世代

JICA炎上と〈おんな・こども〉の領域・雑感

JICA大炎上になっていることをめぐって、ゆるく雑感。 JICAならJICAで、中で仕事している人がたの中には、猖獗極めているゆるふわキラキラwoke大正義な「空気」や「ノリ」に違和感抱いてる向きもいるのだろうと思う。 でも、それは、JICA本来の、そして今も大き…

雑感ひとつ

「現実」というやつ、ことわれらニンゲンに関する限り、目耳鼻その他この生身の五官はもとより、それ以外の第六感だの何だの、しかと自覚も認識もできないようなあやふやな領域なども含めて、とにかく全部まるごと総動員して取り入れるさまざまな刺激や情報…

産業化された人間関係・雑感

・映画『ソーシャルネットワーク』を見た70代の老人が「この映画に出てくるのは人間と人間の関係ではない、“組織の中の役割”で決まっていく関係だ、非常にindustrialized(工業化、産業化)された関係のように見える」と感想を書いていて、見た時は新鮮に感…

ブルーカラーが足りない・メモ

今の日本社会はブルーカラーが致命的に足りない工事現場見てみ?過半数が50以上だ。彼らはあと10年でリタイアする街のオフィスビルには若者がいるが、いったい何やってるんだか状態だ実は物流はもうスポット需要にこたえられない状況になってきてる。一般人…

Z世代の語られ方・メモ

Z世代が言われたくない言葉10選です。①とりあえず3年は頑張れ②俺らの時代は○○だった③スマホでメモ取るのは失礼だよ④あたりまえ・常識・普通⑤若いんだから⑥いくらでも代わりはいる⑦それくらい自分で考えて?⑧わからなかったら聞いてって言ったよね⑨そんな甘く…

氷河期世代の「公共」・雑感

いわゆる氷河期世代、自分が最初に大学に就職して、非常勤も含めてその頃教えていた学生若い衆らが概ね該当することになるが、当時の就職難についてその頃から怨嗟の声があがっていたことは、はっきり覚えてはいる。 ただ、同時にまた、その怨嗟の調子、「貧…

氷河期ロスジェネ世代的怨嗟・メモ

バブル崩壊による超絶不景気と、氷河期世代の有り余る労働力が悪魔合体した平成デフレ社会があまりに長すぎたんだよな。企業が便利すぎたロスジェネバイトリーダーに甘えまくった結果、まともな給料を払うと潰れるゾンビ企業が増殖した。社長一族と愛人秘書…

「あたらしい公共」の正体・雑感

かつての民主党政権時代、マニフェストだか何だか能書きは忘れたが、とにかく声高に得意げに叫び回られていたあの「コンクリートから人へ」が、要するに「戦後スキーム」下の公的資金配分の仕組みのつけ替えだったことも、すでに世間にも察知されてきていて、…

平成初期昭和のラブソング・メモ

私は平成初期昭和の男性アーティストのラブソングが結構好きなの。彼らの曲のなかに「恥を気にする姿勢」がなくて。失恋したら病みまくるし、返信待って眠れなくなるし、格上の女に破滅覚悟でぶち当たりに告る決意固めて突っ込んでいくし。恋愛で汚れ役とい…

戦前/戦後、の分断史観・メモ

「戦前」が「意外と豊か」という歴史認識、昭和初期モダニズム全盛時の都市部の世相風俗に特化して合焦するような習い性がここ四半世紀ほどで一般化したこと、それによって従来の「戦前/戦後」分断史観を相対化する「驚き」ともあいまってのことかと。 都市部の…

氷河期の就活面接・メモ

この理不尽な就活の中で唯一凄いなと思った会社。面接と筆記試験の日程が急遽学業の研究発表と被ったのだけど、連絡したら日程を変えてくれた。で、当日行ってみると私一人しかいない。重役室みたいな場所で試験を受けて、面接。あ、面接は一次面接です。(続…

母親がパソコンを捨てた

母親がパソコンを捨てた。もうパソコンはやらないのだと言う。四半世紀もの間、メール書いたり、文章書いたり、写真とったり、Facebookにアップしていたが、WiFiがつながらなくなり、つなげ方が分からないという理由で、永遠に止めてしまった。デジタル人生…

「おたく」と「サブカル」定義・拾遺

ふと思ったが。和製サブカルとオタクの本質的な違いは、目的がモテたいなのか、自分の好きに耽溺したいか、なんだろうなぁ。自分が異性の目を気にしてる・性的な目で異性を見ているから、オタクもアニメや漫画の二次元の創作物も性的な目で見ていると思い込…

おんなと「論文」「学術研究」文体・雑感

分野は何であれ「学問」を志したおんなさんがたにずっと感じていた違和感があって、それは人文社会系限定かもしれないのだが、つまり「論文」的な文体やその約束ごとなど、言葉や文字表現についての「そういうもの」にどうしようもない反感や疎外感みたいなもの…

「女を買った」譚・メモ

https://x.com/tokophotoko/status/1850994620714426574 「女を買った」自慢を大きな声で話してて不快だったというポストを見て思い出した。昔、友達が男だけで東南アジアのある国に行ってそういう場所に行くことになり、いざ女の子と対面するとどう見ても未…

