日本

モラハラの特徴と韓国の同一点

*1 モラハラの特徴と韓国の同一点①〇自分がどんなに不幸か、どんなに惨めか、涙ながらに語って同情を誘います。 〇相手の心を掴んだと確信した瞬間、豹変します。自分ではなく、そうさせた相手が悪いとこじつけます。 pic.twitter.com/KHewsNEeFI— team-tk (…

おかんアート・考

「おかんアート」の成り立つ環境。「何かの時に役に立つ」と思って確保しておいた何らかのブツ群が日常にたまっていること。空き箱空き瓶等、何らかの「器」的なもの。そういうブツをためこむ手癖習い性が身についているような「おかん」が作り出す環境。 あ…

ロスジェネ激怒の「2,000万円@65歳」

金融庁の本意や真意がどんなものであったにせよ、「65歳までに2,000万円くらいは貯めておかないと危ない」という受取り方をした世間一般の、「老後」への危機感の内実こそが問いの焦点。もちろんそこに「年金」という公的保証制度についての不安や不信感などが複…

続・ひきこもり、について・メモ

*1 家庭内で暴力が出ているケースは、外部の人には暴力が向かわないとの斎藤環氏の知見は、全くその通りだと思う。家庭内暴力とは、もしかしたら自傷行為の変形かもしれないと思ったり。 *2 cocorono.jp 家庭内暴力は放置すると殺傷事件にまで発展しかねない…

ひきこもり、について・メモ

自殺したい人々 (宝島SUGOI文庫)作者: 別冊宝島編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2008/09/18メディア: 文庫 クリック: 74回この商品を含むブログ (2件) を見る かつての別冊宝島のうち、文庫化されてたりするのがなにげにあったりするんだが、そのうち…

140年前の米大統領訪日

*1今から140年前・明治12年7月、ユリシーズ・グラント米前大統領が新富座で歌舞伎観劇。新政府発足以来超弩級のVIP、座元守田勘弥はじめ、貴顕紳士が接待に励んだのでありました。グラントは北軍の英雄だが、在任中は汚職頻発。「最悪の大統領」とも。 p…

「終身雇用」という伝説・メモ

*1 終身雇用と年功序列は日本の伝統だと言われるけど、これが企業文化として定着したのは戦後になってから。戦前は数年で勤め先を変える事は珍しくなかった。経営の心掛けには「備品の管理を徹底すること」がよく挙げられた(辞める時に会社の備品を持ち出す…

クロウトの結界

不特定多数の視線や意識にムダにさらされるような環境や立ち位置に自ら好んで身を置こうとする(≒目立ちたいor有名になりたいor輝きたい)ことは、世間一般その他おおぜいな普通にとってはおのれの輪郭崩して自意識アキラ化してゆく危険性が大きいわけで、な。…

コンパクトシティ是非・メモ

*1 一連のコンパクトシティの考え方そのものは行政も政治も持っていて、ハッキリ言えば自治体大合併や学校の大量統廃合もこの一貫なんだが、居住コストや生活コスト、農業維持による治水治山保水効果、農機具や過疎地のためのバスなどを購入することでのメー…

日本語環境の「戦後」・雑感

トラやんの「壁作るで(´・ω・`)」戦法はミもフタもないが「国家」という準拠枠をもう一度再起動させて「市場」に「近代」の規律を再度徹底させてゆくで、という意味では「失地回復」運動みたいなもんだわなあ。 グローバル資本(だか何だか)が「国家」だの何だのの枠組…

寅さん50周年、のワヤ

山田洋次と松竹の迷走暴走耄碌っぷりは、ついにここまで来た。\最新情報❗/ 新作映画『#男はつらいよ お帰り 寅さん』の主題歌が決定!記念すべき50周年・50作目に華を添えるべく、#サザンオールスターズ の #桑田佳祐 さんが主題歌「男はつらいよ」を…

「妬み」とアナーキー

もっと以前から。一億総中流と言われた時代、「どこの馬の骨とも知れない連中がまともな家に住んで自動車乗り回すのはおかしい」というエリートの妬みのようなものがあり、それが構造改革運動の萌芽となって次第に感染蔓延していったというのが自分の見立て…

人はいかにして「出羽守」になるのか、問題

人はいかにして出羽守になるのか問題。自分自身の見聞や体験が新鮮で刺激的であればある分、その見聞や体験と紐付けられた「現場」性を至上と思ってしまう心性がまず前提にあるんだろうな、と。*1 それまで形成されてきた自分にとっての現実に何にせよ不満や…

「明日があるさ」の現在

いまどき若い衆は真面目で優秀だよ、礼儀正しいしちゃんと考えてるよ、と言う人がいる。だから、時代は昔よりずっと良くなってるんだよ、とつなげてゆく。「進歩」を、時代が「良くなってゆく」ことを信じている。そういう意味では正しく「戦後民主主義」的な向…

「異物」の〈リアル〉、について

*1 めくら、つんぼ、おし、その他いわゆる「差別語」を抑圧してきた結果、そういうことば自体を知らない若い衆世代がすでに30代以下になっている昨今だけれども、それって現実認識にも当然影響与えてるはず、ということは前々から言うとるが、当然、マンガや…

