教育

近現代史アカデミズムのワヤ・メモ

近現代史のアカデミックは本当にヤバいよ。自分がテーマにしてる日中戦争なんか公平な視点の論文は通らない。実際に自分が査読で受けた指摘で「日本の善政を喧伝する気か?」ってのがあった。いや、そうではなくて…の完全論破したけど、過去3本の論文はすべ…

いちばん勉強しなかった世代・雑感

被害というか、団塊世代がさんざん暴れた後に大人になったわれわれにとってはいろんな意味で不毛な時代であったという気もするんだよな。— ジャッパの星 (@loira294) 2022年9月15日 被害というか、団塊世代がさんざん暴れた後に大人になったわれわれにとって…

あたしのビートルズ

6年4組のみんな、卒業おめでとう。最後に先生から話をします。イオンとドンキしかない国道沿いのこの街を捨てて東京に出て、早稲田大学教育学部からメーカーに入って、僻地工場勤務で鬱病になって、かつて唾を吐きかけたこの街に逃げるように戻ってきた先生…

学問をめぐる情報環境の変貌

本邦「人文系」是非論、言われても致し方ないと思う昨今のワヤ露呈具合ではあるし、おっちゃん基本的に同様の指摘を30年以上前からずっと、半径民俗学界隈足場で言うてきとるからいまさら何も驚かんが、ただ、だからこそ問題の切り分けは必要やとおも。 ただな…

センス・オブ・ワンダーの内実

「化学と生物」という科学雑誌で、年配の方(今なら90歳以上の世代)が書いていた文章のいくつかが印象に残っている。学校で教えられた原理・法則の美しさに衝撃を受けた、という話。乱雑に見える自然界を貫くシンプルな法則の存在に、その美しさに驚いた…

「ぬり絵」の稿料、他

1970年代、白土先生の元アシさんから聞いた話。業界最高原稿料は先生の1ページ7万円❗️に驚愕!(当時は単行本化収入が定番化しておらず、漫画家の原稿料は年々上がり下がることはなかった) さらに驚いたのは大ファンの岡本颯子氏が先生の妹さんと教えてもら…

左派活動家に至る途

左派の活動家を見てると、・何者にもなれなかった人間・なりたい自分になれなかった人間の2種類がいる。広義のしばき隊界隈でも、本業がしっかりある人間と、本業が見えてこないタイプの間に、溝がある気が。ライターなんてのは、左派系出版社に気に入られ…

「鉛筆読み」の効用

中学英語を書いたので、次に中学の理科社会の学習法を。理科は電気のところで計算しなきゃいけない部分もあるけれど、4分の3は暗記と理解が必要なだけなので、まずは暗記で済んじゃうところから話を始める。— shinshinohara (@ShinShinohara) 2021年10月14…

大学現場の教育力・メモ

https://twitter.com/_0ranssi_/status/1446712425227513862 「問題学生を搦め手の指導で卒業させてた高田純次系教員が退官して真面目な教官ばかりになり、問題学生が適切な指導されずにいる」という話に「義務教育じゃないんだから卒業させなくていい」「正…

音読み熟語が読めない

前にも書いたけど、「勉強できない子」はまず、音読み熟語がわからない、というところでつまづいていることが多い。何を隠そう、私自身がそうだった。そして塾で指導してきた感覚だと、公立中学で偏差値55以下は音読み熟語が苦手。偏差値50以下だと、それが…

那須正幹の記憶

www3.nhk.or.jp おれは子ども部屋の2段ベッドの上の段に腰かけていた。友達のお母さんが家に来て、下の階で母親と会話していたが、友達のお母さんはおれの名を呼びながら階段を上がり部屋に入ってくると、2冊の本を差し出した。「これ絶対に面白いから」おれ…

和光学園&小山田圭吾問題・メモ

小山田圭吾の虐めの話、小中高和光学園てので「あー」って納得な部分があった…俺は幼稚園のみ和光だが、いじめが行われているのが明らかなのに、基本先生は放置だし、なんなら弱いからいじめられる、強くなれ、ウチはそう言う教育方針でそれが自由ということ…

【倉庫】札幌国際大学問題関連web上でのリリース

映像・文字混在していますが、とりあえずweb上で参照しやすいものをざっくり時系列にて。必要あれば今後、追加してゆきます。*1*22020 03 31【NHK】札幌国際大 ・学長と理事長 対立・留学生 受け入れ めぐり対立 https://youtu.be/zX1uOG8oZ-Q @YouTubeより …

