宅八郎氏に関しては謹んでご冥福をお祈りすると共に、オタクとしてはかなり複雑な感情持ってる
— とど丸@ご昭和下さい我の名を(令和だよ (@todomaru2) 2020年12月4日
それなり以上の年齢のツイフェミが想像する「気持ちの悪いオタク」のロールモデルであり、宮崎事件で世間についたオタク≒危険人物の評価を固定した人物だからである
あと小林よしのり氏のゴー宣(最初期版)を掲載誌から追い出した元凶の一人であり、他にもオウムに批判的なライターを叩きまくるコラムを書いたり訴訟を起こしたりと
オタクを叩く姿を含め、明らかにオタクじゃなくサブカル側の人だったのよね
何でこういう結論になるかというと
オウム真理教が出た当時、オタクからすると胡散臭い団体であり自分達への矛先が逸れるかも程度の目線で見てたのに対して、サブカル界隈は閉塞した社会に新しい価値観を吹き込むメシアだと持ち上げたんですよね、理解できる俺すげぇって立ち位置で
だから実被害を追ってた江川紹子氏や有田芳生氏が邪魔で仕方なかった
小林よしのり氏を含めてリアルに暗殺計画があったと言うんだからどれだけヤバい集団かご想像いただきたい
実際サリンテロもやったしね
極めて幼稚な動機で動いてたのに、下の人間や実行犯が頭良かったせいで大事になったという事例
宅氏に関して何で総括されてないかといえば、ご本人訴訟を乱発して批判されたら反論ではなく名誉毀損(民事)で噛み付く人として名前を売ったから
そらもうしばき隊も真っ青な勢いよ
誰だって触らないわな
宅氏がサブカル側であるもう一つの証拠がご本人の肩書である「オタク評論家」
「評論オタク」じゃないのよ(このスタンスに近いのは多分青の人)、オタクを観察批評する立場だって言ってるんだからオタクではない、じゃあ何か?サブカルだろうという
宅八郎が死んだ、ということで普通はお悔やみモードなんだろうけど、私にとっては当時バラエティーで徹底的にオタクイメージを悪くし、その後、何十年もその残滓にとらわれているきっかけになった人物だけに、ざまあ としか言いようがない
— fam (@fam256) 2020年12月4日
当時は宮崎事件の記憶も生々しいころ。とんねるずの番組でいじられりことで「クラスに必ずいた漫画やアニメが好きな生徒(自分も含む)をバカにしてもいいキャラ」にされた。こっちは日陰でこっそり楽しんでいるだけなのに
例えるなら石の裏の虫を掘り起こして天日にさらし、水をぶっかけて逃げ回るのを笑う、そんなことが「面白いこと」であるというキャラ&番組内容でとんねるずと番組制作者の悪意しか感じない内容だった。
後に彼は「あれは番組用のキャラだった」と言い訳したが、それこそオタクの自分の怒りにもっと火をつけた。てめえのおかげでどれだけ当時のオタクが後に苦労した、社会的偏見に傷つけられえたと思ってるんだと!
今でこそオタク文化は日本中に「当たり前に」あふれていますが、宮崎事件以降の社会の空気は「オタクの魔女狩り」にあたる、それこそマンガやアニメが好きという事さえ言えない時代でもあり、その残滓は今もある
そんな中、高視聴率バラエティー番組で「いじってもいい、ひどい目に合わせてもオタクじゃない側にとって笑えるキャラ」としてオタクを演じた、そんな人物
だから、お悔やみなどない。もう四半世紀以上オタクの私、そして、オタクだったことが今の仕事につながっている自分としては、彼の死をざまあみろ!としかいえない。
だから昨今のLGBTQ問題などは当事者でなくとも彼ら、彼女らの苦しみがわかるつもりだ。少数派である、というだけでいじられ、傷つけて笑いものにしても良い、という風潮はいまだに多く存在する。
同じとんねるずの「保毛尾田保毛男」というキャラも、当時存在した性的少数者をどれほど「笑いで」傷つけたか?また、バラエティー番組がそれを助長したか?それと全く同じことをこの宅八郎にされた。
宅八郎がおこしたオタク時代を思い出して、ちょっと長文で書いてみた
plaza.rakuten.co.jp/fantag/diary/2…
宅八郎の件で、今、それこそマンガやアニメ、ゲームを楽しんでいることが「当たり前」になっている時代と、彼がメディアで取り上げられ、公然とオタク迫害が行われていた時代とのギャップをふと考えます。