「闇バイト」と保護司・メモ

みんな闇バイト闇バイトって、どこか遠い世界の話のような感覚かもしれないけど、保護司やってると中々リアルに闇バイトの存在を感じる時があって、私が受け持ってる対象者に仕事はどう?って聞いたら「現場はちゃんと行ってます。あと闇もやってます」とか…

トー横その他「界隈」のこと・メモ

税買本の関係で図書館とヤンキーに関する本を読みまくっている変な人にここ数年なってたんだけど、どうも現在漫画のヤンキーに一番近いタイプの集団が、いわゆるトー横界隈や自撮り界隈なのではないかという説が自分の中でじわじわ濃厚になってきていました…

「文学評論」という稼業の背景

「文学」なり「文学評論」なり「文芸批評」なりが、よき時代と情報環境に下支えされた「教養」にそれなりに裏打ちされた人がたおよび知性とに担保されるもので、そのことをまた世間一般その他おおぜいも「そういうもの」と信頼して/できていた時代、がそれなり…

女子社員教育のむかし・雑感

「だいたい、新人女子をみていると三種類に分けられる。一つは、いわゆる男勝りの勝負師というタイプ。その次はまったく逆で従順そのものの良妻賢母型。第三番目は戦後とくに増えた型として、どうせ一生この会社にいるつもりはない。要領良く適当にやっておこ…

おんな(のこ)、のしたいことを許容すること・メモ

小6でこのスタイルは羨ましいし、そりゃ人前でたくなるよ。10代の女の子、こういうの悪く言うおじさんは変なこと考えてるやつだし、おばさんは絶対なーんもしてくれない人だから無視していいよ、距離とったほうがいいよ。やれ。私はもっと早くスタートしてた…

ヤンキーと不登校・メモ

不登校の子の懸念は「弱さ」であって、ヤンキーたちは悪くはあれど活動的で積極的という意味で「強い」。だから昭和のヤンキーがやっていけることと比較して「なんてことない」とは思えない。以下脱線。多くの不登校親を見ると、だいたい「傷つけない」に終…

松岡正剛のペテン・メモ

これは本当に自分も多々聞いたことがある話で、「松岡正剛のプレゼン力」というのには、若手官僚なんかが相当影響を受けてるところがあって、いわゆる「霞ヶ関ポンチ絵」というのがどこから発祥したのかというと、松岡正剛じゃないのかという話も聞いたこと…

松岡正剛の時代と「教養」・メモ

松岡正剛は、ケインズ、ラヴジョイ、その他接点があるところで見るたびにほぼデタラメしか言ってない。嗅覚はあったが博覧強記というよりお調子者の聞きかじり。高山宏も五十歩百歩。他の人々もきちんと検討すればボロが出るのでは。教養とはそういうのが見…

30年後の「ときメモ」学習・メモ&雑感

結局これも文芸の系統なのではないかと思います1992年のエロゲが先ですけど、マップ(街)を徘徊してイベントを探し回る、てのがドラクエ以降の表現上のフロンティアだったのは間違いないかと昔のあの文豪なら絶対ライティングしてるよな、とかなんとなく想…

嗜好品としての恋愛⇒セックス・メモ&雑感

脳に可塑性がある10代で、良い体験がないと、その後ハマりにくい。逆に10代で良い体験があると死ぬまで引きずる。ゲームなどの趣味で良く見られるけど、これたぶん異性にも当てはまると思う。10代で異性に良い体験がないから、性欲があっても結婚には繋がら…

東大≒穀潰しタワー・メモ

世の中の大人は穀潰しタワーの住人と違って「こういう所の出身者を採用したら、自分の会社でも同じように政治的主張を合意無く窓に貼り付けたり『戦争反対の署名お願いします』の迷惑メールを職場の部署全員ccで送ってくるかもしれない」と考えますよ。煽情…

ガールズバーから考えた・メモ

一時期、接待兼ねてオタク系のガールズバー行ってた事があったけど客が女の子にドリンク出すの渋るの結構普通の光景な印象だった。昔のメイド喫茶もそうだったけど、オタクは実利が無いとお金出さないし、その辺りが女性からもキモいと思われてる感あった。—…

「専門性」について・雑感

「専門性」ということを、あらためて考えてみている。 とりあえずは学者研究者、昨今の言い方に倣えば「アカデミシャン」というあのけったくそ悪いもの言いになるのだろうが、良くも悪くもそういう立ち位置を方便としてでも取りながら世渡りしてきた身ではあれ…

ずっとすわって授業を聞けるチカラ、その是非

中学高校の頃からショート動画で育ってる子らが90分の授業ずっと座って聞いてられへんのは当たり前やし、そら映画かて早送りで観よるで、って話をしていた。それにいまは大学の学費も高い、親も昔ほどゼニ持っとらん、バイトせなあの子ら大学行かれん、その…

半世紀前の日本の学生運動、のこと・メモ&雑感

ふっと振り返れば、半世紀前の日本の学生運動だって似たようなものだったと思う。煽動する能力に長けたトップと、それに盲従する烏合の衆と。ただの烏合の衆だったからこそ、年月を経てあの騒動をマイナス面から総括できる人は一人も出てきていない。 https:…