マンガ
浪花節、なんでないか、これ (おい) 例によって唐突すぎて、わけわからんだろうが。 まあ、そもそもさらに例によって、いまどきのアニメの制作現場の論理やら現実的な条件のあれこれからして、ほとんど何も知らんしわからんまま言うとるんだから、あたりまえ…
CONTINUEでの連載中、ずっと考えていたことですが、今の邦画は痛快アクションも青春物語もジュヴナイル冒険もなかなか作ってくれず、それらは全てアニメに代替されている。となれば僕ら普通の娯楽映画好きはアニメに行くほかない――だからガルパンが「ご家族…
よくライトノベル読者の高齢化が問題になってます。元ライトノベル編集だった現一般文芸編集の方もそういっておられました。が、大学で創作を教えていて思うのですが、やっぱ、ライトノベル強えなあーーーーーーーーーと。学生に好きな小説を聞くのですが、……
「当時多くの男性向け同人誌が作られた「男性オタク受け」する作品であった」という記述があるが、パロディ・二次創作同人誌の歴史において『セーラームーン』は、久々に多くの男女のファンが同じ作品に熱狂した作品であることが重要なのです。https://t.co/…
以前「絵が下手な人が、明らかに自分で興奮しながら書いてる特殊性癖絵が好きだ。下手なぶん「俺はコレを描きたい!」という、書き手の心が絵にうつるからだろう」と書いたのだが… 残念ながらAI絵の登場によって、この「下手な作者の心が絵にうつる現象」…
手塚~トキワ荘世代&階層の描き手が台頭してゆく過程は、読者世代と併せ技の「戦後」だったはずで、それは戦前からの少年(月刊)誌が週刊誌媒体の、しかもみるみるうちにマンガ専門誌になってゆく過程でもあったわけだが、それによって旧世代(概ね当時のオトナ…
これの何が凄いのかわからん人の為に簡単に。女性の長い髪の毛は3DCGでは再現が異常に大変でコストがかかる。アニメや漫画でもこれは同じ。https://t.co/yuZ6bvcWtX— pal9999 (@pal9999) 2023年4月12日 これの何が凄いのかわからん人の為に簡単に。 女性の…
この評論に過剰な拒否反応を示す引用リツイートみてると、昨今の「批評嫌い」の一因が理解できるような気がする。つまり作者の想定してない(であろう)読解を「不正解」と見做してるようだ。私はむしろ筆者の誤読と偏見で生まれる見解こそが批評の醍醐味だと…
漫画みたいなものを描き始めるのって、最初は好きな漫画やアニメの模写からだよね。模写してる時は楽しいんだ。上手いお手本は既にあるし。これが高1の時に【自分の絵で漫画を描く】になった時さ。愕然としたよ。僕にはオリジナルと呼べる物なんて、何一つ無…
そういえば昔(だいたい10何年か前)、商業でBL文庫レーベルの立ち上げのお手伝いをしてたことがあって(割と何でもやってる)、その時に「競合他社の傾向とボーダーの今はどうなってんですかね?」と当時の担当さんと一緒に首都圏の大型書店巡りしたことが…
コミケで大きな事故が起きない要因として見逃されがちなものに「会場内アルコール厳禁」ってのがあると思うんですよね(なんか見た— アオイ模型 (@aoi_mokei) 2022年10月31日 コミケで大きな事故が起きない要因として見逃されがちなものに 「会場内アルコー…
そう言えば、「令和版うる星やつら」で内面描写が無いとの話があったけど、80年代のうる星やつらで押井守のアレンジでメガネなどが自分語りするの、あれ、原作が内面描写を端折ってたのを、当時の「物質が豊かな時代」のアンチテーゼとして、精神性も大事に…
ロボットアニメ史を「ロボットアニメ」の流れだけで見ているとわからない事が「メカアニメ」とか「アニメ全般」とか「特撮・人形劇含むテレビまんが全般」とか「映画や一般ドラマ含むメディアフィクション全般」とかで見えてくるケースは、まあある。— 葛西…
「アニメ顔」てやつはこれから先もドンドン白人像から遠ざかる方にしか進んでかないですね。鼻口をどこまでも消していこうとするベクトルじたいは不動のものだから。今世紀はじめ「現実に美しいとされるEライン」をブッチしたときもう後戻りできない分水嶺を…
当時のアニメブームは、キャラファンや声優ファンが主流で、女子が引っ張っていた。冗談抜きで「男がアニメなんて…」という雰囲気すらあった。私の同世代の従姉妹(非オタク)もガンダムのTVの画面を写真に撮ったりしていた。ガンプラ・ブームは後から起きた…
