身内の終活に伴う生前整理の話が目に入ったのでウチの伯母さんの話を思い出したんですが、いわゆるゴミ屋敷化していた2DKのアパートを完全に空にする作業を丸投げで業者に頼んだら約2日間の作業で約14万で済みました。アパートが2階で階段で昇降する作業だったので料金は通常価格の1.5倍でした。
— 3パック98円冷奴 (@3p98touhu) 2020年1月5日
これを高いと見るか、安いと見るかは人によると思いますが、年老いた他の身内と自分だけでその作業をやる手間、負担を考えれば、丸投げで鍵の受け渡しと作業着手と完了の確認に出向くだけで、14万は全っ然、高くは無かったと個人的には思います。
— 3パック98円冷奴 (@3p98touhu) 2020年1月5日
2DKのアパートの屋内、および屋外にあった植木鉢などの産業廃棄物扱いの物など、2tトラック3台分の廃棄物があったそうで。個人で片付けるとか、無理。通って地道にやったとして、その処理に日数がかかればその間の家賃もかさむわけだし。
あと業者さんは回収廃棄物の分別までちゃんと手作業でやって持ち出してくださるので(そもそも分別しないと業者さんも処理場に持ち込んで廃棄できない決まりがあるから)その手間考えたら尋常じゃないですね。感謝しかない。
こういった経験から、仮に自分に何かあって完全に身一つになりたい際、多めに見積もって、20万あれば自分は何もせずとも2日~3日程度ホテルにでも泊まって帰ってくれば住居が空にできて、家主さんに引き渡すこともできる。(清掃まで頼むとまた別料金でしょうけど)
そいで自分の葬儀、火葬から埋葬まで諸々パッケージで考えるとまあ葬式とか戒名とかお経とか一切合切省いて、10万~ぐらいですかね。だから最低30万、諸々で余裕見て50万あれば、そん……なには周囲に負担をかけることなく消えていなくなれる。気はします。実際にはそんな簡単でもないんでしょうけど
そう考えると映画「ファイトクラブ」での彼らが言うファイトクラブ入会の資格の一つ「自分の葬式代300ドルは持っているか」時期にもよりますけど300ドルったら日本円で3万円~4万円ぐらい。ちょっと安く見積もり過ぎじゃね?と思ったんですが、あっちの人は土葬だから意外と安く済むんですかね。まあ不穏な話がしたかったわけではないんですけど、何かこう、終活にまつわるほんの一部ですけど、大まかな金額が具体的に分かっただけでも、ちょっと気楽になったとこありますね。
あ、軽く検索したら土葬より火葬の方が安上がりだって記事があったけど、そう考えるとファイトクラブの葬式代300ドルって桁一個間違ってない?3000ドルじゃない?