお姉様方ですとツイートされていて、首がもげそうなほど振ってしまった。雑誌も最初はアニメージュじゃなくてoutの宇宙戦艦ヤマト特集だよね。売り切れて大変だった。— か…

人文系の査読は世間のリテラシー・雑感

かつて「アカデミズムとジャーナリズム」の対比で語られていたその「ジャーナリズム」の側の〈知〉のありようは、少なくとも日本語を母語とする本邦情報環境における人文社会系においては、いわゆる学術研究的な微視的精緻とはまた別に、やや俯瞰的な視野を…

ある歴史修正の手口・雑感

あずまん典型的だと思うが、自分たち以前はナチュラルに都合良く取捨選択して「なかったことにする」手口が身についとる輩、割とおるでな。それがあたりまえになる歴史修正の手口。「信者」という共犯者含めて。 何度か触れた、以前うちの若い衆学生がラノベ…

おたくの萌芽について・メモ

俺の子供の頃まではアニメ特撮は大きくなったら卒業するものだった。仮面ライダーはV3まで、ウルトラマンはタロウまではちゃんと見ていたが、それ以降は怪しくなる。アニメは小学5年で「ルパン三世」が、中学1年で「宇宙全巻ヤマト」が放送されて卒業し損ね…