「カリスマ経営者」の下で働くと・メモ


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 これがデマって言ってる奴らは、京セラが昔「アメーバ―経営という部署単位で成績が管理されるため常に競争。女性社員が膀胱炎になる」てな感じで揶揄されていたことを知らんと見える。松下幸之助は「工場に落ちているネジ1本コストなのに知らん顔している従業員を見ると腹が立つ」的なことを言っていたというし、アマゾンのペゾスは倉庫で働く従業員がとてつもなく過酷な仕事をしているのを知っていても労組を作ることを許さなかったし、徹底的に低賃金でコキつかい、役員でも「ビジネスクラスに乗れ」を徹底した。


 一代で大企業を築く人間にとって「全部自分の持ち物」だから、自分のモノが「無駄に使われる」ことを嫌うし、人も含め「徹底的に使う」という意識が強い。立志伝中の人物の会社で働くってのはこーいうリスクがあるのだ


 「従業員が安い給料でモチベーション高く自己研鑽しつつ猛烈に働いてくれる」のが経営者にとっては至上。でもそんなことありえないから「ありえる」ように色々工夫する。スタバやディズニーは「ブランド」で引き寄せ「研修」で忠誠心を叩きこんで「バイトの給料」で極限まで働く従業員を作り上げている。京セラの場合「アメーバ経営」そして従業員を「京セラフィロソフィ」という「経典」で、考えから行動パターンまで徹底的に縛り上げることでこれを達成したと言えるだろう。

 前々職のブラック社長が稲盛氏のファンで京〇ラのコレの研修に行ったことがある。確かに勉強にはなるけど、胡麻すりしか出来ない下級経営陣や中間管理職の仕事をヒラにやらせようって感じ。もしヒラにやらせるのだであれば、同じだけの情報量と給料をくれ!だったわ(゜-゜) twitter.com/nekonom6338514…

 会社は創業期、成長期、安定期という風に、順を追って経営者を変えていくのが、長く生き残る秘訣、創業者は「自分の会社」感が抜けなくて、創業期のやり方のまま走り続けようとする。それが分かってる人は、ある程度成長したら売ってしまったり、別の人に経営を任せたりする。

 まさしくそうなんだが、冒頭に上げた、稲盛氏/松下氏、ペゾス氏なんかは「創業時のコスト意識」といったプラスになる(*経営者とってであり従業員ではない)ものはそのままで会社の規模によって考えの枠を広げていったのだから、まさしく「怪物」といえる。

 行き着くと会社に在るもの、居るもの全部自分の体の延長で、命令通り、自分が希望する通りに進まねばならないに行き着くんでしょね。だから自分が言った事が間違ってても それは重要ではなく、相手が命令を聞くかどうかが重要な目的になる。最後は外と整合が取れなくなって破綻する(o・ω・o)

 その通りなんだが、例外があって所謂「賢君の独裁政治こそ最も優れた政治体制」って言葉があるように頂点に立つ経営者の能力が天才的であり、それが続く限りは「それでいい」んだよな。アマゾンは「半年かけてペゾスへのプレゼンを考える」なんてことをやってたが、それでも「問題なかった」どころか「勢力を拡大していった」わけで。正直嫌いなブランドなんだがユニクロも柳井独裁体制で業績はずっと右肩である。まあ、問題は人間というのは「麒麟も老いては駄馬にも劣る」やら「血筋重視でボンクラに2代目に継がせたくなる病」があることだが、それは割愛

 這い上がった創業家って基本やっぱ「ドケチ」よナァ。
 そして付け足すなら「人外の域でハードワークする」。
 これは大元の永守社長も、朝の4時から掃除をしてたという餃子の王将の社長そう。
 ブラックになる下地は整っていると言える(苦笑

 その点マイクロソフトビル・ゲイツは自ら率先して飛行機ではエコノミーに乗ってたので、役員以下誰もがエコノミーしか使えなかったそう。誰かから「世界的な大企業のなんだから役員はファーストクラスに乗れ」と言われて、ようやく認めたとかw t

 これに関しては、資本主義の本山アメリカの方がエグイと思う。工員の何千倍の給料をもらい、赤字でも恥じないソニーのストリンガーみてーな経営者はたくさんいるし、最悪の搾取「ギグワーク」まで導入した。日本の経営者は貰いすぎない美徳がある

 日本の経済発展はぜーんぶ下っ端のタダ働きに過ぎないんですw twitter.com/nekonom6338514…

 スティージョブズなんかはエレベーターで乗り合わせた社員の見た目が気に入らなかったからクビにしたとかあるので、いわゆるやり手経営者は大体クズ。やりて経営者ほど人格者、とのたまうのは水商売女と男芸者くらいでしょうな