地方

夢見る「家庭」の光と影

今年で30になります。僕、恥ずかしい話なんですがこれまで一度もデートに行ったことないんですよ。もちろん彼女がいたこともありませんよ。最近ニュースで話題でしょう。なんでなんでしょう?僕が悪いんですか?それとも社会が悪いんですか?僕の人生を振り…

眼前の貧困・メモ

この季節になるとよく思い出す。灯油配達の仕事をしているとコテコテの貧困者や貧困ラインすれすれな人を相手にする事もたまにあった。彼らの多くはお世辞にも美しくは見えない。彼らの要望や振る舞いの中に染み出してくる独特の雰囲気。正直、嫌な気分にな…

生まれは温泉街

https://twitter.com/sanjou_keihan/status/1461270363334066176?s=20 私の生まれは温泉街で、秘宝館こそないものの、幼稚園の頃までは街中にストリップの小屋があった。店の前には、いつも怖いおじさんが長い木の棒を持って立っていて、子供が寄らぬよう店…

「萌え」で町おこし、是非・メモ

*1 「なんで萌えで町おこしなんかするんだ!」という人が温泉に行っていないのはすぐにわかるんだよな…私は世界有数の温泉湧出量の地域周辺で育ったけど、それだけの観光資源があって、萌え以外にも思いつく限りあの手この手で四六時中町おこしをやってやっ…

「ポプラ」の記憶

ポプラという九州中心のコンビニチェーンでは売ってる弁当のごはんスペースが空で、購入するとレジ後ろの炊飯器からほかほかのご飯を盛ってくれる。+30円で大盛にできる。店にもよるがこんな感じ。 pic.twitter.com/C4ef1Jg1tb— ピンフスキー (@hideyosino)…

あるおもちゃ屋のはなし

(1/2) むかあし、サザンの街にあった伝説のおもちゃ屋の話です。遊びに来てくれた当時のちびっこたち、ありがとうございました。 pic.twitter.com/WioaJTVVfD— りあら@移住8年生! (@Reala_k) 2021年9月17日 近々続きを描きますー!! 沢山の方に読んで頂…

町内会の終焉・メモ

近所が揺れている。高齢化した町内会の廃止。若者が起案した。賛成2割で反対が8割。皆現状は変えたくない。しばらく議論を見守ってから折衷案を出す「廃止はしない」「でも脱退は自由にする」。みんな納得する。実は私は隠れ廃止派だ。もうこの町に子供は殆…

供養の値段・メモ

寺が、亡父の初盆の供養をせい、お布施は50万だと言ってくる。実は葬儀のときのお布施は70万が最低だというところ、交渉して無理に50万にしてもらったのだが、初盆も葬儀と同額だとあらかじめ寺やJA葬儀に言い含められていた。でも無理だ。そんなん払えない…

水田風景の背後に・メモ

先日ある先輩農家さんと話した。近ごろの田植え機はなんと、1日4町歩植えるという。ひと昔前は2町歩くらいだったはず。だからかろうじていま、田植え機1台で10日でこなしているらしい。つまり1戸で40町歩の水田を担っている。これがどれだけ危険なこと…

ボランティアという病

熱海 伊豆山 土砂災害被災地域の皆さんへ。「災害支援のプロ」を自称する民間のボランティア団体から、敷地や建物などを「拠点」として提供してほしいと言われても、むやみに貸さないで下さい。拠点を手に入れると彼らは全国から仲間を呼び集め、いつまでも…

国と地方自治体、自治と自立の困難

こんなことを一挙手一投足、厚労省から言われないとできないようになってしまった地方自治体の硬直と、地方自治体を硬直させてしまった平時の霞ヶ関の無駄な干渉を、今後の猛省点として全公務員の記憶に刻んでもらいたい。 https://t.co/Tlldk8UhGy— 大貫剛 …

エリジウムと観光目線・メモ

「昭和レトロ」ってのは2021年時点だと、まだ世代や地域によって非日常と日常の境目にある事物だから難しい。「昭和の町食堂で生姜焼き定食を食べる体験」がテーマパークのアトラクションとして1200円(入場料別)で成り立つ世界もあれば、そんなのは日常の範…

除雪技術の伝承・メモ

また、福井の大雪に関する連ツイ。「除雪が下手になった。」とか「通りの向こうはマシなのにウチのところだけ下手だ」とか聞きますが「税金の無駄使い」とか「コンクリートから人へ」言われ公共工事も減り、大型除雪車とオペレーターを抱えていられる建設業…

いじめと報復・メモ&雑感

僕がいた日野第三中学校は、日野市内では平和めな中学だったけど、横浜銀蝿全盛だっただけあって不良がいて、ある日、「おめえ、汚ねえんだよ」とか言ってはたきで休み時間にパタパタやられたことがあって、堪忍袋の緒が切れて、やったYって奴の顔を思い切…

メディアの中の地方差・メモ

その最たるものが1987年の明石家さんまのキッコーマンのポン酢しょうゆのCMソングだと思うんですよ笑っていいとも!の金曜日の自分のコーナーで毎回毎回歌っていたので国民レベルでみんな知ってるけど肝心の商品は首都圏と一部地域の限定販売だったからCMを…

