メモ

押し入れ、のはなし

あれは2015年か、そこらのことだったか。当時、成年向け漫画のスレか何かで、誰かが奇妙な話を語りだした。何でも、ある作家の描く成人漫画には、毎回必ず押入れが出てくる。ここまではまあそんなこともあるだろうな、という話だ。だがそれだけではないとい…

可視化される「ポリコレ当たり屋」・メモ

今日の朝会で聞いた話をメモっとく。キーワードで「ポリコレ当たり屋」というのが大分聞かれるようになったらしい。たわわ、例の駅のバリアフリーの人、本当に改善するつもりではなく、ただ騒ぐのが目的の人。もう企業でも「ポリコレ当たり屋に絡まれたら無…

あたしのビートルズ

6年4組のみんな、卒業おめでとう。最後に先生から話をします。イオンとドンキしかない国道沿いのこの街を捨てて東京に出て、早稲田大学教育学部からメーカーに入って、僻地工場勤務で鬱病になって、かつて唾を吐きかけたこの街に逃げるように戻ってきた先生…

メガバンの春

「複数ポジションで採用中です!」みんな笑っていた。ラウンドAで小銭みたいな5,000万を集めたきりサービスが停滞しているのは誰の目にも明らかで、威勢のいい採用の話は社員が続々と辞めていることの裏返しだとみんな知っていた。みんな笑っていた。メガバ…

遠くて叱ってくれる人、がほしい

高2を境に人生観が変わってしまった僕の話中学は近所の公立中に通っていた。当時は将来に対する怖さは全く無く、友達も沢山いる環境に居た。高校は第一志望の公立に落ちてしまったため滑り止めの私立に通うことになった。新しい環境になっても高1は中学と変…

「演歌」という定型の凄み・雑感

いわゆる演歌がいま何となく共有されているようなイメージ通りの「型」として完成されたのも概ね1970年代あたりのように感じるんだが、それ以降は明確に「歌詞」に意味を委ねる必要はなくなり、フシその他演歌的「定型」そのものが本質であるようになってい…

コロナ禍と国際海運・メモ

コロナ禍の海運の乱れがいつまで続くのか心配している方も多いと思います。今日はこの点を書きます。長文お付き合い下さい。マレーシア港湾当局は「少なくとも2022年上半期まで続く」と述べています。ちなみにマレーシアの2大港のクラン港とタンジュンペラパ…

眼前の貧困・メモ

この季節になるとよく思い出す。灯油配達の仕事をしているとコテコテの貧困者や貧困ラインすれすれな人を相手にする事もたまにあった。彼らの多くはお世辞にも美しくは見えない。彼らの要望や振る舞いの中に染み出してくる独特の雰囲気。正直、嫌な気分にな…

ヴィジュアル系とヒップホップの関係・メモ

90年代のヴィジュアル系、90年代の日本語ラップシーン直撃世代の自分にとってもこの方は面白い存在だと思うので注目はしている。ただBADHOPのように本質的な部分でのV系とのリンクではなくて、バブル期以降のポップカルチャー化したV系が産んだ存在かなと思…

「歌謡」のチカラ・メモ

マクロスがアニメとアイドルを融合させた部分はあるけれど。アニソンの女王・堀江美都子さんが、日本コロムビア社内では「美空ひばりの次に偉い人」と呼ばれるほど、歌は元々強かった。勝新太郎・萬屋錦之介・三船敏郎の会社潰した三人で、勝が早く借金返済…

もうひとつの「失われた30年」の内実・メモ

節子、だからそれ、「昭和後期~平成初期」あたりで認識固定されたまんまってことなんや、本邦フェミジェンダー系界隈の認識が。 https://t.co/Xr1weSYZXy— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) 2021年11月26日 フェミジェンダー界隈の主戦場のはずの領域につい…

萌え絵とその変遷・メモ

萌え絵はもう死語になりつつあるので便宜上仕方なく使うけど、萌え絵が女性蔑視という話がここ2年くらいで急に出てきておかしな主張が力を持ち始めてる様な気がしてならない。似た絵柄を描く人が韓国中国に留まらずアメリカにも沢山いますが、では世界中で…

先進医療終焉の予兆

恐らく日本で先進医療が受けられるのは今がラストチャンスで、本当に近い将来世界で使われている薬が日本だけで使えなくなる未来がやってくると思います。一番の理由は財務省の過度な薬価引き下げで製薬会社として日本は魅力のない市場になっていること、次…

宇崎ちゃん問題・メモ

「巨乳のポスター見たら、性犯罪起こすのかよwww」に対する回答です。直接ではないけど、結局は社会が引っ張られるから、「それはおかしいよ」と声を上げることは大事だという話です。文字が多くなってしまいましたが。 pic.twitter.com/8fBHvrA2D2— ミド…

私が漫画家になりたいと思った理由

私が漫画家になりたいと思った理由は少女漫画が女性の仕事だったから。お茶くみも宴会もなくデビュー当時はすでに男女同一原稿料でした。だから希望を持ちました。女性向けは恋愛ものが多いので恋愛に伴う性表現も仕事です。男性を狙って性表現を規制すれば…

