昔の2ちゃんねる、女性向け同人作家さん向けスレッドがたくさんあったんですよね。
— 若里実 (@wakasatominori) 2020年2月8日
その中でも熱狂的ファンから自宅に押し掛けられる被害(押しかけ厨)について相談する専用スレッドまであった。
加害者は自分は転生していて、作家さんを守る使命があると信じてるケースも。https://t.co/8TYe8Ne1GY
リンク先は02年ごろ。自分は有名ゲームの勇者から転生した者で、姫の生まれ変わりに違いない作家さんを守るために来たって玄関先まで勇者のコスプレで押しかけてきたらしい。作家さんは友達に相談、友達が帰ってもらおうと交渉すると、相手からは「お前はラスボスの生まれ変わりだな」と言われる事態に。
こういうケースが無数にあり、作家さん自身もどこに相談したら良いかわからない(同人活動を周囲にバラしたくないし)から、2ちゃんねるに相談してたんですよね。この頃から同人誌の奥付に住所を載せなくなったんだと思う……
こっちは他県から遠路遥々押しかけてきた伝説的なスレッドですね……「G県厨」って呼ばれてた
sasakama.s13.xrea.com
2chをおそらく黎明期と呼ばれる時から入り浸ってた私クソ女ですが、コレには男性が女性と名乗る性別を偽り人をピンキリ騙す「ネカマ文化」と、「ネットに入り浸るのはナード連中ばかり」という偏見とそのアイコンとしてデブメガネ男が用いられる事になったのが主な要因だと思われますね。
— ナンシー毒(島) (@busuGma) 2020年2月8日
私が感じていた空気は「女への排斥思考が凄い」ではなく「女性性を名乗る者への不信感が凄い」こと。そしてそういうオタク連中のたまり場なり逆説的に自虐的なコミュニティとして(ここにいるというのはそういう人間だ的な)機能していったという雰囲気でした。
こういうのもあり、そもそもとして性別を明かすメリットが1ミリもないナード連中のたまり場だというのがまず大きいです。「半年ROMってろ」という言葉があるように文脈の無い唐突なレスは嫌われるし、それがピンキリ性別をほのめかすものであればまず嫌われて当然だった。
コニアさんが何に冷笑しているのか正直分からないし相変わらずだなとは思いつつも、少なくとも個人の体感として「女性だから2chの排斥思考の被害に遭うことは無いはずだし、あるのならばROMってろ案件」なのではないかなと思います。それこそ一人称で「私を使っただけで」叩かれるというのは、前後の文脈として何らかのやらかしをしたんじゃないかな、という感想です。