日米の「工業化」比較・メモ

日本の航空兵力は国力に負けたって言うやつ生産数に負けただけかと思ってたんだけど、軍需産業の構造がアメリカと日本でだいぶ異なってたのがしばらくしらべてわかってきた感じ— ぼろ太💙💛 (@futaba_AFB) 2020年7月31日 日本の当時の航空産業は国内の最先端工業…

「人文書」の時代

実際、1970年代から90年代まで、出版業界は好調で、それは「人文書」という、知的大衆を前提にした、一般人向けの学術的教養書の市場があったことでも証明される。岩波、ちくま、みすずといった良心的出版社や、地方・小出版社も、妙に数が多い知的大衆向け…

「体育会」の問題・メモ

だから仲間内だけのノリで遊んでいるうちになぜか悪い方の行為をエスカレートさせて、最終的に被害者出して新聞に乗る羽目になるんじゃないかと。仲間と合わせて競うだけの行動指針で結果が悲惨なことになるまで自分達では止められないのでは?— ねえね 猫の…

「交差性」intersectionality とは?・メモ

掛谷先生 @hkakeya が訳された動画「交差性 (インターセクショナリティ) とは何か?」を書き起こしてみた。交差性は最近流行りの政治運動である。交差性とは何か? 誰が推進しているのか? それはいったい何を意味するのか? Daily Wire 編集長のベン・シャピー…

東大卒のワヤ

上氏と米山氏の最大の功績は、東大医学部に入る受験勉強の能力など、世の中では全く役に立たないと世に広く知らしめたこと。自分の得意なことに意識過剰になって、自らに欠けるものが見えなくなるのが彼らの特徴。東大に入ってクイズばかりやっている人間も…

教材としてのドラクエ・メモ

新任の時、K君と言う生徒を担任した。割と幼い子供で、国語はあまりできる子供ではなかった。その子供が授業中に目を輝かせたことがある。それは私が「と言うことでピラミッドから抜け出せない池田です」とドラクエ3にはまっているときに呟いた時だ。その時…

「天才」の発想について・メモ

コレって、サヴァン症候群の天才たちのイメージに近いんだろうけれど。自分らがイメージする天才って逐次処理能力に優れ、絵画や塑像、作曲や詩作、数学や建築に特異な能力を発揮するが……小説や脚本や漫画は書けない。並列処理の複雑系だからだろうか? http…

熟練とイノベーション・メモ

*1 ある、水耕栽培の農家さんでの出来事。障害者学校の先生たちが見学に。苗を植える様子を見て「あれならうちの生徒にもできそうだね」とつぶやくのを、農家さんは内心、聞きとがめた。というのも、その作業は簡単に見えて、とても熟練の技術が必要な工程だ…

「知的好奇心」のあり方

*1 学力の低い学生のほうが、この傾向が顕著なのを体感。自己肯定感が低いと「知らないこと→自分のこれまでの知識の否定→不快」「知っている知識→自分が正しいということの証明→快」という手順で受け止める。初めての知識を好奇心を持って受け止めるには自己…

僕の中の「ウエマツ」

*1 津久井やまゆり園の話で反響が大きかったので、僕の中にドス黒い感覚が生まれ植松思想が全く理解出来ないものではなく、理解出来てしまうようになった経緯をつらつらお話ししようと思います。一言断っておきますが、理解出来る事と共感する事は違いますの…

「疑う」ための理由づけ

・「疑う」ことを面倒くさがって、効率の良い勉強には不必要だと思っている。・「疑う」ことをすると、教員からも同級生からも「出る杭」認定されてしまうので避けてきている。・「疑う」ことの必要性、重要性を感じたことも聞いたこともない。— 大野智久 (@…

もうひとつの「無敵の人」群・メモ

https://twitter.com/yontengoP/status/1161913426278412290 *1 で、この手の手合ってのは よく言われる「追い込まれたタイプ」の無敵の人とは違う そもそもが、捕まろうが批判されようがお構いなし、 何故なら「俺が至上だから、周りがどうしようが関係ねえ…

「読む」をめぐる因果

*1 「読む」についてもうひとつ思い出話をします。僕の大学院の先生は猛烈に「読む」にうるさい人でした。授業では学生がレポーターになるんだけど、もう全然進ませてもらえないの、突っ込み入れられまくりで。90分x2で1パラグラフしか進めない、なんてよく…