役者と関わっている座長に、そういう話が聞こえてこないわけがないんですね。つまり世間知らずもあるでしょうが、こういう人達は(左翼的言辞に沿っているのに!)下部構造をあえて度外視してみせる「見栄の話法」が身に染み付いているんだと思いますね。要するにええ格好しいなんですね。
— المجمدة ★ المرحاض (@tomyamkum) 2020年5月2日
坂本龍一の「たかが電気」発言の意図もそういうもので、それを汲む親切なワンフーの受容範囲を超えて拡散した結果、アホな芸術家の失言歴として広く記憶されるようになった考えれば腑に落ちやすいんですね。ケラは要は宮沢章夫ワナビーですよね。彼の口真似をしていたら存外に悪評を受けるようになってしまい、しかし後に引く必要を認識出来る情報環境にいないので、修正の仕方が分からない。それでなくても歳食って意固地になっているので尚更、というのが真相でしょうね。
ありがとう。いろいろ勉強になりました。宮沢章夫は芝居を知らない範囲での感想なんだけど、「僕たちのサブカル」を絶対化したまま、いつの間にか権威の側になっているのにその自覚がなく、むしろ無邪気に喜んで、片寄った好みを正史として定着させようとしてるマズさは感じますね。
しかしケラなんてナゴムから出発してるのにと思うと、成功者が自省とマイナー魂を保つのはそんなにも難しいのかとため息が…。