ポリコレプリンセスが嫌われるのは有色人種だからじゃなくてプリンセスじゃないからだと思う。有色人種の子供だってコッテコテのプリンセスに対するニーズを満たして欲しいのにポリコレ的な言い訳パート、例えば見た目じゃないとかを混ぜ込むから、有色人種…
一般参加したコミケ帰りのバスの運転手さんが面白かった話。乗ったバスは東京ビックサイトから東京駅まで向かう都バスの昼下がりの急行便で、巣鴨営業所の車と運転手さんが応援できていました(以下リプに続く)— モフバレル大統領 (@as115212511151k) 2022…
「アニメや特撮は卒業するもの」は昭和後期の同世代の若者の多数がそう信じていたというのは、記憶にとどめておきたいところであります。— 『ナチスと鉄道』(NHK出版新書)/『ふたつのドイツ国鉄』/『鉄道のドイツ史』も発売中です (@MIZUTORIAB) 2022年6月…
私には「日本は人まねが上手くて自動車や家電で世界2位の経済まで上り詰めたが、ビジョン創出は苦手で経済を維持することができなかった」という持論があったんだが、そうでもないのでは、と最近思ってきた。というのは⇒— ケット・シー (@kettosee) 2022年6…
あれは2015年か、そこらのことだったか。当時、成年向け漫画のスレか何かで、誰かが奇妙な話を語りだした。何でも、ある作家の描く成人漫画には、毎回必ず押入れが出てくる。ここまではまあそんなこともあるだろうな、という話だ。だがそれだけではないとい…
ツイフェミって割と女オタが多い印象があったけど、あの連中はマジでBLは安全だと思って男性向けエロを叩いていたんですかね。だとしたら間抜けもいいところで、次はBLが標的になるに決まってるけど、あの連中はこれまで規制側に回っていた手前、表現の自由…
「オタク文化に対する嫌悪が最も多いのは40歳代の人達」という話ですが、個人的に思うことを。宮崎某事件の話がよく取り沙汰されますが、あの事件に最も直接の忌避を感じるのは、当時まだ子供だった40代ではなく、「当時、漫画やアニメ好きな子供を持ってい…
https://twitter.com/haruki839/status/1493045517974077441 そっか、「BLは守られる」と思ってるんじゃなくて「大嫌いで不愉快なオタクが苦しむならBLもろとも規制されたって構わない、別に商業BLくらい、漫画くらいなくなったって困らない(だって私洋画ク…
アニメの変化として私が注目しているのは、【死を肯定的に捉えるようになってきた】ということ。ドラゴンボールみたいにどんどん生き返るのでもなく、厭世観から死にたいと思うのでもなく、死を免れようと思えば免れることはできるんだけど、それでも善く生…
1981年9月頃「うる星やつら」がTVアニメ化される事となり、スタジオぴえろの仕事をニルスから受けたいた我がスタジオも参加となった。「宮尾くん、こういうの好きだろう」と先輩に言われ、原画を描く事に。いや、先輩好きだけど好きだけどなこれはちょっと…—…
萌え絵叩きの人たちを見てると、3〜40年くらい前には確かに存在した、「男のくせに女の子キャラに興味なんか持つな」っていう化石のようなジェンダー観を思い出すんだよなぁ。当時、「風の谷のナウシカ」を男子小学生が見たことを「男のくせに」って馬鹿にす…
節子、だからそれ、「昭和後期~平成初期」あたりで認識固定されたまんまってことなんや、本邦フェミジェンダー系界隈の認識が。 https://t.co/Xr1weSYZXy— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) 2021年11月26日 フェミジェンダー界隈の主戦場のはずの領域につい…
萌え絵はもう死語になりつつあるので便宜上仕方なく使うけど、萌え絵が女性蔑視という話がここ2年くらいで急に出てきておかしな主張が力を持ち始めてる様な気がしてならない。似た絵柄を描く人が韓国中国に留まらずアメリカにも沢山いますが、では世界中で…
私が漫画家になりたいと思った理由は少女漫画が女性の仕事だったから。お茶くみも宴会もなくデビュー当時はすでに男女同一原稿料でした。だから希望を持ちました。女性向けは恋愛ものが多いので恋愛に伴う性表現も仕事です。男性を狙って性表現を規制すれば…
少女漫画は昔から目が大きくヒロインが女子大生になっても目の大きい童顔で(「フランス窓便り」を思い出して)、母親もほとんどしわのない童顔です。ほうれい線のある母親はなかなか出てきません。童顔の少女、女性の原型は少女漫画です。読者は少女で、男…