2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

シャカイガクと「いじめ」の構造・メモ

社会学が突出して症状化しているから袋叩きにあってるけれども、これはある部分、かつての文学なり社会評論なりの〈いま・ここ〉を言語化する文法・話法が、その背後にあったインテリ文化人的自意識ごと、いまどき情報環境では全方位からの批判にさらされる…

オープンでフリーなインターネットw

僕個人の体験では、「オープンでフリーなインターネット(非登録制の掲示板)」は90年代末すでに匿名・無記名・捨てハンによる荒らし・煽り・騙りが横行していて、決定的にゴミになったのは2000年代始めに業者によるbotが急増したことだった。 https://t.co/WX…

バイト先で見たもの・メモ

私が20代の時にバイトしていた先では、4、50代の男性が多くバイトしていた。ほぼ全員独身で、非正規労働で何とか生活していた。その当時、「自分は将来、絶対、この人たちみたいになりたくない」と思っていたが、今は順調にその道を歩んでいる。「絶対にこう…

国と地方自治体、自治と自立の困難

こんなことを一挙手一投足、厚労省から言われないとできないようになってしまった地方自治体の硬直と、地方自治体を硬直させてしまった平時の霞ヶ関の無駄な干渉を、今後の猛省点として全公務員の記憶に刻んでもらいたい。 https://t.co/Tlldk8UhGy— 大貫剛 …

中国で声をあげる、ということ・メモ

中国で声を上げることはどんな感じなのか。10年近く中国のネットで活動をしてきた私が感じたことを少しお話します。ご興味のある方は、ぜひ一読してください。まず最初に言いたいのは、洗脳から目覚めた中国人は、中国で幸せを感じることはなく、怒りしか感…

根無し草、の見る世間・メモ

フランス在住の日本人の友人が「外国で暮らした経験がある人にはおもしろいと思う」って進めてくれた漫画「バクちゃん」を読んだんだけど、おもしろいとかそういう話を超えて、今まで会ったいろんな人たちの姿が次々と目の前に浮かんできて、涙をだらだら流…

サブカル受容の現在形・メモ

今の若いロックバンドに自分はあまり興味ないが先日読んだ漫画『マスタード・チョコレート』の、ある知られざるバンドを愛したことで、そこから人間関係の窓を開く主人公へ共感を覚えた これが大正時代ならば対象は詩歌だったろう 我々世代だとカルト系と呼…

無能に悪意を見出すな

陰謀論はまる人の話聞いてると 人間、とくに悪い奴は固い意志をもって物事に当たってる、てのが前提なのね 敵は必ず明確な悪意を隠してる、奴等の言動はそう見ていけばつじつまがあう、みたいな 俺はそこに乗れないんだ 己の見てきたクズ、ナメた奴、迷惑な…

敗戦なき戦後サブカルチュアの世界線

日本が勝利していたら存在し得なかったサブカルの担い手はいくつか心当たりが。まず松本零士。父親が戦闘機乗りだったが敗戦で失職して小倉に流れ着き、当地で進駐軍のアメコミに影響を受けたとあるので、まさしく敗戦によって「松本零士」たる土壌を築き上…

エリジウムと観光目線・メモ

「昭和レトロ」ってのは2021年時点だと、まだ世代や地域によって非日常と日常の境目にある事物だから難しい。「昭和の町食堂で生姜焼き定食を食べる体験」がテーマパークのアトラクションとして1200円(入場料別)で成り立つ世界もあれば、そんなのは日常の範…

(関西の) おばちゃんみたいなおっちゃん・雑感

こっち帰ってきて思う。関東のおっさんには少ない「おばちゃんみたいなおっちゃん」が有意に多いということを。衣料品店とか魚屋とか、商売やってる人だからかと思えばそれだけでもない。かつての上司(弁護士)や義父(サラリーマン)といった人にも頻繁に…

カイシャで働く会社員ということ

私は会社員の子なので「働く」という言葉から想像するのがまず会社員、長く会社に勤めて順当に出世してさえいればその人がちゃんと働いてるように錯覚する。それは自力では簡単に変えられない。しかし社会に出て思うのは、私が思う「ちゃんと」の極みにいる…