「人材」とパソナの淡路島・メモ

淡路島のアレ。『人材』って言葉が『木材』『石材』なんかと同じで『安値で切り出してきたのを使えるように加工してなるべく高い利率で出荷する』べきものと扱われてるんやろね。半世紀前ならとっくに暴動が起きてたんだが、現代人は暴動を知らぬ。— 図星 (@…

「読む」の調律のために・雑感

「読む」の調整、自己調律のための一冊。何度読み直しても、そのたび新たな「発見」がある。 pic.twitter.com/7LJxx6HyGS— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) 2020年11月14日 「政治」と「思想」の間の絶望的とも言える距離。サークル村界隈から水俣病訴訟の周辺な…

「地方」の煮崩れてゆく過程・メモ

*1 小泉改革の後、それでも気を吐いて独自の小国の幸せを実現した少数の老獪な首長が10年代以降続々と引退、代わりに地方自治に入ってきたのがNPO、SFC的社会学ゼミ、SNS、イケハヤ的楽したい自分探し勢。見かけつるんと小洒落て じじばば住民から上澄みをも…

アニメと「楽園」環境・メモ

*1 それこそ「けいおん!」とか最近の「映像研……」とか、ああいう「高校」(という理想の楽園環境)のサークル的関係を鉄板の下地にした創作類見てると、ああ、ああいう世界が少しでも〈リアル〉に感じられるような若い衆自体、実はもはや相当いろいろ恵まれた上…

フルスペックの町、の記憶

フルスペックの町が消えていく時、まず玩具屋が消えるんだな。生活必需品じゃないことに加えて、子供向けなので。町が消える、町が再生産されない=子供がいないってことだから。— jun (@jun758) 2020年7月10日 フルスペックの町が消えていく時、まず玩具屋…

大学受験の記憶

なんで自分は東京の大学に行こうと思ったのか、40年以上前のこととは言え、何度改めて思い返してみても特段の理由があったとは思えん、むかしも今も。 大学に行くもの、というのは何となくそんなものだと思っていた程度だったけれども、浪人したら職人にする…

地域創生の現場・メモ

「こんなクソ田舎に転生してチートスキルもないのだが」みたいなの、俺が書くしかないのではないかって気持ちになるな。「地域活性化事業で動員されてる俺たちには日当もでないのに、適当な、実際問題として達成不可能なプロジェクトを提案したなんとか総研…

家の成仏

*1 もう解体されて新しい持ち主が立派な二世帯住宅を建てている、と聞こえてきたけれども、最後に残っていたあれこれガラクタその他の類をできる限り選別して積み出して、ぬこ3匹わんこ1匹の骨の埋まっている片隅の土もひとつかみ瓶に入れ、えい、これでもう…

TSUTAYA的なるもの、の現場・メモ

*1 *2 *3何で代官山蔦屋が今更になって話題に上がるのかもよくわからないが、過去に働いていた経験からメモ程度に書いておく。守秘義務に抵触しない程度に。— naoki.takahashi (@nao4200) 2020年6月9日 代官山の店舗はその後全国に展開される「蔦屋書店」ブ…

東京の中流家庭アドバンテージ・メモ

2019年の入学式の祝辞と今年の入試の国語の問題から、「男性であったり裕福な家庭に生まれた事で、一見公平な競争に見える受験に於いてすら他の人より恵まれているのだから、全てが自分の努力と思って驕るな。」という東大の非常に強いメッセージが伝わって…

JC=生活保守

一言で言えばJCというのは、都市型インテリの皆さんが一番嫌いな人種の詰め合わせみたいな人達です。中小企業の社長とか、開業医とか、事務所開いてる士業系の人とか、そういう所謂「地元の名士」の親睦会なんですよね。— 雁琳(がんりん) (@ganrim_) 2020…

ネットと極限状況・メモ

https://twitter.com/tutitoabura/status/1225612168206274562 被災地での劣悪な暮らしと余震の恐怖という極限状態で「酷い目に遭っているのは奴らのせいだ」と生活を守っているはずの避難所スタッフを敵と誤認してしまい、集団で状況の改善を訴えるという異…

路面店の書店がなくなると・メモ

書店が無くなるというのは、こういうことです。アマゾンは基本は目的買いです。おすすめはしてくれますが、まったく関係の無い本との出会いはありません。書店でふらふらと歩いていて、ふと出会う本もたくさんあるんですが、そういう機会が無くなるんですね…

ある政治家のはなし

消すかもだが。女子大生愛人問題で話題の先生は農水族の重鎮。うちはあまり接点ないはずだが、とある制度改正でもめる中、ご地元も関わる話だからダメ元で支援をもらうべく当時の課長に飛び込んでもらったことが。先生は「今日は時間取れないが資料入れとい…

「いなか」と若者

田舎に若者がいないのはなぜか?という問題がよく取沙汰されるが、田舎に帰ってきてよく分かった。まず、先に言っておくが若者はいる。数は少ないが、いる。「いない」というのは存在していないということではない。今日、また一人の若者が地域の集会に顔を…