たいやき売りのこと・メモ

販売接客の人手が足らなくなったので
大学生の子を、
時給1500円3時間 交通費1000円
5500円の報酬で3名入ってもらう。

よい機会なので、労働基準法で規定された労働者側の権利、社会保険加入義務の条件、委託労働との違いを説明する。賃金は前払いの上、契約。
手払いで現金を前払い給与としてもらうと重みが違うものだろう。


とはいえ、私にも戦略がある。


口にするものを売るわけだから
くたびれた50すぎのおっさんからより
キビキビした兄さん姉さんから
買いたいと思う人が多い。


いやらしい話だが
清潔感と共感がなければ
購買心理は動かないので


とはいえ、彼らは販売の素人
最初は、コツをレクチャーしてみせる

アイキャッチ、声かけ、販売


一人足を止めると、人間の心理で、「あの人が足を止めるなら、きっと美味しいものに違いない」という心理が働き、次々と購買につながることを実演してみせる。


最初の一人をつくるのが本当に大変なので、奥の手で人の流れを止める方法も
焼きあがった鯛焼きを持って
近くを歩くお子さん連れに近づき
試食を勧める。


あくまでお子さんに声かけするのがポイント
「お子さん、アレルギー大丈夫ですか? 大丈夫なら、お母さんと味の感想聞かせてください」


当然、お母さんは警戒するわけだが、こっちは販売を目的にはしていない
客の流れを止めて、注意を引かせるのが目的なので、だいたいうまくいく。


雑談でもできればしめたもの。
この頃には、本当に購買意欲が高まってる客が足を止めはじめてるので、丁重に礼を述べ、ブースに戻って販売する


若い子は飲み込みが早いし
やはり、おっさんが声かけするより
成功率が高いw


なんだかんだで、焼き手に専念でき
無事に完売となりやした