経済

「バブル」考・メモ

なるほど、「崩壊への懸念」というニュアンスで「バブル」という言葉が出てきたというのはやっぱりメタ的な話だよな。https://t.co/p0gw890syN— 黒猫亭(CV:大塚明夫) (@chronekotei) 2020年1月17日 この辺の記述を見ても、日本の地価高騰をバブルではない…

ヴィレバンのファッション人文系

チョイ昔までファッション人文系ってのは存在したのだビレバンで売ってる有名な社会学や哲学の本を読んでることを自意識の中核にする地方のロスジェネとかだしかし今、考えるとそれが文化の底上げになっていたし意外と大切だったややこしい自意識による弊害…

新卒一括採用の功罪

ぼくはもともと新卒一括採用には否定的なんだが、採用やってみてちと認識が変わった。日本の場合、厄介な解雇制限と言う奴があって、必要な時だけ高額なスペシャリストを雇って、不要になったら解雇と言うことができない。なので、中長期前提の仕組みになる…

親より豊かになれない世代・メモ

まだ大学生の頃、父の源泉徴収票を見たら1000万を超えていた父はごく普通の地方のサラリーマンで課長だったので俺も将来はこれ位は貰えると思ってた。あれから30年、それは絶対無理という事が分かった。これが中産階級の壊滅だ+消費税、年金保険料賞与控除…

オウムとブラック環境・メモ

*1 オウムの事件が怖くて怖くて、あんまり怖くてちゃんと見なかったから。オウムの影響は労働環境に飛んだと私は思ってるよ。オウムが経営してたお弁当屋さんにパソコンショップの利益率!人件費削れば儲かる、洗脳したらただで働くってのばかり、広まったと…

謎の「100億」伝説

*1 売上一兆円を超す大企業三社から言質取れたのでほぼ間違いないと思われる。どうやら、「うちみたいな大企業なら、100億は売り上げないと新規事業として成り立たない」という、意味不明の言説が日本の大企業の開発陣を呪縛してるらしい。不思議と、三社そ…

香港事情・メモ

まあ、日本とは事情はちゃうけど、市中銀行の資金流動性がいくら潤沢でも、それが市民生活を必ずしも豊かにせんゆうことが、ここ15年くらいの香港の不動産バブルから見て取れると思う。— ノラ神主ぴーちゃん 反緊縮 Pete the Stray Shinto Priest (@PeterYok…

旧国鉄エリジウム

*1 国鉄時代はこの種の利用債引き受け新製車を全く縁も所縁もない路線に投入し、利用債引き受けた地元には使い古しのゴミを回していたんだよなぁ。呉線電化では地元首長出席の式典で油臭い73系がやってきて、出席首長らがこんなボロの為に高額の利用債を引き…

モノと知性の乖離・メモ

*1 津田氏に限らないけど、何か実力もようわからんのにチヤホヤされて発言力が大きくなって、何かの拍子にメッキが剥がされるって本当によく見るよな。実力があり、丁寧な仕事をしているのに目立たない人ばかりな世の中だからこそ、そういうのし上がり方には…

もうひとつの「無敵の人」群・メモ

https://twitter.com/yontengoP/status/1161913426278412290 *1 で、この手の手合ってのは よく言われる「追い込まれたタイプ」の無敵の人とは違う そもそもが、捕まろうが批判されようがお構いなし、 何故なら「俺が至上だから、周りがどうしようが関係ねえ…

外資規制の必要・メモ

*1 消費税を下げて法人税を上げる。昔だったら、税金で取られるくらいなら、と人件費を上げる風潮があっただろうけど、今なら「もっと効率よく利益を出せる手法に切り替える」だろうから。日本人クビにして安く移民を使うとか、ロボットに切り替えるとか。 …

修正資本主義の更新を・メモ

*1 AIが仕事を奪い、失業者で溢れかえる時代が来る、創造性のない人間は低賃金に甘んじなければならない・・・と言われている。しかしこれは、AIをスケープゴートにしてるだけではないか。雇用を奪い、多くの人々から収入を奪っているものの正体は、違うのでは…

ロスジェネ激怒の「2,000万円@65歳」

金融庁の本意や真意がどんなものであったにせよ、「65歳までに2,000万円くらいは貯めておかないと危ない」という受取り方をした世間一般の、「老後」への危機感の内実こそが問いの焦点。もちろんそこに「年金」という公的保証制度についての不安や不信感などが複…

おもちゃとおもちゃ屋の民俗史・メモ

*1 「おもちゃ屋」(商品としての玩具商)という商売は戦後、おそらく昭和20年代末あたりから都市部で「儲かる商売」として増えていった経緯があるのではないか、と以前から推測。「おかし屋」(駄菓子屋でない)などと共に子ども相手の商売として。玩菓組合の結成…

倭サヨのマゾヒズムとグロバ強欲商人の悪魔合体・メモ

*1 富裕なリベラル様が国なんか要らねえ世界はひとつなんてイマジンしてるの、なんの事はない国境って横の線を貧富って縦の線に置き替えてるだけや。— bibibi (@burubur56030897) 2019年5月28日 そこに付け入るのがアマゾンやグーグルなんだよね、あなたのよ…

創作と「工業化」・メモ

「物語は工業製品的につくれる」という主張は、おそらく70年代くらいまでの浪花節的な「創作は心! 魂!!」という考えと、ミカン箱を机代わりに孤独にコツコツ描く、というストイックな「文学のイメージ」の反動から来ているもので、私の知るかぎり80年代の…

「終身雇用」という伝説・メモ

*1 終身雇用と年功序列は日本の伝統だと言われるけど、これが企業文化として定着したのは戦後になってから。戦前は数年で勤め先を変える事は珍しくなかった。経営の心掛けには「備品の管理を徹底すること」がよく挙げられた(辞める時に会社の備品を持ち出す…

「単純労働」のイメージについて

トラックの運転手は、会社の指示で集荷先に行って伝票を受け取り、伝票通り荷物が揃っているかチェックしなければいけないし、積載量だって法律で定められているからその事も頭に入れないといけない。他には総ての荷物が同じ形とは限らないので上手く積み込…

コンパクトシティ是非・メモ

*1 一連のコンパクトシティの考え方そのものは行政も政治も持っていて、ハッキリ言えば自治体大合併や学校の大量統廃合もこの一貫なんだが、居住コストや生活コスト、農業維持による治水治山保水効果、農機具や過疎地のためのバスなどを購入することでのメー…

経団連≒種籾じいさんと思い込んでいるモヒカン説・メモ

*1 経済界「終身雇用なんて無理。全員非正規にしたい」経済界「新人教育なんて無理。全員即戦力だけ欲しい」経済界「残業代なんて無理。なくても働け」経済界「定期昇給なんて無理。安いままで働かせたい」経済界「おかしいな? 人手不足だ。腕のいい技術者…

「新衰退国」の認識を

もとは書評の記事ですが、読んでみたくなる書評、ですね、これは。 書評で本こさえられるくらい、書評仕事は断らずにやってきたあたしですが、(理由……最低、その本がもらえる(*^^*)) こういうのは商売としての書評のガイドラインになります。 日本の「近代」…