「新人類」再考・メモ

都会では世代間ギャップが激しかったのでしょうね。
だからこそ「話が通じない=新人類」と呼ばれる様になったのでしょう。
現代の様にネットで双方向に意思表示が出来る訳でなく、東京から一方的に情報が発信されるだけでしたしね。東京の常識が日本の常識みたいな所が有ったのでしょう。

田舎から一旗挙げに出て来た団塊の世帯と都市出身の新人類ではかなり違いがあったと思いますし、ポパイやホットドックプレスを読んでくる田舎からくる新人類とも考えがかなり違った可能性があります。何でも世代で一緒にしますがかなり地域差が有ると思います。

恐らくは幾つかの類型に分類できるのでしょうけど、「新人類」と決めつける側、つまり、より高齢者の側からしたら「話しの通じないヤツラ」という点で一括りにされていたのかも知れませんね。
民俗学的な分類が必要なのかも知れません。