「昭和レトロ」ってのは2021年時点だと、まだ世代や地域によって非日常と日常の境目にある事物だから難しい。「昭和の町食堂で生姜焼き定食を食べる体験」がテーマパークのアトラクションとして1200円(入場料別)で成り立つ世界もあれば、そんなのは日常の範疇という世界もある。
— 大島紫尾 (@cmbvolvo) 2021年5月8日
仕事で水戸に行くことが多かったのだけど、そのような地方都市では昭和の佇まいの町食堂で定食(高くても800円程度)を食べるというのは日常生活の範疇なので、これが非日常性を帯びたアトラクションとして高値が付くと看做す人とそうでない人の世界の違いを感じた。
別にボッタクリだの高すぎるだの言いたいわけじゃなく、それを非日常のアトラクションとして楽しめる人は大勢いるのだろうしそのような人が本来のターゲットなのだろう。ただ、その価値観の違いに驚いただけ。