マンガ

もうひとつの「失われた30年」の内実・メモ

節子、だからそれ、「昭和後期~平成初期」あたりで認識固定されたまんまってことなんや、本邦フェミジェンダー系界隈の認識が。 https://t.co/Xr1weSYZXy— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) 2021年11月26日 フェミジェンダー界隈の主戦場のはずの領域につい…

萌え絵とその変遷・メモ

萌え絵はもう死語になりつつあるので便宜上仕方なく使うけど、萌え絵が女性蔑視という話がここ2年くらいで急に出てきておかしな主張が力を持ち始めてる様な気がしてならない。似た絵柄を描く人が韓国中国に留まらずアメリカにも沢山いますが、では世界中で…

私が漫画家になりたいと思った理由

私が漫画家になりたいと思った理由は少女漫画が女性の仕事だったから。お茶くみも宴会もなくデビュー当時はすでに男女同一原稿料でした。だから希望を持ちました。女性向けは恋愛ものが多いので恋愛に伴う性表現も仕事です。男性を狙って性表現を規制すれば…

少女漫画的顔つき、の変遷

少女漫画は昔から目が大きくヒロインが女子大生になっても目の大きい童顔で(「フランス窓便り」を思い出して)、母親もほとんどしわのない童顔です。ほうれい線のある母親はなかなか出てきません。童顔の少女、女性の原型は少女漫画です。読者は少女で、男…

「おはなし」の制御のされ方・メモ

猗窩座さん、煉獄さんとの対決では典型的なアレな小物っぽく見せられており、もしあのまま彼のバックボーンが語られないまま彼が殺されていたら、恐らく彼はネタキャラ以上の存在にはなれなかったと思うのだよな。では逆に言うとバックボーンの語られなかっ…

おたくのいがみあいの起源・メモ

これも何度も言ってる話だけど、80年代の「OUT」や「ふぁんろーど」では男性の投稿者も(当時でいう)やおいをネタとして取り扱ってる人が普通で、忌避・抑圧してる人は皆無ではないけど多数派ではなかった印象がある。— 葛西伸哉(HJ文庫『封印魔竜が〜』発…

おたくの不寛容・メモ

昔のオタクは不寛容だったっすよ。キン肉マンとか男塾とか銀牙を読むのは脳がない奴扱いというか、ジャンプ系全般に評価の対象外で(バスタードなど一部美少女系を除く)ダイナミック系とか、プロレスも、特撮も円谷以外はバカにされてた。 — メキシカン忍者𓆏…

90年代サブカルの記憶・メモ

クイックジャパンなぁ自分が大学にた90年台後半の美大にはそりゃQJ大好きマン大勢いたし、そういったサブカル勢がドドドって当時の電通目指して頑張っていたしで、そういう世代がアラフィフになって企画制作現場で主導権を握れるようになった結果が今回の東…

アニメと音声の記憶・メモ

大昔のオタクの中には『カリオストロの城』とか『ビューティフルドリーマー』を全編口で再現できる奴がいたのだが、これはおそらくビデオデッキが普及し始めた頃の記憶がある世代にしかいないと思う。 — 樫原辰郎 (@tatsurokashi) 2021年7月15日 大昔のオタ…

おたくとマウント・メモ

古のオタクはとにかく「基礎教養を大事にする傾向」はどこもあったんじゃけどもそれが行き過ぎてしまうと、共通概念に暗黙の了解と常識化を求めだしてだなマニア化した共通概念の先を求めて先鋭化してしまい、触るものみな傷つけては縮小再生産を繰り返し、…

80年代のスカの現在

例えば、80年代のシラケ世代とか言われ、大量消費社会の申し子みたいな今はカジュアル左翼やビジネスリベラルな人達、自分たちが若かった頃には政治ダサいとかいって忌避してたせいか、多分基本的に若い人達より物を知らないし、若い人達が逆側にいるから余…

根無し草、の見る世間・メモ

フランス在住の日本人の友人が「外国で暮らした経験がある人にはおもしろいと思う」って進めてくれた漫画「バクちゃん」を読んだんだけど、おもしろいとかそういう話を超えて、今まで会ったいろんな人たちの姿が次々と目の前に浮かんできて、涙をだらだら流…

敗戦なき戦後サブカルチュアの世界線

日本が勝利していたら存在し得なかったサブカルの担い手はいくつか心当たりが。まず松本零士。父親が戦闘機乗りだったが敗戦で失職して小倉に流れ着き、当地で進駐軍のアメコミに影響を受けたとあるので、まさしく敗戦によって「松本零士」たる土壌を築き上…

