2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「冷笑」と本気の間

ネット右翼の起源とか、若者保守化の背景とかの考察は数々出版されていて、それ事態は結構なことなんだけれど、平等を突き詰めた果ての太田竜とか、ニューエイジ思想の問題点とか、当然の前提だと思っていたものが、全くそうじゃなかったことに驚く昨今。危…

「昭和」なモノたち・メモ

昨日辺りからTwitter上で「昭和」が話題ですが、考えてみればポケベル、ⅯD、留守番電話も平成時代ですし、使い捨てカメラ、ワープロとフロッピー、家庭用ビデオデッキ、テレフォンカードはぎりぎり昭和時代の最後の方です。どっぷり昭和時代というと何があ…

ヤング・ジャンプという記憶・メモ

今のマンガや評論をろくに読んでないので、とんちんかんなことを言ってたらツッコミ入れて欲しいんですが、マンガ評論の世界には小学舘歴観みたいなものがうっすらある気がします。ここで触れられていることよりちょっと遡るんですが、本を読むタイプの子の…

「なつかしさ」と文化史のための記録や資料

「なつかしさ」とは別なモードになって初めて、文化史や風俗史は成り立つものかも知れない。逆に、「なつかしさ」を駆動させておかない・おけないジャンルだと、資料が失われやすいのかも知れず。このへんパラドキシカルに思えるかも知れないが、案外見逃さ…

「キャラ」とポリコレ・メモ

俺は「金髪白肌エルフの肌色を変えて金髪褐色肌エルフがデキタヨー 銀髪青肌エルフもデキタヨー」みたいなノリで色を変える 次は髪色と瞳の色を蛍光カラーにするね……その時に実在する人種のことは考慮しておりませんのでご了承ください— カエルのような生き物 千景ケロ…

役所と役人こわひ・雑感

「役所みたいな怖いとこ、酒でも飲まなよう行かん」ぱっと見ヤカラ丸出しのいかついおじさんが、役所が怖い、書類記入が怖い、丁寧に応対されても難しい言葉そのものが怖い、という感覚を持ってるというのは、かなりショックだった。仕方ないからついて行っ…

関川夏央の記憶・雑感

「二十代のころ、わたしは関川夏央の文体を真似した失敗作をたくさん書いた。深夜、阿佐ヶ谷のファミレスで原稿を書いた。恥ずかしい過去とは思っていない」文壇高円寺『二十八年前』僕らが10代終りから20代になる80年代の終わり、バブルの影に隠れて…

フェミへの怨嗟・メモ

男性差別の訴えをこうやって下劣な責任転嫁で抑圧するフェミカス見てるとフェミニズムの騒ぐあらゆる「性差別」は「それって差別コストですよね?女は構造的に差別加害する側で危険視されるんだから警戒されて当然。その構造を自覚して反省したら?」と煽っ…

「大衆」コンテンツを扱う方法・雑感

汎用量産型の「大衆」文化コンテンツの「研究」なり「批評」ってのは、ひょっとして「網羅」したりコンプリートといった方向での「全部おさえる」的な手続きってのはある意味、必要じゃないのかもしれんでな……少なくともそれだけではないアプローチはもっと誠実に考え…

オリザ問題さらに

科研費ってどっちかというと「私の研究は何より優れているから金くれ」ではなくて、「こんな独自性があってこんなことが分かると思うから金くれ」なので、なんか平田オリザ、産業も研究も自分以外をすべて間違って認識してないか? https://t.co/tMuXIm7Nap—…

氷河期世代の呪詛・メモ

状況の変化に対応しろ、死ぬ奴は死ぬといわれ続けた第一次就職氷河期世代として、すべての業種への支援に反対します。つぶれる会社がつぶれるだけ。甘えるな。経営者だのオーナーだのが没落していくのが当たり前になるのが危機というもので、備えなかったの…

オリザ問題・拾遺

*1 役者と関わっている座長に、そういう話が聞こえてこないわけがないんですね。つまり世間知らずもあるでしょうが、こういう人達は(左翼的言辞に沿っているのに!)下部構造をあえて度外視してみせる「見栄の話法」が身に染み付いているんだと思いますね。…

カネ払う客に文句を言う不条理――ナイナイ岡村「発言」をめぐって・メモ

*1 追加「福祉やフェミを教えてやる的な態度全開だけどもし勉強すればお金稼げるの??煽ってPV稼いで広告収入とか懐に入れてるだけなんじゃないの?稼いだ広告収入当然貧困とかそういう人に還元してるんですよね?」という激痛な指摘も頂いております。— Ju…

戦後パラダイムwの精算・メモ

そういえば、オリザやケラのクソ発言がキッカケで坂本龍一のクソ発言がリバイバルして、演劇・音楽関係者が叩かれているが、反権力クソ左翼という意味では、この辺で映画人が炎上してほしいところだと思う。樫原さんがノリノリでタコ殴りにするのが見たい(爆…

クオモのスピーチのリアリティTV性・メモ

www.youtube.com 1) しばらくクオモ会見のツイートしてなかったので、数日分まとめて見返してると、この会見が must-see TVになる理由がよく分かる。クオモ氏はものすごくゆっくり喋るのだけど、「スピード感」を感じるのだ。毎回必ず何か以前言ったことが進…

「取材」現場の〈リアル〉・メモ

きっと色々質問が出るだろうと思いバッと手を挙げると、その場で手を挙げたのは私一人。えっ、と驚きつつも、オタワの展開目的であるオペレーションNEON(対北瀬取り監視作戦)について質問しました。引き続き「他に質問のある方は」と声がかかるも、やはり…

リモートワークのワヤ

1箇所の放送局から数百数千の家庭受信器に同じ信号で同じコンテンツを送れる放送と、同じコンテンツを加入者数だけ反復して個々の宛先へ送る必要があるIPでは消費帯域が桁違いなのだ。 https://t.co/PnJuTJe5Eh— ウチューじん・ささき (@uchujin17) 2020年4…