2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

映画という「娯楽」

映画が「娯楽」であることにどれだけ葛藤し、煩悶してきたのか、というお話。 映画産業として絶頂期の敗戦後、昭和20年代から30年代にかけての時期に、戦前までのそれとはまた違う次元の大衆社会化を迎え、それこそ「視聴覚文化」などのもの言いと共に改めて…

コンパクトシティ是非・メモ

*1 一連のコンパクトシティの考え方そのものは行政も政治も持っていて、ハッキリ言えば自治体大合併や学校の大量統廃合もこの一貫なんだが、居住コストや生活コスト、農業維持による治水治山保水効果、農機具や過疎地のためのバスなどを購入することでのメー…

英国初期近代の文芸から・メモ

*1 私は文芸が社交のツールだった英国初期近代(近世)の研究をしているのですが、実はそういう時代だと逆に「紙の印刷書籍(商品)にするなんてはしたない! 文芸はあくまで社交の範囲にとどめおくべきだ!」みたいな思想(stigma of print)があるんですよ…

「権威」を背負った話法と「冷笑」の関係、および効用

もっと簡潔に答えるね「君はウサギ小屋に住んでいるウサギのつもりで弱肉強食を語っているつもりかもしれないけど、本当の君ははライオンも住むサバンナに住むウサギだ」https://t.co/qsi6XlXLhi — たカイまもるくん(巧言令色鮮仁) (@muromav) 2019年1月28…

フェミの〈リアル〉・メモ

*1 目の前のことは男よりよく見えてると思うウサよ。つまり女性の現実性は「家計的」ウサね。自分の損得はよく見えてるウサ。しかし、他人から自分を測られることについては鈍感で、それをされると不快感を覚えるウサね#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/…

経団連≒種籾じいさんと思い込んでいるモヒカン説・メモ

*1 経済界「終身雇用なんて無理。全員非正規にしたい」経済界「新人教育なんて無理。全員即戦力だけ欲しい」経済界「残業代なんて無理。なくても働け」経済界「定期昇給なんて無理。安いままで働かせたい」経済界「おかしいな? 人手不足だ。腕のいい技術者…

人文系蠱毒化のこと

*1 ブンガクだのゲージュツだのアートだの(その他何でも)を扱う能書きやガクモンその他の世間って、もう何かの呪いみたいに「通俗」や「世間一般その他おおぜい」をなかったことにしたまんまどんどん蠱毒化≒精密化wしてゆくブラックホールみたいなもんになっ…

日本人出国率の低迷、をめぐって

*1 訪日外国人の増加より、日本人の出国率の低さが気になる(Forbes JAPAN)https://t.co/yTNuOQCSvP驚いたのが人口に対する出国率。韓国104.8%。台湾66.4%に対して日本が14.9%。ここまで差があるとは思っていなかった。記事では経済状況だけが理由ではな…

かあちゃん、の系譜と来歴・メモ

*1 30年ほど前のあの頃のあんな長渕に魅かれていった当時の一群の若い衆の心根が、実はその先の本邦の行く末を見通そうとする際、ものすごく大事になってくることを舌足らずに、でも間違いなく自分ごととして熱心に説いてくれた年下の友人たちが確かにいた。…

ある博士持ちの死・雑感

学部の卒業が見えてきて、全く関係ない分野のしかも他大学の大学院行ってみたいと言うた時、死んだオヤジは「で、おまえその道っていくつになったら喰えるようになるんや?」と淡々と尋ねてきて「喰うこと」を改めて意識させてくれた、それは心底ありがたかっ…

コピペ上等、の論理

*1 なぜ、ノートとペンで手書きでメモとることが大事なのか、という理由の説明をそれなりにしてみせることがでけんまんま「そういうものだから」でやってきとったんだわなぁ……仕方ないっちゃないんだが。 前から言うとる、コピー&ペースト(の切り貼り)は…

〈いま・ここ〉を相手取る前提・メモ

*1 近現代史でも社会学でも (もちろんポンコツ民俗学でも)、いずれ〈いま・ここ〉眼前から地続きの事象を相手取るガクモンなりジャーナリズムなり何なりは、何よりもまずごく素朴に「野に遺賢あり」ということに正しく謙虚になることが前提条件だと思う。こ…

さらに「新人類」の「老害」化・メモ

*1高校生にもなってアニメなんか見てる俺は異常なのではないか?という怖れが、我々の世代にはあったので、無邪気なように見えて、何処かしら屈折している、というのが最初期のオタク(という言葉はまだなかったが)であった。私の友達のTは、大学の時、ガンダ…

脳の容量の外部化、新たな vivacious

*1 だって昔なら、夜中にふと「〇〇って映画の監督誰だっけ」って思うても調べ様がなく、わからぬ事として心の中にわだかまるだけだったんですよ。今なら何でも検索したら出て来る。つまり脳の容量の外部化というか知識を溜め込むことの重要度がかなり下がっ…

「科学的」な歴史学、とは?・メモ

*1 私見ですが、「学問」にもいくつか種類があって、自然科学のように「正解」がすでに決まっている(存在している)類のものと、数学のように設定された枠の中で辻褄が合うならあらゆる可能性を認めて探っていく類のものと、哲学や文学のように人間の知性で「…