少女漫画の「それから先」をめぐって・雑感

たぶん少女漫画の穏当化、はっきり言えば衰退と逃避は、現実の少女たちが援助交際という売春を始め、それを描くことができなかった、許されなかったという時点で宿命づけられていた。その後の援交がファッションではなく、精神疾患や現代の貧困と結びつくよ…

アニオタ「ヤマト」以前・メモ

あさりよしとおさんが、最初のアニメムーブメントはヤマトじゃなくて1972のトリトンのお姉様方ですとツイートされていて、首がもげそうなほど振ってしまった。雑誌も最初はアニメージュじゃなくてoutの宇宙戦艦ヤマト特集だよね。売り切れて大変だった。— か…

おたくの萌芽について・メモ

俺の子供の頃まではアニメ特撮は大きくなったら卒業するものだった。仮面ライダーはV3まで、ウルトラマンはタロウまではちゃんと見ていたが、それ以降は怪しくなる。アニメは小学5年で「ルパン三世」が、中学1年で「宇宙全巻ヤマト」が放送されて卒業し損ね…

「おたく」と性差の精神史・雑感&メモ

たとえば、コミケは初期からおにゃのこが関わっていたという昨今では「史実」とされるようになったことについても、じゃあなぜ、どうして、ある時期までそういう「おたく」系女子の存在は「おたく」イメージにうまく反映されないままでいたのか、という謎は…

やおい界の黎明期、回想

お邪魔します。一部男性集団の呼称がオタクだったからで、オタク呼びそのものがコミケ開始からかなりあと、かつやおい八割の頃の方が長いんすよ。ヤマトガンダムゴッドマーズキャプテン翼星矢トルーパーシュラトの流行りの後くらいにオタクて言葉が出て、や…

「傑作」の世代的位相差・メモ

エヴァに限らずなんだけどさ若い時のエネルギーって、たぶん発する方だけじゃなくて感じる方のエネルギーも大きくて、若い時に感じてしまった衝撃って、木の幹に刻まれた傷のように深く深く残りやすいものでさ、たぶんそれと同じ衝撃って老いてからだと得ら…

カウンター・カルチャー性について・メモ

80年代の露悪趣味は、いわゆるオタクも「カウンターカルチャー」の一部を形成していた、あるいは部分的に重なっていたという事を忘れてはいかんし、だからこそ今では実感が難しい話になってるのではないだろうか。— 葛西伸哉(HJ文庫『封印魔竜が〜』発売中…

「サブカル」の雑語り

90年代の面倒なトコはサブカル方面のクソがオタ方面の先輩面してのさばっていたこともあって客観的には(当時的には主観すらも)判別しにくかったんだよな。— 擲弾兵 (@tekidanhei) 2020年12月5日 当時のクソサブカル文化人の多くに放映当時に仮面ライダー、…

「鬼滅の刃」の生産点のこと・メモ

近所の大型書店で鬼滅の刃全巻売り切れました。とうとう。あり得ない。あるのは小説と短編集のみという。東京の中クラス都市でこれだと地方も、、、 pic.twitter.com/akDYV4hNmW— 紅林 直 (@naokure) 2020年11月15日 単独の力じゃないすよ。鬼滅の刃の成功は…

「鬼滅の刃」と、歯のなき小さき人々・メモ

*1 冬休み満喫中と思しき小さき人々に「その鬼殺隊みたいなアウターどこで買えますか」と聞かれて意味が解らなかったんだけど、そうか…、羽織が珍しいからか。…でもって、和装を見慣れてない子にとっては羽織って「鬼滅で見たかっこいい奴」なのかそれはさて…

「妖怪」の図像系譜・メモ

受け手の分野というよりいざ研究をきちんとしようとしたときに、「あ、この図鑑にあること整合性とれてない文章なのか……なるほど」っていう段階にまで進めることのできる研究者と、そのへんごちゃまぜな研究者とがいるのでマトモな研究書や論説にそういうの…

オスガキと少女マンガ

*1 たとえば、かつての少女マンガの絵柄、それこそ揶揄対象にもなっていたラブコメ乙女ちっくw系のそれなんざ、思えば不愉快っちゃ不愉快ではあったはず、なんだわなぁ、一般的なオスガキ視線&感覚的に言や。 昨今は「ゾーニング」とか何とかもったいつけた…

遠ざかる「オシャレ」・雑感

岡崎京子のまんがは現在のティーンエイジャーにはまったくウケないのだそうだ「なぜわざと不幸になるのか」という点が理解不能の由、しかしおれ世代に太宰治がまったく響かなかったことを想えばさもありなんではある。 pic.twitter.com/wj62F85Ue0— 𝙏𝙖𝙠𝙖𝙜𝙞 𝙎…