バブル期に新卒のペーペーとある程度役職がついてたり、自営業の社長とは、同じ好景気を経験したと言っても雲泥の差があるのでは。ただまぁ、バブル崩壊後の不景気しかしらない世代にとっては、バブル期のペーペーですらうらやましいかもしれないけど・・・
— エス (@FreeTIBET2008) 2020年4月25日
■高度経済成長
日本経済が飛躍的に成長を遂げた時期
1954年(昭和29年)12月(日本民主党の第1次鳩山一郎内閣)から1970年(昭和45年)7月(自民党の第3次佐藤内閣)までの約16年間
経済成長の陰で急速な工業化に伴い環境破壊が起こり
「水俣病」や「イタイイタイ病」、「四日市ぜんそく」、「第二水俣病」といった各地の公害病の発生。大量生産の裏返しとしてのゴミ問題などの公害の問題が高度経済成長期後半になると深刻化
都市への人口集中による過密問題の発生と地方からの人口流出による過疎問題。
1967年:第2次佐藤内閣による公害対策基本法の制定
1972年:田中角栄による『日本列島改造論』
■「神武景気」
1954年(昭和29年)12月から1957年(昭和32年)6月。戦前の最高水準を上回るにまで回復し1956年(昭和31年)の経済白書には「もはや戦後ではない」と戦後復興の完了が宣言。耐久消費財ブームが発生、三種の神器(冷蔵庫・洗濯機・白黒テレビ)
神武景気が終わると約1年間のなべ底不況に陥っているが、その後には42か月間続く岩戸景気と呼ばれる好景気発生。ベトナム戦争:1955年(昭和30年)11月 ~1975年(昭和50)4月30日
▼なべ底不況(デフレーション現象)
1957年(昭和32年)7月から1958年(昭和33年)6月。神武景気は国際収支の悪化により急速に冷え込んだ。政府および日本銀行が国際収支改善のため強力な金融引き締め策をとったため、産業界は減益・減収、資金不足に陥り、操業短縮により在庫調整
■「岩戸景気」
1958年(昭和33年)7月から1961年(昭和36年)12月まで42か月間。過剰な投機熱による技術革新によって支えられた。設備投資が景気を主導し好景気によって若年サラリーマンや労働者の収入が急激に増加。国民の間に「中流意識」がひろがってホワイトカラー層の増加と賃金の大幅な上昇が大企業のサラリーマンを中産層に押しあげる。中産層の増大と消費ブームの到来は、生産と消費に介在する流通システムにも大きな変革を促しスーパーマーケット、スーパーストアなどの大型店舗が出現。流通革命。
所得倍増計画:1960年に池田内閣の下で策定された長期経済計画
■「オリンピック景気」
1962年(昭和37年)11月から1964年(昭和39年)10月まで。1964年10月に東京オリンピックと翌月の11月にパラリンピックが初開催されることに伴って交通網の整備や競技施設が必要となり、東海道新幹線や首都高速道路などのインフラや国立競技場、日本武道館などの競技施設が整備され建設需要が高まった。またオリンピックとパラリンピックを見るためにテレビを買ったり、実際にオリンピックとパラリンピック会場へ見に行く移動なども影響し好景気となった。
第18回東京オリンピック:1964年(昭和39年)10月10日(後の体育の日)から10月24日までの15日間
▼証券不況・不景気の通称
1964年(昭和39年)後半から1965年(昭和40年)に掛けておきた不況。証券恐慌、昭和40年不況、構造不況とも呼ばれる
■「いざなぎ景気」
1965年(昭和40年)11月から1970年(昭和45年)7月までの57か月間。1964年東京オリンピック翌年(1965年)の証券不況(構造不況、昭和40年不況)は、それまでの第二次世界大戦後の不況のように、政策金利の引き下げなどの金融緩和による金融政策だけでは改善せず、政府は補正予算で第二次世界大戦後初の建設国債の発行を閣議決定し、翌1966年に発行した。これと前後して、景気は回復しはじめ、いざなぎ景気がはじまった。マイカーブーム:東京オリンピック(1964年)を機にカラー放送が本格化。カラーテレビの普及率が急速に高まった。エアコン(クーラー)の購入も増加し、車 (car)、エアコン (cooler)、カラーテレビ (color TV) が3C(新・三種の神器)に。
■バブル経済期・平成バブル
1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間に日本で起こった資産価格の上昇と好景気。※1985年(昭和60)から説も。
地上げ、財テクブーム、就職売り手市場、メセナ活動(企業が文化・技術・スポーツ振興に資金提供)「新人類」「DCブランド」「マヌカン(ハウスマヌカン)」「ワンレン・ボディコン」ポケットベル「ヤンエグ」(青年実業家や起業家)「アッシーくん」、「メッシーくん」、「ミツグくん」、「キープくん」「オバタリアン」「おやじギャル」セゾン文化「ウォーターフロント」「カフェバー」
東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件
1988年(昭和63年)から翌1989年(平成元年)
死亡被害者4人
2008年6月17日死刑執行
▼バブル崩壊
1991年(平成3年)3月から1993年(平成5年)10月までの景気後退期。松本サリン事件
1994年(平成6年)6月27日阪神・淡路大震災
1995年(平成7年)1月17日神戸連続児童殺傷事件
1997年(平成9年)
▼リーマン・ショック
2008年(平成20年)9月15日、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻。連鎖的に世界規模の金融危機が発生。日本では大和生命保険が倒産したりなど相模原障害者施設殺傷事件
2016年(平成28年)7月26日座間9遺体事件
2017年(平成29年)10月30日2019年5月1日より令和元年