「反社会学講座」の社会学者の一般的な研究方法に従い、俺にケンカを売っている社会学者の思考をシミュレートします。
— 山岡重行@心理学者 (@yamaokashige) May 26, 2019
①「腐女子の心理学」という本を見つけた。
著者の山岡重行が気に入らない。
憎たらしい。なんとかしてこてんぱんにやっつけてやりたい。
②社会学のテーマである腐女子研究に心理学者が手を出してきた。
社会学の先行研究をリスペクトしていない。
社会学では計量的調査研究がないと批判している。
「腐女子の心理学」が腐女子に関する初の客観的研究と吹聴している。
腐女子=フェミニスト説をとらない。
山岡が憎たらしい。
③自分には過去にとった趣味に関するランダムサンプリングのデータがある。
二次創作の質問がある。
腐女子は二次創作BLが大好きだ。
「二次創作に興味を持つ女オタク」を腐女子と言いくるめればよい。
そうすれば山岡の研究を否定できる。
④腐女子と男オタクが真逆のジェンダー意識を持つように見せかける。
そうなるようにオタク尺度の項目選択。
自認はあてにならないから、「オタク自認」も排除する。
標準得点にすると男女の正負が逆になる。
算数苦手な奴が正は肯定、負は否定と思うよう誘導する
重回帰分析も行う。
⑤ピエール・ブルデューとか、アドリエンヌ・リッチ、ジェーン・アダムスなど、
ヨーロッパやアメリカの話を持ち出せば、西洋コンプレックスを刺激できる。
簡単な言葉も原語をつけたりカタカナにしよう。
⑥一般論にする。
腐女子=フェミニスト説を採らない山岡はアンチ・フェミニスト。
山岡は、男性中心のジェンダー意識と腐女子への偏見を持つ中年男。
山岡の研究方法もトートロジーだから信頼できない。
山岡の「腐女子の心理学」は学術的にも倫理的にも誠実ではないと印象づける。
⑦ソフトカバーの安い本にして多くの人に買ってもらおう。
表の数字の桁がそろっていなかったりしても気にしない。
講演会でも、連続講演でも何でもやるよ。
多くの本を売ったものが正義だ。
自分の言葉を多くのものに届けてやる。
読め、信じろ!
むろん、これは俺の臨床心理学的マインド・シミュレーション・テクニックを応用したギャグです。でも、案外このレベルのことを真面目に考える社会学者もいるかもしれないですねぇ。
本邦シャカイガク、ほぼ完璧に見切られとってワロタヽ(゚∀゚)ノ
ちなみに、下敷きorダシにされとる「反社会学講座」というのは、こういう本らしく。それなりに売れとるらしく(´・ω・)つ
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