おたくの「保護区」異論・メモ

オタクのコミュニティは本当にオタクにとってのサンクチュアリー(保護区)なのか。-利己主義と排他主義が生むオタクのコミュニティの実態|ニッセイ基礎研究所,

「簡潔に言えばオタクという言葉が多様化したことにより、オタクという言葉を使う事やコミュニティに参加すること自体のハードルは下がったものの、そのコミュニティには多くの若者が望むように、必ずしも「仲良くなりたい」という帰属欲求承認を目的とした者ばかりではないことに注意する必要」


「これらのオタクは、他のオタクに対して敵対意識を持っている者も多いため、若者のオタクが描くような共通の趣味を媒介として、和気あいあいとした人間関係が構築されるわけではない。」


「(1)ライトファンやにわかオタクに対して高圧的な態度をとる(他者排他)、(2)同じコンテンツが好きな人に敵対意識を持つ(同担拒否)、(3)コンテンツに対する熱心さを消費量やオタク歴で測る(マウンティング)、の3類型をオタクのコミュニティで垣間見ることができる非友好的な行動」


「オタクはコンテンツを嗜好することが自身の精神的充足に繋がるため、そこに独自の価値観を見出し、強いこだわりを持っている。この強いこだわりという側面からみると、本来オタクは誰とも分かり合えない。」

分析の「わかってる感」も含めて著者自身もかなりのオタなんだろうけども、ツイッタもツイ廃レベルでやってそうな予感w

廣瀨 涼|ニッセイ基礎研究所, https://nli-research.co.jp/topics_detail2/id=61776

感想述べる前にちゃんと読んでここに注意するように→「若者の中にも熱心に好きな対象と向き合う所謂昔ながらのオタクも存在しており、そういった若者のオタクは、本稿で言う「若者のオタク」には含まれない。」