DVからの脱出・メモ

 幼なじみが小さい時割とDVされてて、そんな当時、家出して、私も付き合ってあげて近所の色んなとこ回って、最終的にその子の家の玄関が見えるジャングルジムの上でチートス食べながら家族の様子を伺うという状態になったんだけど…その子が「家出して分かったけど、家帰るじゃん子どもだから。


 行く場所ないし。そしたらさ、またフルボッコにされるじゃん。また家出したくなるじゃん。また家出するじゃん。またフルボッコじゃん。これっていつ終わるのかね。大人になるまで?大人っていつからなんかね?」って話になって「逃げて遠くに行って部屋借りて、住める時じゃないかね?」って言ったら……


 「それはたぶん18-20ぐらいかーあと10年どうしようかな。生きていられるのかな。学校に住めるのかな?親にすぐバレるか。そういう逃げ場みたいなとこあんのかね?」「わからないけど、今〇〇んちの前に警察来たから今警察に聞けば?」ってなって「うわーじゃーボコられにいくわーしんどー」みたいになってその子は家に向かったら親たちが「もう心配したのよ!」「心配かけるなよーすみませんほんと」みたいに優しく接しててゾッとした。警察に聞けんのかな?って思って見てたけど、聞く隙もなく家に入れられてて「あーあ」ってなった。次の日その子は学校休んで土日あって、月曜日にだるそーに登校してきて「おーアザがない。殴られなかったの?」って聞いたら「大人がさ、他の大人が見える場所にあざ作らないよ」って服まくって見せてくれた背中にはタバコの焼きがやたら入ってて「これはもうさ校長先生か保健室の先生と私とで警察一緒に行こ?」って言ったのを覚えてる。


 そして今日久々にその子に会った笑
土地転がしになっててワロタ。当時の話を2人で記憶補いながら思い出して「これさーどこかに流しとこーTwitterとか」ってなったので流しておく。淡々としてるけど、やっぱ壮絶だったねとタバコの焼きの跡を見せてもらいながら2人で笑った。


 この話、もっときちんとどこかに書かなきゃいけないと思う(彼がこの後どうやって今の状態になったのか等)けど、今日はとりあえず備忘録的なとこまでで。疲れた笑


 ちなみに土地転がし=不動産業のこと です。なった理由は「自分のような境遇の子に部屋を貸せるように」!!…とかは後付けで、実際はいろいろと助けてもらった人とか関わった人達から任されたりとかな流れで今に至るそうです笑 そんな美談なかなかねーからw後付けしてのし上がるって言ってました笑


居場所さえあれば生き延びられる
この国は居場所を奪いすぎだ
この子達の居場所を作るのは公助にしか出来ない事