高齢者の暴力への怨嗟・メモ

 町内会に班長として出席。町内行事を削減しコストダウンを目的としてアンケートを取ろうと70後半の方が言い出した。当地は殆どが高齢者。マジで民主政の罠。高齢者の意見のみが通り、若者が住みにくい町になる始まりの瞬間を見た。もちろん反論。相手顔真っ赤。


 ここは日本だと痛感した夜。


 この高齢の暴力に対抗するためにコミュニタリアニズムが台頭すんじゃない?今の欲がないと言われる若者にはフィットかもよ? 結局団塊の世代(70代)ってさ、左がカッコいいと思ってんだよ。学のある人ほどそう。誰か左が社会的幸福度を亢進させるには発展途上国でないと無理って教えてやってくれよ。


 腹が収まらない。だいたい自分らのときは諸先輩方から便益を享受しながら自分らは放棄ってどういう了見だよ。恥を知れだわ。だからやなんだよ団塊の世代って。かっこいいこと言うくせに最後は都合よく自由を掲げて逃げる。てめえらが平成を台無しにしたんだよ。自分らがいたときは改革を後回しにしてよ


 お前らがリタイアしたらすぐ働き方改革始まったよな?自分らが上のときはサビ残当たり前で自分らの給料の原資確保させてさ。さらに終身雇用と年功序列も防衛したよな。リタイアしたらすぐメスだよ。恥ずかしくないの?ねえ、孫の顔正面から見れんのかよ。孫、これからこの国で地獄見るぜ?


 どんな地獄かって?『自己責任』って名前の地獄だよ。お前らは知らない単語でゴメンな。お前らが改革を後回しにしたせいで、もう社会保障だめなんだわ。NISAとiDeCoっつー手切れ金もらって俺ら放り出されたのよ。孫もそうだよ。テメーの孫が運用ヘマったらド底辺になるぞ。それわかってる?


 若い時にキラキラした安いイデオロギーに染まるのは仕方ないわ。でもな、それで古希まで行ったらただのゴミなんよ。お前らが結局ゴミだったのは平成が証明してるんよ。同世代を切ってでも、国を繋ごうとしなかったよな。戦中の皆さんが繋いだモノを食いつぶしたのがあんたらだよ。


 今の若いのは苦労してない?頑張れば豊かになるならどんだけでも苦労するわ。今はどう頑張るかを死ぬほど考え抜かないと中流にもなれねぇから。迂闊に苦労を選べないんだよ。おめえらみてえに思考停止の苦労しててもマイホーム子の進学老後資金の三冠取れる時代じゃねえんだわ。お前らのせいでな。


 簡単に医者に行くな。簡単に介護保険使うな。もう担い手はいねぇんだよ。介護人材は600万人不足するってクリアカットに出てんだよ。無理ゲーは始まってんの。だから、とにかく健康に生きろ。歩け。筋トレしろ。肉を食え。金は次代へ繋げ。じやないとイーロン・マスクの予言が本当になるぞ。

接客の効用

 学生の皆さん、就職する前に一度は接客業のバイトをしてみてください。日本がどれだけおかしな国かわかります。人は赤の他人に対して、店員というだけでここまで横柄な態度がとれるものなのかとビックリしますから。横柄な客には横柄に応じる。これは接客の基本ですね。鏡になってあげるのです。昔はどんな客にも笑顔で接するのが接客とされました。これが日本を更におかしくさせました。客なら何をしても許されるというカンチガイを生み出し蔓延させてしまったのです。お会計でお金を投げつけられたら、お釣りを投げつけて差し上げましょう。自分がやられたらどんな気持ちかわかってもらわないと。店員のくせに生意気だと怒ったら、お前は何様だと言い返してやりましょう。お客様だ!と居直ったら、お客様ならお客様らしくしろ!そんな人を人と思わない態度をとる奴に「様」なんかつけられるか!と怒り返してあげましょう。ここで甘やかしたら、奴らお金さえ払えばエラいんだとカンチガイしたままです。