「よそごと」グローバリズムからの「復員」

本邦のジャーナリズム、少なくとも活字/文字が中心の紙媒体、大手新聞から各種雑誌などを舞台にしたそれらにとって、現在ほんとうに必要なこと、求められているものとは、という問題に関連するかも。日本のバナナの約3分の1のシェアをもつ「スミフル」(…

「おとな」と「小僧」の正しい関係

*1 広澤虎造のあの次郎長伝の、あれは確か荒神山の決闘だったか、小僧っ子が一緒についてゆくときかないのを「おとな」が敢えて叱って追い返す、でもその小僧はひそかについてきてて危機一髪を助け「借りは返したぜ」と捨て台詞、そこに「♬粋な小僧もあった…

人文〈知〉の雅量、について・メモ

*1 専門家であればあるほど、プロフェッショナルと自他共に許すならなおのこと、〈それ以外〉の世間一般その他おおぜいに対する雅量や寛容、人文〈知〉本来の愛嬌や人のよさなどまで含めて身につけようとしておく、それこそが人文系の信頼回復への迂遠なれど…

プライマリーバランス、という妄想・メモ

いわゆる財政均衡、プライマリーバランス論、というのは案の定、現代社会における「民俗」であるらしいこと。Twitterより。 んー、プライマリーバランス論も妄念の類じゃし、全て実体経済のデフレ状況のせいにくくるのもまた、妄念の類じゃと思うのよな。つ…

もうひとつの歴史修正、と「老害」

*1 もうひとつの歴史修正、何も若い衆世代だけでなく年寄り世代の、それも一般人でなくインテリ知識人の、しかも現代史の専門家と自他共に認める/られる仕事してきたような大御所級御仁までもが「え?この程度の知識認識なん?」と驚くような手抜かりぶりを…

「地方」「イナカ」「農山漁村」が存在しない「日本」像

*1 大衆社会の〈リアル〉を、自前でことばにしてゆくのでなく、それより先に洋モノ輸入品メガネを介してああでもないこうでもないと言い合う芸風、それはそれとして、同時に手もと足もとのポンニチ文脈でその「公共」なり「世間」なり何なりがどう維持され変…

「ブラック」環境とポンニチマインドの関係・メモ

日本人って話し合ったり議論したりした結果、より良い結論が出たり、それによって良い結果につながったりってことになるの、実はものすごく確率低いんじゃないだろうか。特にここのところずっと。 「闊達な議論」だの「忌憚ない意見交換」だのなにだの、それ…

刺青と「あの世」の通底・メモ

*1 入れ墨、文身にしても、それを「背負う」際にどのような意匠を選ぶのか。単に強そうだから、脅しが効きそうだからといった理由だけでそれらが選ばれていたと考えるのは、貧しい発想だろう。 文字を使うか、絵柄にするか。しかしこれは「文字」と「それ以外」…

中沢新一(笑)が「緑の党」(脱)を

いやあ、そう来ましたか(*^^*ゞ かつてのオウム真理教の黒幕&思想的支柱(苦笑)で真性思想犯バリバリの御仁が、あっちに日和りこっちによれての大学渡世の幕切れが見えてきたこの時点で新たな商売ネタで蠢動、ってところですかね。 いずれにせよ、背景と資金…

ある返信――3.11以降の「原発」言説の向こう側

*1 昨今の「原発」をめぐる言説については、いろんな意味で「戦後」パラダイム(苦笑)がすでにグズグズになったことを反映しているなあ、と思って見ています。 「原発」そのものが本質的に安全か危険か、という観点からだけでものを言いたがるのが、反対派賛…

子どもの「貧困」

横浜は寿町ですから、例外と言えば例外かも、ではありますが、いまどきの「格差」だの「貧困」だののあり方を計測するものさしにはなるかと。 日本のスラムから家族が消えてゆく過程は、戦後とりわけ高度成長期に特徴的なもの、とされていたはずですが、いま…

無人販売所、御難

これ、長野に限らず、また昨日今日の話でもなく、以前から言われてたことですが、メディアの表面に取り上げられる程度に「問題」として認識されるような条件が整ってきた、ということかも知れません。ミもフタもなく言えば、社会の流動化を考えなしに押し進…

「新衰退国」の認識を

もとは書評の記事ですが、読んでみたくなる書評、ですね、これは。 書評で本こさえられるくらい、書評仕事は断らずにやってきたあたしですが、(理由……最低、その本がもらえる(*^^*)) こういうのは商売としての書評のガイドラインになります。 日本の「近代」…

とある「近未来」

もともとwebでの拾いものだったのですが、「危機」がどのような「不安」に裏打ちされてnarrativeとして整えられてゆくのか、を考える上で、そこそこいい素材だと思ったので。 村上龍あたりが速攻で書き飛ばしてひと商売しそうなテキスト、ではあります。ある…

「日本はまだ大丈夫」説の構造

あまりに悲観説ばかり横行している分、こういうカウンター言説も当然、出てきます。 政治と官僚のコントロールが壊れ始めてるものの、民間の、とりわけ技術面でのアドバンテージというのはなるほど、蓄積はあるし、まだ十分余力はある、という見方は理解でき…