からあげ専門店の衰退

以前からも言っていた
「からあげ専門店」の閉店ラッシュが
予想通り増えててひどいんだとよ。


東京商工リサーチからも発表していましたが
からあげ専門店ってここ5年で
市場規模は1200億円まで成長したけど。


たぶん右肩下がりになると予想されています。
正確には客の取り合いか。


今伸びているのは「持ち帰り餃子店」。
でもこれも同じく伸びてそのうち落ちるなと
思われていますがブーム物はそういうもんです。


市場的には「右肩上がり」。
問題は「大手が最近から参入始めた」のが
もう個人店はきつくなってくるフェーズです。
今は特に物価上がっているし。


ここで大手がやることは「資本でぶん殴る」戦略。
小規模は駆逐される。


そういうストーリーはいつものパターンですが、
そろそろこのフェーズです。


ちなみにもうわかっている方は
わかっていると思いますけど。


これ「とんかつブーム」の時と同じ流れです。
とんかつ専門店が2006年~2015年くらいまで
結構伸びてたのだけどお察しの通りですね。


今ではとんかつではなく
から揚げ屋に転身した店も多い形です。


あとは儲かっていない居酒屋なども
最近は転身する店もありましたね。
結果これもうまくいかないようですが。


またから揚げ専門店は初期費用が低い。
だいたい35万~50万でも開業可能。
コンテナや移動販売でも売れるし
なのですぐに需要は満たされる


ただフランチャイズは結構高い。
ワタミのからあげの天才とかは
コンテナコースは990万(2年回収)ほど
簡易版は380万(1年回収)ほど


そうなると「参入障壁が低い」形ですが
ライバルが非常に増える形ですね。


問題は「実はこの例で失敗した国が近くにあります。」
韓国本国の「チキン店」のことですけどね。
韓国はチキン店ばっかある国です。


どんだけあるかって?
日本の人口の半分くらいなのに
人口密度で割ったら
日本のコンビニ数を遥かに超えるくらいです。


そのため増えても「同じ数だけ潰れています」
ライバルが多いですからね。
時々日本にも韓国チキン店は進出していますがそれも大概潰れています。


韓国でも日本でもそうですが
「参入障壁が低いチキン店」は
その分、潰れやすいとデータ上は思います


あとは最近は油も小麦も鳥(業務用)の
値段も上がってきたので
原価は上がってきている形です


あまり熱が入る業界は冷めるのも
早いというかもう冷めている地区もあるはず。


大分など元々からあげ持ち帰る
文化がある県なら良いのですが
今後もいろいろ見ていきたいところですね


否定的なことばっかり書いたけど。
でも店主のみんな頑張っていると
思うけど応援しますよ!
結局生き残るところは生き残りますからね!


某大手のフランチャイズ店は
すでに去年ごろから店舗減少させていることは
やっていなかったけど地区によっては
「飽和」していると考えられて撤退フェーズ。


そんなところもあるもんな。
大手なら撤退でええけど。


東京商工リサーチの調べだと
新興企業が多いようで

そういうところは「倒産」しか道ねえもんな。
ビジネスって難しいもんですな。


参入障壁が低い流行もんは
こういうのありますからね。


参考記事:ポストコロナで宅配・持ち帰りサービス、新興企業の倒産が急増中 - ライブドアニュース
ポストコロナで宅配・持ち帰りサービス、新興企業の倒産が急増中
news.livedoor.com