中国と中南米の経済的依存・メモ

 チリはじめ南米各国でも中国の恒大集団は単に端を発したバブル崩壊前兆ヤバす的報道が増えてんだけど、南米民的な感想として、中国経済コケたら、中華マネーをアテにしてるベネズエラボリビアやら公共セクター取り込まれてるペルーやらエクアドルやら、そして銅とリチウム売りまくってるチリや、中国元を保険に貿易決算で凌ぎつつも大統領選控えてるアルゼンチンや農産品の輸出で対中依存度高い大国ブラジルや、その辺南米大陸レベルでの超お得意様で金払いの良い客だけどガッツリ取り込んで他の販路潰して退路塞いでから中国専売依存を迫り基幹インフラ投資介入を要求する中国様が消えてしまうと、もう次のパトロンは出てこないんでね?南米(&中米やアフリカ含めて)ヤバくね?的なドンヨリムードになるんよね。


 そもそも中華マネーが大陸内にどういった投資形態でどんだけ注ぎ込まれてるのか全体像をつかんでる人もあんまりいないだろうし。中国バブル本格崩壊となると当然ながら南米域内での中国依存ってそれぞれ依存分野と依存深度と政治介入度が各国異なるから、それを鑑みつつ準備しとくべきか。


 特に中華マネーが政治に深く入り込んでる国(そもそも中華マネーに頼る時点で元々混乱した国ではあるけれど)は更に混迷すること必至よな。