2010年代ツイフェミの記憶・メモ

なぜ2010年代のツイフェミを語ったかというとTwitter上の知り合いが傾倒して後に壊れて消えたから。あの頃もイラスト表現などに抗議していたけど本質は別だった。出口のない怒りに燃えて自分自身がいやになって辞めた印象。kutoo以後に目立ち始めて人たちと…

洋画吹き替えの技術者回顧・メモ

今のテレビマンは理解できないかな。昔、地上波各局がゴールデンタイムに「洋画劇場」を置いていた頃は、吹き替え版こそが番組のオリジナリティだったので、同じ映画でも吹き替えは各局が独自に制作してました。映画担当者同士は仲良しだけど、他局版を使う…

電子立国ニッポンの闇・メモ

50年前の1971年11月15日付Elctronic News誌にて始めて広告されたi40044004は日本のビジコム社が開発費を負担してインテル社が開発したビジコム社の4004搭載電卓は売れなかった4004の将来性に気が付いたインテル社は、開発費をビジコム社へ返却して自社発売を…

生まれは温泉街

https://twitter.com/sanjou_keihan/status/1461270363334066176?s=20 私の生まれは温泉街で、秘宝館こそないものの、幼稚園の頃までは街中にストリップの小屋があった。店の前には、いつも怖いおじさんが長い木の棒を持って立っていて、子供が寄らぬよう店…

一兵卒トハ

昔、近所に住んでいた元陸軍航空隊のおじいさんに「一兵卒トハ農家ノ次男三男ニシテ頭ハ良クナク敵ヲ見レバ猪突猛進シ婦女子ヲ見レバ奇声ヲ発スルモノ也」という言葉を教えていただいたのを思い出しました。— ミサゴ (@Trevor8394) 2021年11月15日 昔、近所…

ささやかな社会貢献

自分は自分を「学者」とも「研究者」とも思うとらんし、そう呼ばれるのも正直居心地悪いし、何にせよ外道で規格外の物件という自覚だけはまともに持っときたいと思うとるが、それ前提でなお、ものを考えること、考えてそれをできる範囲で世に還元することは自分…

「おはなし」の制御のされ方・メモ

猗窩座さん、煉獄さんとの対決では典型的なアレな小物っぽく見せられており、もしあのまま彼のバックボーンが語られないまま彼が殺されていたら、恐らく彼はネタキャラ以上の存在にはなれなかったと思うのだよな。では逆に言うとバックボーンの語られなかっ…

「家族と縁が切れている」時の終活作法・メモ

*1 スナックのママが「俺はもう、家族と縁が切れているから頼む」と言われて、多少の葬儀代は預かったそうだが、家族が居ないとまず死亡届を誰が出すんだで結構詰みます。火葬だけするにしても、死亡届を出せるのは原則家族です。なので生前から身内出ない人…

上野昂志の「うた」の位相・雑感

*1 肉体の時代―体験的’60年代文化論作者:上野 昂志現代書館Amazon 上野昂志という名前ももう忘れられかかっているのだろう。だが、いわゆる大衆文化についてこれまで人文的な批評をものしていた一群の人たちの中でも、いま改めて読み直してみて、まだ何か引…

おたくとサブカルの対立問題・メモ

喜多野土竜【⋈】腰痛持ち on Twitter: "一日二回ご飯がいただけたらありがたいと思え、結婚できると思うな、と入門志望者にさとす師匠もいたとか。 貧乏が当たり前ではいかんけど、実際に儲かりたいが主の人間は、儲からなきゃ辞める。米朝師匠らは、このま…

「バブル恐怖症」のこと・メモ

まあ、今の財務省は「バブル恐怖症」に陥っているという点は間違いなくあります。特に1997年以降のバブル崩壊の処理で悪夢を見るような経験をしたのは「民間に余裕ある金を持たせるとバブルをまた引き起こす」という強烈な印象を与えてしまいましたから。 ht…

おたくのいがみあいの起源・メモ

これも何度も言ってる話だけど、80年代の「OUT」や「ふぁんろーど」では男性の投稿者も(当時でいう)やおいをネタとして取り扱ってる人が普通で、忌避・抑圧してる人は皆無ではないけど多数派ではなかった印象がある。— 葛西伸哉(HJ文庫『封印魔竜が〜』発…

高齢者層の「知性」

これ、なんでもそうで、インプットが足りない人の発想ってのは必ず陳腐なものになるんだよな。陳腐なんだけども当人は物凄くオリジナリティや創造性に溢れることを思いついてるつもりだったりする。特に若いうちだけ勉強してた人がこうなる。常に何かインプ…

大学現場の教育力・メモ

https://twitter.com/_0ranssi_/status/1446712425227513862 「問題学生を搦め手の指導で卒業させてた高田純次系教員が退官して真面目な教官ばかりになり、問題学生が適切な指導されずにいる」という話に「義務教育じゃないんだから卒業させなくていい」「正…

コロナ遺体のエンバーミング・メモ

コロナ陽性死亡者のエンバーミングの話、解説してくれって声がかかったので解説します。コロナで亡くなってもエンバーミングすればお別れができるのかについて。https://t.co/6Y28WlHrxJ— 佐藤信顕@葬儀葬式ch 日本一の葬祭系Youtuberです (@satonobuaki) 2…