どうか成仏してください、と言われる側

 友達と「たぶん今のZ世代、10代から見るとtwitterで騒いでる左右、フェミニスト氷河期世代とかはどれも鬼滅の刃における鬼側で、そこに至る境遇に同情すべき部分もたくさんあるけど『どうか成仏してください』っていいながら斬ることでしか救われない存在だと思われてそう」と話して盛り上がってた。


 世代が降るほどに今何が問題点なのかもわかってそうですし、あんまり議論ばかりしてる場合ではないよねってのはありそうですね。


 ネットが生まれながらに身近にある世代はつえーですわ


 斬られないと救われないって、ゾンビかよ。


 全共闘世代のおっさん達の言葉にしんと悲しさを感じた若い頃を思い出します。
 最も浅薄に、最もクリアに本質を見抜く、若い世代の直観をわずかな希望に、鬼は哭くことしかできないのです。

「公共」と「通俗」の間・雑感

 「公共」とは、ある意味「一般」であり「普遍」でもあるようなものだろうが、それは同時に「通俗」「ありきたり」でもある部分を必然的に含まざるを得ないわけで、な。

 で、それらを仕事として視野に入れて具体的に動かしてゆく立場が「行政」であり、実行部隊が「お役所&お役人」であるはず、でな。

 いわゆる学術的なたてつけで、それこそ政治学とか法学とか社会科学的な脈絡であれこれ「公共」を語ることは、その作法やそれに従ったもの言いなども含めて、すでに定型があるみたいなんだが、ただ、こちとら外道の目線からすると〈それ以外〉の領分ってのが馬鹿にできんくらい膨大にありそうで、な。

 なんちゃって法学部卒なので全く偉そうに言えんけれども、ほとんどまともに出席してなかった学部の講義で、面白いなと思った数少ないひとつが「法社会学」だったりした。

 理屈でなく、いや、理屈なんだがそれが現実とどうクラッチミートさせられてゆくのか、てなあたりの面白さだったんだな、と。

 わけわからんながらに柳田國男に出喰わして、あ、面白いかも、と思ったのも、もしかしたら直感的に何かそういう「法社会学」的な何ものか、を察知していたのかもしれん、当時10代早生まれのガキなりに。

 のちに、彼が自分のやってることを「経世済民の学問」「(ある種の)ポリティカル・エコノミー」と言っていることを知った時は、あ、やっぱり、的な腑に落ち方をした。

 この「経世済民」も最近、例によってイヤ~な提灯のつけ方して得意顔な向きがあるようで、ケッタくそ悪いが( ಠωಠ)

 柳田にしてもあれ、亡くなる直前に「定本」が出始めてやっと仕事が一望しやすくなって、それと逝去が重なり、かつ高度成長のとば口だったこともあり、一気に何やら「柳田ブーム」が始まっちまったのがきっかけで、民俗学までうっかり風船おじさん化して舞い上げられちまったところあったわけで、な……

 また、当時の吉本隆明が「共同幻想論」で「遠野物語」その他引っ張ってきたのも、結果的にいらんブーストかけちまったところ、あったしな……

 いわゆる「柳田論」的な仕事の類、もう汗牛充棟どころか二次三次創作wみたいなのまでクソミソ一緒くただが、別途自前の領分、良い意味で専門領域をきっちり持った人がたが読んでみせた「柳田論」こそが読むに足るもので、そうでないのはいろいろと……というのは、当時からお約束ではあったわなぁ。

 悪い意味での「文学」的幻想というか、何かそういう通俗的なフィルターかかり具合の強いほど、あ、これ(゚⊿゚)イラネ な
仕上がりになっとるのも、いわゆる「柳田論」のひとつメタなところでの味わい方(おい)

「歴史書」の売買・メモ

 息子が2元貸してと言うので理由を聞いたら、マンション内で6年生くらいの男の子がお店を開いていてそこで買いたい物があると言う。え?!警戒しつつ話を聞くと、その子はここに長く住んでいて、ここの子供達の間で起こった事を記録し本にして2-3元で売っているという。その”歴史書”を買いたいらしい。


