うちの会社の留学生・メモ

 弊社、毎年決まった国からの留学生が入社する決まりがあってここ十年くらいずっと必ず数人の外国人の若者がいて、2023年度の新人はモンゴルの人が3人くらい入ってくる。その中の一人が僕の受け持ちになったので色々またお話を聞いたんだけどその内容が面白かったのでここに記していく。


 なおモンゴルの人はこれで合計10人を超えるくらいうちに来ていて、そのほとんどは日本語がペラペラである。あと昨今の日本での外国人労働者の環境はひどい…と言われているけどうちの会社ではそういうことは全くないよ。日本人と同じ給料がもらえるし住宅とか福利厚生関係も充実している。


①  日本の漫画とかアニメはモンゴルでも大人気

ドラゴンボールNARUTOONEPIECEといった有名作品はもちろん
 今はチェンソーマンの人気が凄い。
 第二部が始まっててデンジ君とかも出るよ、と教えてあげたらテンションがMAXになった
 いまは怪獣8号がアニメになるのをみな楽しみにしているらしい。


 アニメや漫画が実写映画、ドラマになるのは向こうでもブーブー言われていて、ほとんどの人は僕らと同じようにがっかりさせられた経験があるので極力見ないようにしているとも言っていた。キャスト改変やいらないアレンジを加えられることは向こうのファンにも耐えがたい苦痛だってさ…


 僕が担当した子はとくに日本語の勉強をしたり外国語学校に通ったりすることもなくアニメを見ながら自分で7~8年かけて覚えたという。それでネイティブジャパニーズと意思疎通になんの問題もないレベルに到達できるというのはすごい事だと思うよ…


②  日本人の味覚とモンゴル人の味覚は非常に相性がいい
 これは十年くらい前から思っていたけどあっちの人達は日本食を難なく受け入れられるくらい僕ら日本の食事と相性がいいと思っている。勿論納豆とかくさやとかはおいといてラーメンやお蕎麦なんかはあっちの人達に衝撃を与える料理だという


 麺料理はあるにはあるけど、日本のラーメンとかうどん、お蕎麦みたいに丹念に出汁をとって風味を出す料理は食べた事がないんだってさ。特にガツンと豚骨や煮干しのダシが効いたラーメンは彼らには未知の体験で何を食べさせても喜んでくれる。あしたは何を食べさせてやろうかな