村木厚子、がラスボスになるまで・メモ

 Colabo問題、核心に村木厚子氏が関わってるのは事実なのだろうけど、しかし、彼女が「本丸」か?というと、あまりに露骨すぎて、却って「罠」なんじゃないかと慎重になるよ。彼女ですら目立ってるだけのカカシとか表むきのカウンターパートに過ぎない気がしてならないのです。


 非常に難しいのですが、村木氏の場合冤罪で逮捕されて無罪勝ち取ったという経歴があるので、警察や検察の介入を防ぐには極めて都合のいい「盾」になるという側面が相当あるんですよね。そもそもこう言う枠組み自体は90年代半ばから自治体レベルで散見されてきてましたし…。


 この間明らかになってるスキームとか、外部からのチェックを阻害するやり方とか、官僚主導ではなくて市民運動主導のはずですよ。官僚は後から取り込まれた側面が大きいはず。

 ・男女共同参画法が出来る前に、一部自治体での先行例である程度確立してた(世田谷区や横浜市・神奈川県など)
    → 男女共同参画法制定の機運が出て女性団体がロビー活動、成立
    → ロビー活動を行った団体が主導する形で各自治体に事業が拡大(男女共同参画センターなど)
    → 各自治体や国の男女共同参画事業が、専ら「先行例」を行った団体やロビー活動に熱心な団体の主導で構築され・排他的な構造が出来る
   → 男女共同参画事業を根城の一つにした、一部女性団体と一部宗教の強固な権益構造が確立

…と言う流れが、大体00年代中盤くらいに出来た感じですかね。


 で、男女共同参画事業は、全国に拡大した辺りから「治安対策」と融合して広められてる側面があって、それは、要は、表現規制児童ポルノ規制や反性暴力を主体とした運動と宗教が男女共同参画事業の主導権取りに熱心だった。と言う感じですね。この界隈は警察やカルトと裏で手を組んでやってきてた


 なので、官僚や官僚OBが正面に出てきたの、多分、10年代なかば・早くても10年代冒頭くらいじゃないかなぁと思います。


 村木氏に限らず、「警察官僚以外の」官僚や官僚OBがこの件で主導権を持ったりスキームを構築できてる部分は、非常に限定されるのではないか。と言う事です。警察官僚はガッツリ中枢握ってる可能性がありますけど、他の省庁はそんなでもないはずですよ。

 あの手の運動の場合いくつかあって、

  ・抗議があまりにうるさくしつこいので議員やメディアが屈服してしまう


  ・歴史的経緯から、政党や議員・議員秘書等の中の「仲間」が極めて精力的かつ組織を引っ掻き回すような動きをすることが多い


  ・メディアに関しても「仲間」を新規に送り込むのに積極的にやってきてたので、ある種のクランというかマフィアが構築されたりしてて、運動方面とメディアの相互依存関係が出来上がってる

…この辺りがポイントだと思ってます。


 この三点がセットになると、下手に逆らったらバッシングされたりパージされたりするので異論があっても黙るしかない。と言うのが、政治側でもメディア側でも常態化しちゃう訳です。異論を持つ人が極度に孤立させられやすくなるので。

 そのように指摘されると、冤罪無罪を勝ち取った時に協力者があったと考えられることは一つのポイントになる気がしますね…検察法の改正反対時などの統率されたツイートが、どこで管制されてるのかと合わせて考えておいた方がいいでしょうね。諜報スキルが幅広い組織が支援しるのかな?

 大熊由紀子ほか、障害者福祉方面のさまざまな方が立ち上がって、かなり早い時期に「村木厚子さんを支援する会」ができたようですよ。
 
yuki-enishi.com/media_shougai/…

yuki-enishi.com/media_shougai/…

 まあ発端がそっちですものね少し掘れば、国訴訟をめぐる明確な関係が出てきましたね🌚これはヤバいものを…

  菅直人略歴
    1996厚労大臣
    2009副総理
    2010総理


  村木厚子冤罪事件
    2010 地検上訴権放棄
    2011賠償認諾