 昨日マンションの公園で男子VS女子の大戦争が起こり、前にも男子女子の戦いがあったのかその歴史書を見たいという。その子は歴史書の他にも誰かが拾って、皆の間で流行りまたいつの間にか遊ばれなくなった物(バイクのミラー、変な形の枝、壊れたおもちゃなど)を記念品として売っているんだそう。


 「这是大大小小的孩子们玩儿的东西。虽然很小,但里面装满了孩子们的快乐的记忆」記念品にはこんなカードが添えてある。大人に見つかると怒られるので人が少ない所にひっそり現れるそう。木を削っておもちゃを作り小さい子にあげたり。このマンションにそんな素敵な子が居たなんて!詩人じゃ無いか‼︎


 初めてこのマンションの事に興味が湧いた。この子に会って話してみたいけど、いつ現れるかは分からないし大人を警戒してるという。息子は昨日の大戦争があったから、それを書いた最新版を売りに来るかもというので、是非買って沢山話を聞いてきてとお願いした。


息子から聞いた彼情報。

 ・天気が良く風がない日には屋上に自分で書いた旗を飾ってそこで売っている。
 ・風が強い日にノートくらいに切った沢山の布を屋上から放ち下の皆で拾う遊びをしてくれる。
 ・どんな文字でも見れば全く同じに書ける。平仮名書いて見せたら直ぐ書けた。

私はもう既に彼のファン。


 大人に見つかった時の避難経路や避難場所もいくつかあるらしく、マンションの子供達の間では有名人だそう。そんな楽しい世界でそんな楽しい事してたなんて全然知らなかったと言うと、息子が「子供には子供の世界が有るから!」と鼻高々に自慢された。その世界は絶対邪魔しないから会ってお話伺いたい。

 それを売ろうと「歴史書」を創るセンス、それが身近な子供達の歴史なのも、なんとも欲しくなる要素満載ですね。
 遊んだ残骸を記念品として売るなんて、中国の方々の商才を感じさせるなんだか凄い子、会ってみたくなります。

 聞けば歴史書時価で、何かの事件があった後は値段が上がるそうです!!昨日の男子女子大戦争の後だからもしかすると結構高くなってるかもと言ってて今まで見た最高額は20元だったそうです。そんなところも興味が惹かれます。

オンライン会議の功罪・メモ

 『オンライン会議がふえて、雑談をしにくくなった。』
 『感情に訴えたり、読み取るのがやりにくい』
ーという話をきいた


 訪問営業が主流の時は、雑談がかなり武器になってた
 それがオンラインになるとやりにくく、更にマスクをしてると相手の心中がわかりにくいと


 面白いので更に聞いてみた(続)


 逆に、オンライン会議の良さは、好きなタイミングで資料共有させられるという


 リアルな会議では、紙の資料を配っても話に合わせて見てくれなかったり、先に読まれたりした。それがなくなる、と


 雑談を使って感情に関するテクニックは使いずらいが、データなどのロジカルな展開はむりやり共有できる


 意外と大事なのは『マイク』『声』らしく、先方が会議室で一同にあつまって1つのマイクだと、音が拾いにくく、会議のライブ感が悪くなるそうだ


 声は大事で、社内のやりとりをチャットだけだと必要な話しかされず、雑談が生まれない。


 雑談がないと感情の移動が少なく、クリエイティブなモノが生まれにくい


 そこでボイスチャットを取り入れる企業が増えてきてるそうだ。


 コロナ初期で、テレワークを取り入れたコールセンターは、確かにオフィスを減らせたりコストをへらせたり、通常業務の範囲はわりと上手くいけると話してた。現状の維持はしやすい


 ところが、オフィスにでて従業員同士のする雑談がなくなると、クリエイティブな発想がなくなり、変化がしにくくなったと

Web上のコンテンツが「消滅」すること・メモ

 Cakesサービス終了の件。こうしたときにコンテンツが見られなくなるのは普通のことだから、noteでエクスポートできないのは的がはずれた指摘なのではないかという意見があったので整理を

