萌え絵叩きの人たちを見てると、3〜40年くらい前には確かに存在した、「男のくせに女の子キャラに興味なんか持つな」っていう化石のようなジェンダー観を思い出すんだよなぁ。当時、「風の谷のナウシカ」を男子小学生が見たことを「男のくせに」って馬鹿にする女子がいたんですよ(経験談)。
— 𝑷𝑲𝑨 (@PKAnzug) 2021年12月1日
萌え絵叩きの人たちを見てると、3〜40年くらい前には確かに存在した、「男のくせに女の子キャラに興味なんか持つな」っていう化石のようなジェンダー観を思い出すんだよなぁ。当時、「風の谷のナウシカ」を男子小学生が見たことを「男のくせに」って馬鹿にする女子がいたんですよ(経験談)。
高校に入った頃もジブリ作品(女の子が主人公のが多い)が好きだってバレるとクソウザい奴がからかってくるんで、大っぴらに言うなんてとても出来なかったですね。これが1990年あたりの話。こういう化石ジェンダー観を先人が葬った上での今です。好きなものを好きと言えるのは本当に素晴らしい。
「少年マンガ」「少女マンガ」が厳然と別のものであり、読み手もまた画然と棲み分けされていた時代のこと、は、その裡に「そういうもの」として生きていた生身の記憶や感覚、気分などなど全部ひっくるめて、もっとことばにしておかねばならないと思う。