漫画みたいなものを描き始めるのって、最初は好きな漫画やアニメの模写からだよね。
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) 2022年11月20日
模写してる時は楽しいんだ。上手いお手本は既にあるし。
これが高1の時に【自分の絵で漫画を描く】になった時さ。
愕然としたよ。
僕にはオリジナルと呼べる物なんて、何一つ無いんだって。
物凄く怖くなった。
漫画みたいなものを描き始めるのって、最初は好きな漫画やアニメの模写からだよね。
模写してる時は楽しいんだ。上手いお手本は既にあるし。
これが高1の時に【自分の絵で漫画を描く】になった時さ。
愕然としたよ。
僕にはオリジナルと呼べる物なんて、何一つ無いんだって。
物凄く怖くなった。
キャラは何かの真似だし
世界観はどこかで見たようなのだし
白いケント紙の前で、何も描けなくなった。
描きたいと思う物が無い。
いや、たとえ描きたいと思っても「描ける訳じゃない」
中途半端な20ページ(前半)描いたら、そこで止まってしまった。
だから漫画から逃げた。無理だって。
この時代の(1976年)漫画描きには【既存の作品の二次創作で遊ぶ】という概念は少ない。
漫画とはオリジナルを描くもの。
下手でもなんでも、それが基本だった。
だって出版社に投稿する漫画で二次創作なんてあり得ないし。
随分とアタマの固い時代と思うだろうけど、そんなものだったんだよ。