僕はリアルタイムで大体の昭和ゴジラとガメラは観ている。
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) 2021年6月26日
じゃあ怪獣映画が手放しで好きだったのか?ならば、あまりにご都合主義のストーリーや画作りには「子供騙しもたいがいにしろ」でもあった。
それで喜ぶ友達もいたが、ウルトラQからセブンを体現した身には「舐めるな」が、かなりあった。
じゃあ怪獣映画が手放しで好きだったのか?ならば、あまりにご都合主義のストーリーや画作りには「子供騙しもたいがいにしろ」でもあった。
それで喜ぶ友達もいたが、ウルトラQからセブンを体現した身には「舐めるな」が、かなりあった。それは大人になってもずっと続いて、1984ゴジラで「おお!心を入れ替えたのか!」だったが、またズルズルとお約束になって行く。
だから、1995年のガメラは心底嬉しかった。
これ、こういうのが観たかった。
怖い巨大なものがやって来る。
逃げないと食われる殺される。
そう思える映画だった。
実は初代のゴジラを観たのは、ずっと大人になってからだ。
伝説のように「初代は凄かった」と言われても、四国の田舎じゃリバイバルではやって来ない。再放送でもかからない。
だから僕のゴジラの印象は、キョトキョト動き、ウケ狙いでシェーをやったりする何にも怖くない怪獣だった。
30近くになってやっと観た初代ゴジラは
なるほど「別格」だった。
ゴジラもだが、ゴジラによって火の海になる東京。モノクロの大火災が恐ろしい。
民衆の「ちくしょう ちくしょう」は、せっかく戦後8年かけて復興した街がまた焼かれていく。そんな壮絶な物語だ。
これがどうしてああなった?