〈いま・ここ〉と「個」の「まるごと」・メモ

*1
 「現在」≒〈いま・ここ〉は常に自分ごと、「個」の体験としての現実でしかない。

 だから、そういう「現在」から「歴史」を考えてゆくことは、「個」の体験としての現実の上にどのような時間が堆積してゆくか、を考えることでもあったりするらしくて、な……「個人史」とか「オーラル・ヒストリー」wとか持ち回ってはしゃぎ回る向きは、そういう意味で初手からおそらく縁なき衆生なんだと思う。

 「個」と「社会」とか、「部分」と「全体」とか、いずれそういう図式の範疇からとりあえず「おりる」ことを仮説的にでもやってみようと思うかどうか、あたりがまず分岐点かな……「個」はそのまま「まるごと」でもあったりする、とか、な。そういう方向からの「多様性」の認識の仕方ってのも、実はあるんだろうと思う。


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*1:日々TwitterのTLとのつきあいで、こちら側の身の裡にうっかり宿る断片や発想、枝葉繁らせてゆきそうなもの思いのタネなどを書きつけておくことの大切さ。自分のこれまでの考えの理路や来歴を確認してゆくための足場としても。