当時私は中学から高校にあたる時代で、学校のいわゆる漫画研究会に所属し、マンガ絵を描いたり、同人誌を作ったり、とはいえ、当時の学校の方針で「体育会系の部に入らなければいけない」というよくわからない規則で軟式テニス部にも所属していた(後半幽霊部員でしたが)タイプ。自宅ではパソコンでゲームを自主製作したりと、そういうタイプで。コミケにも晴海会場時代に夏休みに長野から希望部員で遠征して、なんてこともありました。
で、そこで起きたのが例の宮崎事件。当時にも年に2回、東京でコミケで大勢のオタクが集まるイベントを開ける(当時は10万人ぐらいでしょうか)程度のアニメ、マンガ、ゲームカルチャーはありました(地方でも小さな同人即売会などは行われていた)が、一般にはまだまだ知名度が低かった時代。それが事件によって「オタク族」という言葉と共にメディアに注目されるようになり、しかも「初手が凄惨な殺人事件」という、最悪のイメージで世間に広がってしまったんです。結果、コミケで売られているエロ同人などをとりあげて「こんなものを描く連中がああいう事件を起こす!オタク族は性犯罪の巣窟」みたいな、そういう感じ。と、同時に事件を加害者本人の問題、というより、その人物の属性(趣味)でとらえて報道する典型的なバッシング方法でした。
しばらくしてテレビに現れたのが件の「宅八郎」というキャラクター。ひょろっとした体に眼鏡をかけ、長髪で手にマジックハンドを持ち、当時トップアイドルだった森高千里のフィギュアをペロペロ嘗め回す、という行為をバラティー番組で「役として」演じていた人。そしてその異常なキャラクター性を番組内でとんねるずなど体育会系芸人にいじられ、馬鹿にされ、ひどい目に合うドッキリなど仕掛けられて番組内で笑いものになるキャラでした。
今と違ってネットはなく、テレビの影響力が絶大な時代です。
結果どうなったか?最悪の形で始まった「オタクな人」のイメージを当時完全に定着させてしまった。
「オタクってこういうことをする人なんでしょ」となってしまった。で、その効果は学校や会社などに波及する。クラス内に必ずと言っていいほどいる、内向的で漫画やアニメが好きな生徒をいじる(バカにする)格好の材料になるのだ。
たとえば手元に当時のコミケカタログ(コミケの40回のもの)があるが、マンガレポート(当時のオタクの状況を一コマで書くコミケサークル参加者の投稿漫画)には「隠れオタ」なる言葉がたくさんある。これは「クラスなどの組織で漫画やアニメが好きだと知られることを隠しているオタク」で、今でもあるけど当時は比べ物にならない、それこそ誇張でなく、迫害レベルの差別を受けた時代なんです。
その大きな要因を作ったキャラクターが宅八郎であり。当時のバラエティー番組なんです。以降、その残滓は何十年も引きずられていて、いまだにネットで「チー牛」なる言葉でバカにするような、「オタクは馬鹿にしても許される」という社会的認知を産まれさせたアイコン的な人物でもあります。
これに関して「宅八郎はあくまで当時のオタクを誇張しただけで、彼がいなくてもオタク文化は別の人によって馬鹿にされていた」という人がいますが、ここまではひどくならなかったと否定できる。というのは、宮崎事件以前にもアニメや漫画普及の土壌はあり、特にアニメでは宇宙戦艦ヤマトやガンダム、宮崎駿作品、マンガではマガジン、サンデー、ジャンプなど雑誌が売れていたように、すでにオタクカルチャーの理解の土壌が少しづつ作られていた時代なんです。(このは島本和彦の「アオイホノオ」の時代でもあり)そのせっかく育ててきた、ようやく漫画やアニメが一部マニアだけのものではない土壌ができつつあった時代に、その土壌に大量の毒をぶっかけ、少なくとも一般と呼ばれる社会認知を大きく歪めてしまった、彼らテレビバラエティー制作側の「面白さ」のためにめちゃくちゃにされた土地でもあります。
また、「オタクがいじられたのは本人の性格に問題がある」って人がいますけど、それこそなにも悪いことをしていない、クラスの片隅で絵を描いているような大人しい生徒をバカにするために「オタク」という流行の記号でいじって楽しむ、この行為をする側に正当性など何もないと。わかりやすい例では、当時私の学校の文化祭で、漫画研究部の展示物(同人誌やイラストなど)が開催中に何者かによって破壊、「オタク死ね」の落書きをされたことがありました。(犯人は見つからず)。この手の嫌がらせは規模や内容は違えど各地であったかと。
