2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

資料拡大の現在

「歴史」も「社会」も、いずれ現実と称される水準の最大公約数な〈リアル〉を形成しとる共有素材は限られとるわけで、常にその向こう側に未だ素材/資料化されていない領分があるということをさて、どのように「わかる」に織り込んでゆけるのか。 それらを素材/…

「疑う」ための理由づけ

・「疑う」ことを面倒くさがって、効率の良い勉強には不必要だと思っている。・「疑う」ことをすると、教員からも同級生からも「出る杭」認定されてしまうので避けてきている。・「疑う」ことの必要性、重要性を感じたことも聞いたこともない。— 大野智久 (@…

オスガキと少女マンガ

*1 たとえば、かつての少女マンガの絵柄、それこそ揶揄対象にもなっていたラブコメ乙女ちっくw系のそれなんざ、思えば不愉快っちゃ不愉快ではあったはず、なんだわなぁ、一般的なオスガキ視線&感覚的に言や。 昨今は「ゾーニング」とか何とかもったいつけた…

フェミと呪術の関係・メモ

*1 https://twitter.com/rosysea22/status/1186851069495611392 私も呪術的な感覚による防衛反応だと思うもの。 彼女らが嫌いなオタクの性欲とは「(萌え絵を見る)目線」に呪術性を感じて発動していると思う。「負の性欲」は動機に関する説明であって「なぜ『…

ロリコンと萌え――吾妻ひでおの訃報に寄せて

70年代末から80年代あたりに「ロリコン」がインテリ知識人文化人っぽいシルシ、として「消費」wされるようになったのって、つまり「めんどくさい (セクシュアリティなどひっくるめた内面が) 人」のシルシとして使い回されていたフシ、あったよね。 吾妻ひで…

日常の制御のされ方・雑感

百鬼夜行的な想像力、ってのは明らかに「マチ≒市場」的な環境前提に宿り得るものとも思うんだが、それは日常に対する「制御」のありようが「市場」以前/以降と別のものになってゆく、その接点or過渡期の葛藤の表現だったりしたのかも知れず。 そして、いわゆ…

オウムとブラック環境・メモ

*1 オウムの事件が怖くて怖くて、あんまり怖くてちゃんと見なかったから。オウムの影響は労働環境に飛んだと私は思ってるよ。オウムが経営してたお弁当屋さんにパソコンショップの利益率!人件費削れば儲かる、洗脳したらただで働くってのばかり、広まったと…

武蔵小杉騒動・メモ

武蔵小杉をあざ笑う人々に映る深刻な社会分断 貧富の差以前に「同じ人」でなくなっている | 災害・事件・裁判 - 東洋経済オンライン https://t.co/qdM3gJmy7x #東洋経済オンライン @Toyokeizaiより— e_kawano (@eiji_kawano) 2019年10月18日 一般論としてはとも…

「読む」ことの現在

わかるわ〜私はかなり本読んでた方だと思うが、Twitter追ってリンク先の記事やらブログやらを読む、と言う悪習(と敢えて言う)を一日何時間か5年ほど続けた結果、一冊の本を読み通すのが前に比べ激しくツライ。まして最初からそうな人々にしてみたら。(続…

フェミニズムという不自由・メモ

フェミニズムは女性を生きやすくするはずだった→のに日本では男を攻撃する思想のようになってしまった→と思ってたらさらにそうでもなくて、自分と相容れない女性を格下げしたい(無自覚な被害者あつかいして同情するふりをして)という衝動がその原動力だっ…

ネタ消費・情報消費

物語消費、ネタ消費の無邪気な肯定は、結局、最大の消費地である東京の価値観が全体を覆ってしまうということ。それは広告と大きく関わっている。広告モデルは必然的に中央と地方の差を広げてしまう。— 池本孝慈 (@mb101bold) 2019年10月13日 批判的に見てい…

狩野さんとピザ・メモ

宅配ピザのバイトをしている時、お得意様で狩野さんっていう80歳ぐらいのおばあちゃんがいたのね。古い気質の人で自分の食い物を人様に運ばせるのに少し抵抗があったみたいでいつも玄関先で正座して待ってくれていたの。ほんで「いつもありがとうございます…

むかしより今は「民度があがっている」?

かつてより今の方が「治安が良くなっている」「民度があがっている」的な認識はかなり自明の感覚として共有されているらしく、ある時期以降の比較的若い衆世代の間では。 それは自分たち自身の感覚や認識としても、という意味らしく、それを前提に「年寄り」「お…

たいやき売りのこと・メモ

鯛焼きの啖呵売北海道産小豆を回転釜で炊いてあんこを練り、景気よく売りまくる肌寒いせいか完売。@120 で売り上げ26万 粗利17万なり 体が死んだw— 松沢直樹 新著「おっさんず六法」発売中 (@naoki_ma) 2019年10月9日 販売接客の人手が足らなくなったので 大…

森毅、的なるもの

森毅は裏表はあんまないように見えるが、天野祐吉がテレビほかメディアだと、気のいいおじいちゃんだったのが、内輪のスタッフにはクソ厳しい叱責オヤジだったと。出版業界の経験則でいえば、文体と人格は反比例し、露悪的なこと書いてる人ほどイイ人で、偽…

「役人」の予知力・メモ

*1 言われたとおり近傍の別な場所を調整し、新たな空輸の段取りをして翌朝そこに行ってみると、マジで地滑りでごっそり無くなってました。— むなーげ (@munagenow) 2019年10月4日 なおその後、タクシードライバーになっていた模様:-) https://t.co/L9YAefBml…

「枯れる」ということ

能力の劣化老化ってプラスの方向の能力が落ちるだけでなく、逆の方向でもあると感じる。うまく言えないんだけれども。 前向きの能力に見合った余裕というか、強弱つけたり良い意味で手抜くべき所で抜くことができたり、そういうところも同じく劣化老化してゆ…

おとなのお説教

TopGearで知られるジェレミー・クラークソンが、話題のグレタ・トゥンベルクについて辛辣なコメントをしていたので適当に翻訳して投げる事にする。手慰みなので翻訳の正確性についてはこれを担保しない。可能な限りThe Sunのウェブサイトで参照できる原文に…