 ようはエクスポートできるかどうかは、クリエイターが作品を守るために必須の機能だという点です 1/


 Cakesであれ、Slownewsであれ、Engadgetであれ、サービスやウェブサイトが閉じたらコンテンツが見られなくなるのはしかたがありません。ホストし続けるのにもお金がかかるので


 でもだからこそ、クリエイター視点ではデータが持ち出せるようになっているかが問題になります 2/


 Cakesの場合、同じ会社のnoteは存続しているのだから、サーバーが全部なくなるわけではないのでは? という反応も当然出てきます


 ここで、noteはエクスポート機能を頑なにつけないけど、Cakesはどうなんだろうというところで話がつながります 3/


 noteについては2年前の5月に記事にしていて、コメント欄で深津さんが「一年ほどで実現できるのでは」と情報をくださっています


 でも「新エディタが完成したらエクスポートにとりかかれる」という話はどうも腑に落ちませんでした
note.com/mehori/n/n4764… 4/


noteからコンテンツをエクスポートする方法がないというリスク|ほりまさたけ|note
note.com


 エクスポート機能はそれだけ優先度が低く扱われていて、「Markdownといったフォーマットにおとしこめない機能で囲い込みが終わるまでは引き伸ばす」という判断をしているのではないかと気になりました 5/


 noteが「エクスポートに対応する」と公式に発表したのはこの記事から1年後の2021年4月、それから1年以上が経過して新エディタも公開されているのですが、まだエクスポート機能はリリースされていません。もうそろそろなのかもしれませんが
watch.impress.co.jp/docs/news/1317… 6/


note、DM・エクスポート対応へ。新エディタも導入
watch.impress.co.jp


 こうした流れがあって、今日のCakesのリリースをみると、次のことが気になります。noteというプラットホームがあるのに、なぜすべての記事が公開停止なのだろうか? という点と、Cakesの著者は作品を持ち出せるのだろうか? という点です 7/


 リリースを見る限りでは、これまで多くの読者を集めたコンテンツの今後についてはなにも言及がありませんし、みたところ今後どうしようか検討中の著者が多いようでした


 これは「クリエイターを支援する」を謳っているプラットホームとして奇妙だなと 8/


 いざというときにサービスからデータを持ち出せるのは単に利便性の話ではなく、データポータビリティーという、欧州のGDPRなどでも明記されているユーザーの権利です。これが軽んじられているのが気になったわけです 9/


 特にnoteの場合、官庁や博物館といったようにアーカイブ性が求められるアカウントも多く開設されていますので、なおのことこれが重要になります


 バックアップのためだけでなく、ユーザーからみてnoteが最適な場所でなくなったときに、そこから移動できる自由が担保されていないのが問題です 10/


 で、ここまで書いていたあたりで、さきほどCakesのリリースに「8月から順次原稿を渡すなどの対応をする」と追記がされたのですが、当初届いたメールにはこうした対応についてはなにも言及がなかったと、Cakesに寄稿しているひとからはうかがっています 11/


 「2022年9月1日以降は、cakesの全記事が閲覧できなくなると同時に、クリエイターページもログインできなくなります」としか書いてなかったそうで、多くの人が指摘するまではクリエイターが記事を持ち出したいと考える可能性について考慮していなかった様子がうかがえます 12/


 こうした流れをみているとやはり最初に書いたとおり、エクスポート機能のないサービスにコンテンツを預けるのは将来にわたってのコントロールを手放すことなって危険ですし、それをいつまでも提供しないサービスは本当にクリエイターのことを考えているのか疑わしいと評価せざるを得ません 13/


 ロングテールに生きているブロガーのわたしにとっては、このあたりが改善されるまではnoteが使えない。noteのエディタは好きなのでどんどん触りたいのですが... 14/


 もちろんそんなの気にしないという人はどんどん使うのでよいと思いますし、noteは実際楽しいです。そんな、ここ数年の流れをつらつらと考えさせられるニュースでした(おわり) 15/