その後のオタク迫害の歴史は調べていただければと思いますが。だからこそ、私はこの人物を許せないわけです。(余談ですが、藤子不二雄A先生の「まんが道」でも、終戦直後、子供だった先生が漫画を描くことでいじめられる描写があります。当時もいたクラス内のマッチョ系男子の攻撃対象として、こういうオタク趣味というのは格好のえさになるんだと)
私は今、40過ぎましたが大手ゲーム会社でゲームを作るという、それこそオタクな仕事をしています。今の自分があるのはこういうオタク文化につかり、そこからいろんな技術や能力、面白さを知ったからこそ。だからこそ、彼の死に対して一部で「彼はオタクというものをメジャーにした立役者」みたいな取り上げ方をする報道には憤りを感じるのです。
興奮して長文になりましたが、あの時代、彼によって負わされた負債はいまだに残っています。
「もう過ぎたことをぐちゃぐちゃといっている」のではありません。今の漫画やアニメ、ゲームが大人でも気軽に楽しめる時代を作ったのは、彼やバラエティー番組が荒らした土壌を30年も根気つよく、地道に耕しなおした「好きなものを愛する」本当のオタクたちです。そのことを忘れてはいけません。
お前達おたくが気持ち悪いからバカにされてるのを人のせいにした挙げ句故人を侮辱
これはおたくがバカにされるのも納得ですわ
何人であろうと「何もしていない人間を飯のタネに馬鹿にする側を許すようなタレント」を「人のせいにした」とは言われないよ。お前の顔、気持ち悪いな!これを「恥辱された側がわるい」にすり替えられる
宅八郎がキモオタのフリをしてとんねるずみたいなのにイジってもらってTVに出るわけだ。すると翌日には日本中のとんねるずワナビーが自分の身近にいるオタクに目をつけて、「お前もカバンからマジックハンド出して見せろよ、お前今日からハチローな、返事しろハチロー!」とかやる。本当に酷かった。
— すずもと (@aruto250) 2020年12月4日
宅八郎は「自分一人を売り込むためにオタク全員を踏み台にした」人物という印象だったが、本人は「敢えてキモオタの振りをしていただけ」という話で完全に印象は最悪になってしまった。
そういう「オタクいじり」を安全圏から余裕をもって眺めていられたかどうかがオタクとサブカルの違いなんだろうな。どこかで見た「オタクとサブカルの違いとは異性からのモテを手放さない、失っていないこと」みたいな分類を考えれば。
十代の頃に趣味を共有して一番仲の良かった友人が次第にサブカル色を強めていき、彼が大学卒業間近になる頃に絶縁してしまったのだが、頭のいい彼が大学に入った頃からしばしば言っていたのが「頭のいい人間がバカをやるのが面白いんだろ」だった。今思えば宅八郎と同じタイプの人物だったのだなあ。
90年代前半の今で言う「陰キャいじり」は宮崎勤、宅八郎、冬彦さん、保毛尾田保毛男が鉄板でしたね。例え実際にアニメ好きとかではなくても関係なく、運動オンチとかで弱そうなら何でも
— アデノシンちゃんリンシャン (@tora_to_kuro) 2020年12月5日
宅八郎は、明らかに奇人変人の類でしかないが、「変人だからキモい」を「オタクだからキモい」にすり替えて一般世間に認知させた芸人である。
— はんてん (@lister004) 2020年12月5日
つまりオタク差別の便乗者でしかなく、一般の漫画好きにとっては迷惑千万な者だったりしてた。 https://t.co/Wfe779991O
宅八郎はオタクというより、迷惑系YouTuberに近い印象がある。
— かつて敗れていったツンデレ系サブヒロイン (@wak) 2020年12月5日
宮崎勤、宅八郎と来て、宅八郎の仕掛け人のテリー伊藤の名前が出ないのは片手落ちだろ。って言われると「まあその通りなんだけどまだくたばってないからあんまり本当の事を言うと訴訟になるからな」ってなる奴がな。 #別に正当な批評の範疇であっても訴訟で時間を使いたくないのはわかるし
— MIB@C98-2日目西I-34b(エア) (@MIBkai) 2020年12月5日
TV電車男で電車が1/4?マチルダさんを拝んでるのは宅八郎の森高千里フギアを彷彿とさせるし宅がアニメバッグを提げてるビジュアルからコミケ美少女紙袋がハレの場から帰宅時の自虐アイテムに進化してきた様に見えなくもないしフェイクオタク宅八郎の発信した記号を始点にしたものは結構ある様に思う
