「巨乳のポスター見たら、性犯罪起こすのかよｗｗｗ」に対する回答です。
— ミドリムシ＋自他境界線 (@midorimushi365) 2019年11月1日
直接ではないけど、結局は社会が引っ張られるから、「それはおかしいよ」と声を上げることは大事だという話です。
文字が多くなってしまいましたが。 pic.twitter.com/8fBHvrA2D2
2年前の某界隈のtweetからだけれども。
自分、このNOTESにあげるエントリーの中で、tweetその他で気になった素材を引っ張ってくる場合は、ほとんどまずいったん下書きとして｢寝かせておく」過程をくぐらせている。それは作業的に追いつかないということ以上に(それもあるけれども)、〈いま・ここ〉の内側で生成されたそういう断片はそのまま放流するよりも、自分との関係の中でどのように意味を持ってくるのか、あるいはまたその初発の印象やそこで抱いた感想とどう変わってくるのか、あるいはまた、転変してゆく〈いま・ここ〉自体との関係で新たな意味をはらんでくるのか、などなどを留保しながら、その上で改めて「書かれたもの」として「記録｣の場に流してゆく、それがひとまず最も手にあった、少なくとも自分にとっては誠実なやり方だと思っているからだ。
で、このtweet、「声をあげる」ということが自明の正義になっているあたり、まあ、あるあるなわけだが、もうさんざっぱら議論のダシになってきている「マンガ（アニメ、萌え絵、ゲームその他何でも) を日常的に摂取しすぎると、◎◎◎(おたく、なり変態なり性的犯罪者予備軍なり、随意に何でも)になってしまう」というあの話法について、それなりにマジメに説得力持たせようとしている点において、例の「温泉むすめ」めぐっての炎上騒動がこれまでとやや違う様相を呈して延焼し始めている現状で、もう一度その下書きのハコから引っ張り出して眺めておく意味もあるのかな、と。
いわゆる「宇崎ちゃんポスター」騒動の際のtweetではある。献血奨励のために巨乳キャラの主人公が活躍するマンガ「宇崎ちゃんは遊びたい!」とのコラボ企画として、日赤が公式に展開していたポスターに、例によっての界隈が文句をつけてきた、という一件。いまさらながらではあれど、前提として。
