世代間の軋轢、ないしは葛藤、そして闘争が、すでにニッポン社会の間の本質的な「格差」をめぐって現れ始めているのは、すでに言及していますが、文字より先に、あるいは質的に先行、優先するカタチで、web環境で主体化した世代の「賢さ」がその本質について、それまでの世代から見ればかなりの程度直感的に、であれ気づき始めています。
一方、同じ若い世代でありながら、こういう「賢さ」(ある種の、ですが)からあらかじめ疎外されている〈その他おおぜい〉もまた、同時代に共存しています。ケータイからしかネットに接続していない、できない子と、理由はともあれ依存に近いところまでPC経由でネットにうっかり没入してしまっている子の世界観や感覚の違いというのは、未だ見えにくいものだけに、今後、同世代間での「共食い」の引き金にもなりかねません。
ひろゆきが「日本」にアイデンティティを持っていない、結果的に華僑のような世界観を持っているのはある程度周知の事実ですが、何も彼に限らず、こういう入射角からの「国際化」「グローバリゼーション」が静かに浸透し始めていることにも注意が必要かと。
ともあれ、眼前の事実から、眼前の学生たち、からです。
10月26日にニコニコ生放送で放送された、
「結論!若者は年金をもらえるの? 『鈴木亘×ひろゆき』」での二人の発言が
「togetter」でまとめられており、核心を突いた意見も多数だ。
たとえば、鈴木氏は「年金の7割の本が厚労省関係者が著者」
「何が嘘か?:少子化が進むと給付カットの調整が入るはずなのだが、
子供が減った時点ではなく、これが大人になって始めて調整する」など。
また、以下のやり取りは若者にとってはかなり絶望的だ。
鈴木:「ひろゆきさんの世代は6割程度しか貰えない」
ひろゆき:「年金保険料には税金かからないから税率50%の僕は6割貰えば得ですねw」
鈴木:「1960年生まれの世代でやっと払った年金と貰う年金が同じ。1940年世代は6.5倍貰っている」
ひろゆき:「この国にいるメリットないですね」
鈴木:「そうですねぇ…」
これらに対して、
「たぶん今の老人みたく長生きできない気がするから大丈夫な気がする」
「セーフティネットとして機能させること自体がすでに崩壊してるもんね」
「今日の結論:アメリカ国籍で日本に住んで、やばくなったら逃げる」
などの声が寄せられている。
http://news.ameba.jp/domestic/2010/11/87933.html