ある卒業生謝辞とロスジェネ的諦観

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https://www.univ.gakushuin.ac.jp/news/ee10cfd218ece3f5748e0dc6ad9beb8ff367e79f.pdf
togetter.com
dennou-kurage.hatenablog.com
 ここまでなら、まあ、これまでもたまに間欠泉のように取り沙汰されることにあった「当世若気の至りなおねえちゃん」行状記的世相点景エピソードのひとつとして、それこそ生温かく遇されるだけでスルー、だったんだろうとは思う、かつての井上緑さんのように。*3

 ところが、これが案外な刺さり方をしたらしい界隈もあったようで、自分的にはそっちの方がいたく気になってしまった次第。いわゆるロスジェネ氷河期世代のまわりに何やらピンポイントで、というあたりがいろいろと考えるべきものを示してくれていたような。

 まぁそんな最強種だとさ、うん。良いように使われるわなぁ…。それで未来を潰されるなんて本当になんというか、言葉も出ないかなぁ。その時にね、こんな人種作っちゃいけない。子供が不幸になるって専門を個々に鍛えた結果、学習院の謝辞になるというその流れも辛い。

*1:発端はこれ。学習院大学の卒業生代表、国際社会学部は小堀奈穂子なるおねえちゃんの謝辞。コロナ禍で卒業式が中止になったのに、というかだからなのか、トンガった謝辞がひとり歩きした感は正直あったけれども。

*2:と、在学中に何やら賞を貰ったというレポート。

*3:と言ってももう誰も覚えちゃいないだろう。かつて東大駒場の「中沢事件」wの時に、朝日新聞にあっぱれ中沢擁護の投書を行い投書欄に顔写真と共に掲載された栃木県在住の女子高生。