図書館とかの目星つけて出かける以前におのれの抱え込んどる古書雑書の山から必要なものを掘り出すのでほぼリソースが割かれるワヤが近年、ほんまに。
「積ん読」というか、積んであるブツでもおよそどういう中身のものか、程度の概略把握するようなつまみ読み拾い読みはしてあるつもりではあるんだが、それでも予期せんようなお題のつながり方やら必要の発生でそれらを相互に紐つけて「探す」のが難儀かつ手間で。
活字/文字の、しかも「書籍」というカタチに一応なっとるものでもこれだから、画像映像音声その他のアーカイヴスなんてのはほんまにどうやって「利便性」を担保しとるんだろ。活字/文字ベースの作法とはまた別の検索なり相互紐つけなりのやり方が確立されてきとるんかも知れんが。
そのへんの最先端なり現状なりはもう、お若い衆世代にお任せするしかなく、こちとら絶滅品種の活字/文字ネイティヴの「読み」実装筐体としては、自分の始末できそうな範囲とやり方とで活字/文字以外との相互紐つけを必要に応じて試みる、程度がいっぱいいっぱいだとおも。
実際、図書館等に「ない」本ってほんまに多くて、な……いや、おのれの手もとにあるからいいようなもんだが、でもそれっていまどきの情報環境だと世に広く知られてない&読まれてない&参照引用されてない資料、ってことになるわけで、そう思うと眼前のボロ本も何やらいとおしく……