— 裏庭映画保存会 (@uraniwamoviecom) 2020年12月5日
①現役のオタクの世代にとって宅八郎は下手すると生まれる前の人なので、そもそも存在を知らない
— こなたま(CV:渡辺久美子) (@MyoyoShinnyo) 2020年12月5日
②当時からの世代にとって宅八郎はオタクの表象の露悪的なキャラクターにしかすぎない
③オタク評論家と言いつつ活動の場はメジャーなテレビ等だったので極地でオタク活動してると名前を知る機会が無い
宅八郎という人を歴史としてしか知らないのであまり言えることがないが、年上のオタクたちがすごい顔になっているのだけはTLから伝わる。
— プルフェイド・リュパール (@purufeido) 2020年12月5日
昔とんねるずの番組で見た宅八郎氏が本当に最悪だった。一般家庭のゴミを漁って小5の子の初潮の痕跡に興奮する、という酷い有様であれがオタクと思われるのは本当に苦痛だった
— Watts (@Watts_D8) 2020年12月3日
宅八郎こそ80年代後半から00年代まで続いたオタク差別の元凶だった事をな、忘れてはならんでち。
— でちでち@誰もがVRの力を借りる未来を。 (@takaoyome3) 2020年12月4日
彼自身はオタクじゃ無い。メディアが望むオタク像を演じた単なるピエロに過ぎんのです。 https://t.co/BLqsy3YXuZ
宅八郎死んでいたのか。
— Java-lan(ポータブル) (@lan_java) 2020年12月3日
物凄く良い風に書いているが、あいつのしたことはオタク文化を徹底的にカリカチュアし、貶めた事だからな。
80年代にオタクが迫害されたその一助を担っていたくせに非難する人間を裁判すると脅し、多くの人間を非難を封殺してきた。
…ともあれ冥福だけは祈ろう。 https://t.co/klcJOvYRnh
宅八郎なんてオタク文化から抹殺されるべき存在だろう。
— Java-lan(ポータブル) (@lan_java) 2020年12月5日
今までだって誰にも話題にしてなかったし、これからもされる必要は無い。
なぜ誰も「オタクが差別されていたその原因」に、宮崎勤と並んで、あいつの名前があげられなかったのか。
奴のやった事実を顧みれば、わかるはずだ。 https://t.co/krB1O9ukE7
そもそもオタク界隈に対して異様に攻撃的だったのって89年よりも前からで
— 相沢タツユキ (@Tatsuyuko) 2020年12月6日
レモンピープルや漫画ブリッコ、後だとパソコンパラダイス系の記事でオタクに対しての攻撃性マシマシな記事はずっと乗ってた
彼らサブカルライターが自分たちを売り出すための道具としてオタク攻撃は終始利用され続けてた
TV電車男で電車が1/4?マチルダさんを拝んでるのは宅八郎の森高千里フギアを彷彿とさせるし宅がアニメバッグを提げてるビジュアルからコミケ美少女紙袋がハレの場から帰宅時の自虐アイテムに進化してきた様に見えなくもないしフェイクオタク宅八郎の発信した記号を始点にしたものは結構ある様に思う
— 裏庭映画保存会 (@uraniwamoviecom) 2020年12月5日
テレビのみで彼を消費してた時代は知らぬが故、単純に恨んでました。彼の存在がイジメを助長してましたし…実害もありました。でもその後ネットの時代になり彼のバトルスタイルが目に入った時「彼はいじめられっ子じゃない、関わっちゃアカン奴や…」と恐怖に戦きましたね…生っちょろい自分には… https://t.co/0UU8nNJQmc
— コインにこいれる (@rancid2) 2020年12月5日
宅八郎って「オタクの物真似をしてオタクを嘲笑うことで一儲けした人」でしかないんですよねえ。 https://t.co/JYmiKMcXs9
— KGN (@KGN_works) 2020年12月6日
宅八郎さんの訃報を聞いて画像検索したら、垢抜けててびっくりしました。
— ロバート (@1967alabama) 2020年12月3日
←大分前にテレビによく出てた頃。
→最近。 pic.twitter.com/PFP3Ohq9uf