陰謀論はまる人の話聞いてると 人間、とくに悪い奴は固い意志をもって物事に当たってる、てのが前提なのね 敵は必ず明確な悪意を隠してる、奴等の言動はそう見ていけばつじつまがあう、みたいな 俺はそこに乗れないんだ 己の見てきたクズ、ナメた奴、迷惑な奴は、概ね常人よりも意志薄弱だったから
— ヒサミチ (@hisamichi) 2021年5月9日
無能に悪意を見出すな オッカムの剃刀じゃないけどさ わが身を省みたって、邪心にとらわれるのは大抵疲れて頭の働かない時、世間にくじけてむしゃくしゃしてる時、大人ぶった奴に一泡吹かせたい時で 瞬間、アホに、子供に戻ってるんだ サイコパスとかそういう特殊例は知らないが 一般的な話ね。
流されやすい奴、てのもいるね リンチ殺人とか起こすのはこれ 周りの顔色伺うのが社会性と信じ込み、ここで降りますと言えず地獄へ行くやつ 常識なんて多少なくても意志さえ人並に備わってりゃこんなことにはならなかったのに… だから、俺に言わせれば逆なんだ 悪人は意志が弱い 克己心が薄い。
陰謀論者 隠された真実と称し世界を活気に満ちた物語として読んでるんだよな 物語ってのは現実と違う 出てくる誰もが明瞭な意志に動かされてる 作中人物が悩み惑うて志を挫いたり貫いたりするのが我々見たいんで 意志の曖昧なキャラは「立たない」面白くないわけよ 現実の人間、僕らと同じだから。