いなか、の小金持ち今昔

ワイも田舎が嫌で都会に出てまた田舎に舞い戻ってるタイプの人間なんだけど「地方の小金持ちが文化や共同体にお金を出さなくなった」というのは確かにあると思う。ただその理由は小金持ち側にも庶民側にも双方あると思ってる。


ワイが田舎が嫌いになった理由の一つで今でもよく覚えているのが地元のオッサンが祭りの時に酔っぱらってワイに向かって「お前の家はカネがあるだから毎年祭りの時は100万くらいポーンと出してしかるべきだ」みたいなウザ絡みしてきた時ですかね。


ワイはその時小学生だったけどワイの父ちゃんずっと毎日仕事してて「家族で遊びに行く」となるといつも母親と兄弟で父親はいなかった記憶。唯一祖父母との旅行の時だけは参加してたな。


かたや祭りの時に集まって飲んでたら、改造車で400万使ったとか雄琴の風俗の話ばかりしてるオッサンに「カネ持ってるお前の家は100万くらい出すべき」って言われるのが本当に納得いかなかったし、こんな町に住みたくないなと思ったワイの原体験。


これは田舎に限らないかもしれないけど、そういう共同体の町内会費の管理とかを任せられたりすると「そのカネで飲ませろ」という程度の低い要求をしてくるオッサンも非常に多い。本当に面倒くさい。インドの賄賂とか不正とか馬鹿にする日本人多いけど日本人も似たり寄ったりですよ。