*1
https://twitter.com/rosysea22/status/1186851069495611392
私も呪術的な感覚による防衛反応だと思うもの。
彼女らが嫌いなオタクの性欲とは「(萌え絵を見る)目線」に呪術性を感じて発動していると思う。「負の性欲」は動機に関する説明であって「なぜ『萌え絵ごとき』にあんなに強硬になるか」ということの機序の説明ではないのよね。
もちろんいろんな動機と理由からああやって萌え絵を炎上させているわけだけど、そうした人たちのうち、何割かはそうした呪術的な感覚に支配されているのではないかと思われる節があるのじゃんねぇ。
こっちで、女性が何に不安や恐怖を抱いているのか?ということのある種の実態の部分について書いているのだけど、この視線恐怖がなぜ「絵→自分を代表とする女性一般」に飛んでくるのか、という部分が大いに呪術的なのよ。
twitter.com/rosysea22/stat…>男の目線を、絵や写真などに向けさせてた方が、女にとってよほど快適だろうになぁ。
>なぜ、逆をやろうとする声が強いのか?これは、たとえばコンビニとかで考えればわかるんだけど、「その目線」が「そのままこっちに来る」からなんだよね。その目線のままその辺の女性を見ている(と感じる)。
こっちでクルマのエンジン音にたとえて話したけど、それを再度引けば、なぜ遠くでなっているクルマのエンジンがすぐ真後ろで鳴ってるかのように聞こえるのか?というのは多分に呪術っぽさがある。
たとえば自分の写真に釘を穿ったものが目の前に現れたら、胸が痛くなるかも。
例えばクルマのエンジン音ってあるじゃん?
エンジン音がしても距離があるときはそんなに怖くないけど、もし真後ろでエンジンの音がしたら、「このままここにいるとクルマにひかれるかも!」って怖く感じることがあるかもしれない。
経験的に知っているので、近いと反射的に音にビビるわけだ。
目の前に写真を自身の毀損したものを提示されたら、自分自身の肉体が傷ついていなくても恐怖や痛みを感じるだろうね。心理学的な説明はできなくはないだろうけど、「呪」とはそういうものなんだよね。それを意図する相手を強大であると想像するほどに、痛みや恐怖は強くなる。
自分の写真を毀損したものを見て、相手を卑小卑怯の輩とて腹を立てる者は現実主義者で呪術の感覚が鈍い。同じものをみて、我が身を呪う存在を想像して恐怖にうち震える者は呪術の感覚が鋭いと思う。
「呪」とは意味付けによる想念のコントロールではないかと思う。
前にこんな漫画絵で怒りちらすなんて、敏感すぎると書いたけど、エロに対してだけでなく呪術面についても敏感なんじゃないかと思ったりね。わりにこういう人は、写真や漫画の絵を見て相手を憎み呪うという呪術的な慣習をもっているのかもしれない。
そういう呪術派(?)な、…そうだな…別れた彼氏の写真を切り刻んだり焼いたりしたことがあるようなタイプの人なら、「漫画の絵に向けられる性的な視線(邪眼の一種)」に過剰に反応しても、おかしくはないよね?と思ったりはするのじゃんねぇ。
まぁ、なんで自分とは200%無関係そうな漫画の絵に向けられる「オタクの視線」を連想して「わぁ、キモい」となるのかというその辺りの仕組みはカップリング論争仮説を見てもらえばいいんだけど、それはそれとして、本来距離のあるものが時空を超えてピョンと迫ってくるのは呪術的な要素があると思う。
別にいいわけじゃん、2次元絵を見て「オレのヨメ」ってニヤニヤやってるオタクがいたとしても。
それを見て「(自分を代表とする)女性一般が性的な欲望にさらされている!」って言ったら、オタクからは「おめぇじゃねぇよ!」って突っ込みをいれておしまいなわけですよ。本来は。
でも「おめぇじゃねぇよ!」という説明の仕方では絶対に納得できない『何か』がそこにあるわけですよね。
それが、ある人にとっては「リアル女性の威信をかけて競合他者(二次元)を否定する」という理由であったり、自分にその視線(邪眼)が飛んでくるだろうと確信する呪術の存在だったりする、と。
まぁ、似たようなことを言い、外見的には同じ様式をもっていたとしても、女性の内面についてはめちゃくちゃ多様なものがありますよね。
外見的にはめっちゃかけ離れていても、内面的にはそれほど複雑多岐な動機をもたない男性とは、本当に好対照な現れだと思いますじゃんねぇ。
(ある意味面倒くさい)
こういうモノローグ的な、内攻的なことばともの言いとでひたすら「自分」を細かく塗り込めてゆくようなつぶやきは、ジェンダーがらみでフェミ風味な下味がつけられているとおぼしき人がたのそれに、一定の比率で見てとれる傾向かも知れない。「哲学」とか「思想」とか、あるいは昨今ならば「文学」(以前とはまた違う意味で、かも)や「芸術」「アート」(これまた以前とは違う意味で、かも)などの大文字に軽く引き寄せられてしまうようなココロの傾きを持ってしまったゆえの、何だろう、ご本人がいみじくも付け足しているような「面倒くさい」ものとして。