バンコクはデルタ下部なので土地はズブズブ。30cm掘れば水が出るゆるゆるの水漬けオカラみたいなもの。そこにビル建てるときはどうするか。地震はほぼない。ます、長い串を何本も立てる。しかし重機が入ると重機ごと沈む。なので大きな鉄板を掴んだショベルカーが自分の足元にそれ引いて入る。
— 毒かえるちゃん🐸@オーラで運転荒い国仕込み (@aminah2500) 2021年4月27日
たまたま泊まったホテルの横でその工事があり観察してた。鉄板2枚使って前に置いた鉄板の上にショベルカーが進み、そして2枚目を掴んでまた前に置いて進む。座布団の乗り換えみたいな感じでオカラか豆腐みたいな地盤を移動。何本も杭を打つ。
杭打ち済んだら本格工事ですが。地震がないので日本に比べて床も薄いし、柱も細い。驚いたのは建設中のフロアに板囲があってそこに建設労働者が住んでるんですよ。高架鉄道の駅から夕方になると作りかかりのフロア壁なしにほったて小屋があって人が犬連れてウロウロしてる。
住んでたコンドミニアムの近くに資金が尽きて長期放置な建設中のビルがあり、そこには観光用のおねだり象と象使いが住んでた。前通ると象のウンコが匂う。夜に観光客におねだりする商売します。違法です。時々摘発されて象4頭が連行。車道がますます渋滞。象は基礎工事で出稼ぎにきてた。
1997年のアジア金融危機でバンコクでもビルの建設途中放棄が多数出ました。鉄筋も鉄骨も赤さびだらけ。どうするんだと思ったら、10年経ってビルの建設再開。もちろんそのサビだらけ鉄骨の上にコンクリ塗ります。
タイのビルの床は日本のようにきれいに待ったらにはなってない。その上で別のコンクリこねたりするからです。その上にリノリウムを貼る。少なくともコンドミニアムはそんな作り。まぁマレーシアでも似たようなものでレンガの間が隙間だらけでアリが巣を作りますが。
バンコクの地下鉄計画は最初スイスの会社に依頼したところ天文学的金額の費用がかかるとされて計画が頓挫。その後数年して日本系企業が、日本のODAで掘ることにしました。企業の方に聞いたところズブズブの土地だから海底トンネル掘るのと同じだと言う事。気をつけるのはビルの基礎の柱位と。