2ちゃんねる昔話・メモ

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 リンク先は02年ごろ。自分は有名ゲームの勇者から転生した者で、姫の生まれ変わりに違いない作家さんを守るために来たって玄関先まで勇者のコスプレで押しかけてきたらしい。作家さんは友達に相談、友達が帰ってもらおうと交渉すると、相手からは「お前はラスボスの生まれ変わりだな」と言われる事態に。


 こういうケースが無数にあり、作家さん自身もどこに相談したら良いかわからない(同人活動を周囲にバラしたくないし)から、2ちゃんねるに相談してたんですよね。この頃から同人誌の奥付に住所を載せなくなったんだと思う……


 こっちは他県から遠路遥々押しかけてきた伝説的なスレッドですね……「G県厨」って呼ばれてた
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 私が感じていた空気は「女への排斥思考が凄い」ではなく「女性性を名乗る者への不信感が凄い」こと。そしてそういうオタク連中のたまり場なり逆説的に自虐的なコミュニティとして(ここにいるというのはそういう人間だ的な)機能していったという雰囲気でした。


 こういうのもあり、そもそもとして性別を明かすメリットが1ミリもないナード連中のたまり場だというのがまず大きいです。「半年ROMってろ」という言葉があるように文脈の無い唐突なレスは嫌われるし、それがピンキリ性別をほのめかすものであればまず嫌われて当然だった。


 コニアさんが何に冷笑しているのか正直分からないし相変わらずだなとは思いつつも、少なくとも個人の体感として「女性だから2chの排斥思考の被害に遭うことは無いはずだし、あるのならばROMってろ案件」なのではないかなと思います。それこそ一人称で「私を使っただけで」叩かれるというのは、前後の文脈として何らかのやらかしをしたんじゃないかな、という感想です。

*1:かつての2ちゃんねるでは「私」という一人称を使っただけで排斥された、あそこは女性を本質的に排除する空間だった(大意&雑)的な記憶を大上段からふりかぶって投げ込んでくる御仁が跡を絶たない上に、それが相当にバイアスのかかった「歴史修正」しぐさのひとつであるらしいことも含めて、web環境とジェンダーwの関係とその表象wwについての問いの一環として。