労働の現場と朗読、そして本・メモ

 朝から晩まで煙草の葉を巻き巻き。こんな単純作業もうイヤッ。そんな労働者の為に雇われていたのが「葉巻工場朗読屋」でした。
 

 米国やキューバで活躍した彼らは新聞や小説を工場で高らかに読み上げ退屈な作業を楽しいものに。しかしラジオの登場とともに彼らは徐々に姿を消し、1960年頃絶滅しました。

 「モンテ・クリスト伯」の朗読が人気あったので、「モンテ・クリスト」というブランドが出来た。

 葉巻は全然詳しくないんですが、葉巻ブランド命名の由来がそういうことであると言うのを聞いてびっくりしましたよ!

 まさしくラジオの役割の一つだったのですねぇ
 「作業のお供」

 今でも工場なんかではラジオを流しているところが多いですよね。作業のお供がないと単純な作業は辛いと思います。

 これはお客さん?の反応ありきだから朗読者は技術が磨かれたと思います😃

 実際朗読者によって全然人気が違っていたみたいですね。英語を一瞬にしてスペイン語に訳したりする朗読者もいたらしいです。

 九州の炭鉱にいたスカブラという職業みたいですね

 スカブラですか!初めて聞きましたが暗い炭鉱の中で働くにはそういう癒しも必要だったんでしょうね😄

 葉巻工場朗読屋、キューバの現代工場の様子ですが動画ありました。現代でもやってて良き。

 しっかり現代にも生き残っていたんですね!動画でこれを見れるなんてすばらしい!ありがとうございます😊

 第二次世界大戦中の米軍は広く遠い戦線に兵隊を送り込んだが、兵士は不満だった。移動時間が暇すぎる。戦地に着く前に不満が爆発してしまうことを懸念した軍は、累計1億冊以上の本を支給するプランを策定。内容も戦意高揚のようなカタい話ではなく、娯楽小説がメイン。


 ポケットサイズの暇潰しだ。


 Armed services editionと銘打たれたペーパーバックは、大戦中需要が減っていた雑誌用の輪転機を転用し、効率的に生産された。内容は全て既に作られた作品だが、様々な趣味を持つ米軍の兵士のために様々なジャンルの作品を採用。タイトルだけでも千を超える。支給された兵士は仲間内で読み回した。


 内容に対するアンケートも取られ、兵士の需要に応えつづけた。大戦後も駐留する米軍兵士への提供は続けられ、米軍が帰還するときには地元の人間に売られたり、捨てられたりすることとなるが、逆側から見れば、本来アメリカ国内で消費されていた文学作品などを大量に手にする機会ともなっていた。


 英語圏の人々や非英語圏の知識人層への影響は計り知れない。冷戦期のアメリカは自国の文化を売り込むのに躍起になっていたが、このときに意図せず齎した大量の安価な本が売り込まれた国のアメリカ文化の受容に一役買ってるのかもしれない。


 安価な本と侮るなかれ。

 横溝正史も米軍から流れてきた「And then there ware none」を読んで「獄門島」を書いたと言っていました。