40代で狂わないために・メモ


 40代で狂わないためには30代で10代、20代の頃のの無念を成仏させるのが良いんですが、これは結構難しいんですよね。「10代、20代の頃にやりたかったことをやる」だけでは成仏できないんですよ…その「やりたかったこと」の奥深くにどんな「妄執」が隠れているかを見抜いて手放してあげることが大切なんですよね…。つまりはlet it goでレリゴーなわけです。これは言いたいだけです。


 例えば10代の頃にキラキラした青春を送りたかったとするじゃないですか。私も送りたかったんですけど「ドフフフ…小生は…(眼鏡くぃ!)」ってする感じのオタクだったんでキラキラ大学生生活とはほど遠い生活してたんですよね。でも30代になってキラキラ大学生生活するって無理があるというか、ほぼ不可能じゃないですか。


 キラキラ大学生生活の憧れって、モテまくりたいという承認欲求かもしれないし、利害関係のない仲間たちとの絆だったり、時にぶつかりながらも、最後は分かり合う関係性への渇望だったり、究極的には「誰かに愛されたい自分」だったりするわけで、直視するにはちょっと「うっ…」とするものが隠れていると思うんですよね…。


 なので、10代、20代の頃の無念の奥底にある無念は、時が過ぎ去り実現することはもう不可能なのだと、どんなにあがいても手に入れられないのだと、他人から見たら「あいたたた」な行為をし続けた後ひどい目にたくさんあって、悟るんですよね…。


もう手に入らないのだと悟った後、じゃあどうするかと考えるのが中年の危機の脱し方なのかもしれません。おしまい

 昔、地方で観光系の団体立ち上げて、そこに東京から役者さん(美女イケメン揃い)連れてって手伝って貰ったんだけど、地方側のメンバーがそれで勘違いしちゃって「キラキラキャンパスライフみたいな日々」を送ろうと、なんかサークルのノリみたいな感じで活動しようとして、まぁ酷かった。


 役者の1人(男)も、紹介者から忠告されてたんだけどまぁ大丈夫だろと思ったたら、女性メンバー集めて余計な事始めたりして。あの手の、「大学行けなかった連中のサークル活動への渇望」は本当に凄いよね。自分は大学でサークル入ってなかったけど全然そういうのはなかったから、ホント分からん。