恋愛結婚家庭の歴史性

 男女関連の話、おおむねすべてロマンティックラブイデオロギーが悪いし、ロマンスと労働再生産と共同体維持がセットになった恋愛結婚家庭なんて「めったに揃えられない」上がり役を狙うから良くない。歴史的には本物の上流層は結婚は家のためにして召使に家内労働分担させて恋愛は愛人としてたわけで。


 これ「上流層は不足する要素はつねにそうしてカバーしてきた」でほぼ間違いないと思う。歴史読むとわりとふつうに「愛人」とかそれに類するものの記述があるし、当時は非常に大っぴらにそうしていて、現代がむしろ情報化でみんなの目が厳しくなっただけだと思う。


 欧米圏はロマンスと共同体維持はセットにしたが、召使への家事分担はむしろいい事としてるし、日本の都市部だと共同体維持はあきらめ気味の人が多い(だから出生率下がるの当然)だし、けっきょく三つ揃えるの現実には「運と努力がないとムリ」でしょ。ないものねだりですよ。


 麻雀知ってたら、よっぽどの手牌じゃなきゃ初手から清一色狙わないじゃん。それを狙えってイデオロギーにみんな苦しんでる

 たまに「最近の日本アニメはエロしかない」みたいなことを言ってくる人がいるが、今の日本アニメは20年、30年前のアニメより、遥かに規制されてる。昔は「謎の光修正」もほぼなかったし、普通にキャラの下着見えてましたから。まぁ、信じてもらえないだろうけど。