選挙ギャルズ始末・メモ

 選挙ギャルズは、やっている人たちが、あそこまでやらなければならないほど落ちぶれてしまっていたことと、どうやったら信頼関係を築けるかわからなくなっているのを明らかにしただけだった。
 信頼関係が築けないから落ちぶれてしまったわけで、話かけるための言葉すら失っていたんだね。


 まあ、パレード開催前からそんな事だろうと思ってはいたが、実際に開催されたらギャルがわんさか参加するド派手なパレードだった、という可能性もあったので、あえて言わなかったわけだが。結局開催されてみれば、若者が参加したいと思えるような代物じゃなかった訳だ。



 若者に話かけるための言葉すら失っていたとなると選挙ギャルズの中の人または後援者である左派野党は若年層の問題意識をまったくくみとれていないことにもなる。だから若ぶった変な言葉遣いと変な色使いとキャラクターですり寄るほかなかった。事前に若者から話を聞こうともしなかったのは明白。


 若者の本音を聞き出して政策に活かそうとしないで、戦争反対、憲法改正反対といった呪文をギャル語風に翻訳しただけなのが選挙ギャルズ。自分たちの認知を変える努力をしないで、戦後77年使い古してきた呪文を押し付けて、それが君たちのためだというから嫌われるのがわからないのだろうか。


 選挙ギャルズがヒアリングをやっても、

   若い人「私はXXXをどうにかしてほしい」
   政党の人「でもね戦争をしないように憲法改正に反対しないとダメよ。あと国葬反対!」

となって、党の事情をよく知っている仲間内の若い人にしか話を聞いていないのではないか。
 こんな政党に誰が期待するというのか


 選挙ギャルズの後援政党が若い人の本音さえ聞き取れていないなら、他の年代、他の階層の人々の本音も聞き取れていないのではないか。いったい誰のための政党なのだろう。
 私は与党一強はよろしくないと考えているのだが、これでは与野党拮抗は無理だよね。



 選挙ギャルズの後援政党を支持していると思われる方々さえ、あまり選挙ギャルズに言及していない。これは自尊心が傷つくからだろうか、それとも苦言を呈したところで何も変わらないと思っているからなのか。
 はっきりと声に出して批判したほうがよい。選挙ギャルズは汚点どころの話でない結果を残した


 選挙ギャルズと銘打っておきながら、「ギャルとはマインドのこと。性別も年齢も関係ない」とか、はなからエクスキューズを出しているのが最高にダサかったわけで。それってつまり、真にギャルと言えるような若い女の子を、パレードに呼び込む事を諦めていたっていう証左に他ならない。