「この☓☓☓☓!」という「差別語」

https://twitter.com/nezikure/status/1492487388236754944

今日、なんというか凄く味わい深い出来事があったんですが…
なんと申しますか…
地元の農家で洒落にならない規模の窃盗がありまして、
その犯人が日本国籍を有していない方だったワケなんですけれど
ソレに対して70代の方が
「この☓☓☓☓!」と仰って、その場の全員が
「???」ってなったですのよ


聞いた事無い言葉だったので、
犯人含め全員が意味不明状態だったんですけれど…
まぁその、スマホで調べるとすぐに出てきて、
『現代では誰も使わなくなった特定国籍の方を指した差別用語』だったらしく
キョトン・ポカンからの
「爺さんそう云うのはやめときなよ…」という流れで…


爺さんが
「オレかってまっとうに生きゆう若い衆が、何処で生まれて生きてきたかなんぞあーだこーだ言う気ぃはねっけど、コイツみたいなんは地震ンときも好き勝手やりくさったんな!人間扱いしたくねぇ!!」と、火を吹く様な勢いで…


爺さんを窘めた爺さんの家族も
「ぁー…そう云うアレかぁ…」ってなったので、
事後に駆けつけたヤク物も口出しはしませんでしたけれど、
コレ、多分世の中でも
差別用語を使った事』だけに注目して
爺さんを悪者にする案件がいっぱいあるんだろうなぁ…みたいな…しんどい気分になりましたわ…


爺さんはこの件、
『完全に被害者』ですのよ。
なにせ被害総額が洒落にならないですし、
そうでなくても『窃盗の被害者』で、
器物損壊に不法侵入もされてる。
もし一歩違ったら、爺さん自身が直接危害を加えられていたかもしれない。


ヤク物はこういう場合、
『事例を分ける』様にしてるですのよ。
『窃盗』と
差別用語の使用』は別件であって、
「そう云う事を言ってしまうと爺さんが損をするし、味方もしづらくなってしまうから勘弁してくれ」と。
爺さんに我慢や分別を要求するのが、ちょっとだけ申し訳ない案件なんですがね…


絶対に『被害者の落ち度』だけしか眼に入らなくなる人間は居る。
そう云う人から被害者を守るには、
対処法を周知して、落ち度を消しながら戦うしか無い。
ホントに、洒落にならないんですけれどね…