本邦労働市場の明日・メモ

 実感でも感じますね…。弊社も前年比5%の賃上げ、労働力が減った中で確保のためにですが、それでも人員自然減と高齢者再雇用による費用減の方が勝ってるんですよね…。逆に売上単価も上がってて、行けば儲かるがマンパワーが無い。今70歳あたりの人を60歳から再雇用してきた日本の10年のツケ感あります


 『全ての企業にとって高効率な雇用にする』と恐らくは欧米型の問題が噴出すると思う。


 どちらがよりマシなのかは世代間での認識は異なるのだろうけど、個人的には『土台有っての建物』だと思うので少子化の現状では、現在の雇用の方がよりマシなのかなぁと思います。

 高効率な雇用こそが今の日本の高齢者再雇用と女性パートフル回転の状況なんすよね。一応総人件費は増え続けていて、手取りはそうでもない…要は社保料と言う税金が凄まじすぎる。ワークシェアしてる感じもあり、再雇用とパートに振れば法定福利費減るし退職金ないし利益は出ちゃうんですが、平均年齢が多分、いまの日本経済が行くとこまでいってる感じがするのは、ワシらみたいな中山間過疎地の会社に四年連続で大卒新卒が入ってるし第二新卒も取れてる。最初の囲い込み方とハネ方がワヤクソなんでしょうな…。しかもそこそこの企業でも時給換算したら給料がワシらより低い場合ががが。


 やはり人が入れ替わるのと同じく新卒入れたほうが人件費下がるしそれが10年近く続きますけぇ、そら雇いたい。経験値上がれば戦闘力も上がるし、結果的に利益か人件費減になる。でも今の高齢者再雇用とパートフル回転は、その辺がない。マジでイノベーションない。エグいっすよ、全てワシが決めてる。


 大都市圏の企業は新卒来ないと言いながらも雇いまくってある程度辞めるのも折り込みの中で利潤を確保する、その過程で壊れてる人材がウチとこに流れてきてたりする。が、最初の選り好みのハードル上げすぎて新卒でウチらに流れてきてるし、まあ優秀。今の子かしこい。


 間違いないのはソフトやシステムがハイレベルで安価になったので、間違いなく事務管理系の人員がメッサ減ってるし、これからはもっと知能要求レベルも上がる。それはトラックやバスの運転手でも。もう今、そうなってる。給与は上がる、でも最前線でやれる人と、そうで無いレベル、IQ80あたりの人たちがどうなっていくのか。土建も昔とは全然違う、ホンマに性産業的なものぐらいしか…。しかもそこに以前なら行かなかったボーダーレベルの人間が男女問わずというか女性9割でしょう…。ホンマにしっかり考えてそれこそシステムでカバーできるようにして普通に働かせられる社会にしないと地獄かもしれない