90年代的な文章は甘えである

90年代の本を読むとかったるいなと感じることが多いんだけど、それは文章を読む人がまだまだたくさんいるだろうという甘えなんだろうな。今の時代はそういうのはみんなすぐに読むのやめてしまうから通用しない


90年代のハシャいだ感じのちょっと露悪的な文というのは本当になくなってしまったな。文章芸というもの自体が消えたかも。寂しくもあるが今さらやるべきとも思わないけど。


「文章っておカタイものだと思われてるけど、実はこんなにポップでフザケたこともできるんだぜええ」みたいなアピールしてるやつ。今はそんなアピール自体無意味になってしまったか。


今はネットニュースの「1ページ目で内容の8割」という書き方でないと2ページ以降は読んでもらえない。そして自分もそういう読み方に慣れてしまっている。