リベラルは民主主義の敵

 2016年にトランプがアメリカ大統領になった時、「これでようやく誰もがポリコレ批判ができるようになる」ってツイートしたよね。リベラル共からは「何言ってんだ野蛮人が」みたいな反応だったけど。それまで、今みたいにフェミやリベラルやポリコレを批判することは非常に勇気のいることだったんだよ。


 おかしいと思ってもそれを声に出すだことすらできない暗黒時代だったんだよ。だから世界はトランプ当選に衝撃を受けたんだよね。反ポリコレなんて口に出せない社会だったから、世論調査してもそんな世論はどこにも観測できない。みんな口に出さないから。出せば迫害されるから。


 なのに投票してみたらトランプが当選した。みんな抑圧されて黙らされていただけで、リベラルやポリコレなんてものに人心は付いていってなかったことが世界中に晒されたのがあの大統領選挙だった。それだけ多くの人々が政治的主張を口に出せない時代だったことが露呈した。


 たぶんみんなもうそんな昔のことは忘れてると思う。だけど本当に「世論調査にまったくひっかからない」ってレベルで主義主張が弾圧されて地下に隠れてなければならなかった時代が、たった6年前まであったんだよ。特に今の若い人なんか想像もできないだろうけど。でも忘れちゃダメなんだよ。


 リベラルがどれだけ社会を抑圧するか、民主主義の敵であるか。何度でも警鐘を鳴らさなければならない。口からでまかせで糊塗された綺麗事や道徳で他人を黙らせようとする連中をのさばらせてはならない。ほんの数年前に実際に世界が経験したことなんだから。