「特撮」の「隣の青い芝生」

 初代ゴジラが時間足りなくてコマ撮りアニメじゃなく着ぐるみ怪獣にしたとかサンダーバードは人形を歩かせたくなくてレール移動の発進シーンを作ったとか似てると思うんすよね。特撮って基本的にあれは駄目これも駄目みたいな状況で作るしかないから優れた特撮技術者は大概ピンチをチャンスに転換してる


 そして隣の芝生は蒼く見えるんだなと思うのが日本だと着ぐるみじゃない特撮に憧れがあって操演の怪獣とか変なフォルムの怪獣に執着する。中の人の形をなんとか崩そうとする。その一方で海外ではそういういかにも中の人がいるような怪獣の動きが好まれたり。CGでわざわざ着ぐるみの皺っぽい表現したりさ


 一方で海外人形特撮で苦肉の策で隊員がチューブを移送されるように作ったメカ登場シーンが日本では「なんてカッコいいんだ…イケてる!」と豪快に延々パクられるわけで。しかもアニメで(笑。本当にね。まさに絵に描いたような「隣の芝生は青く見える」。


 面白いよな。作ってる方がネックだと思ってた部分が一番のアドバンテージになったりして。まあ理由も色々あると思うけど。ネックになってたくらいだからその分野は誰も手を付けてなかったとかさ。それに困難だと思われることを工夫で突破すると何か産まれたりするんすよね。それは観る方にも響くわけで